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公開番号2024015477
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-02-02
出願番号2023185682,2022115365
出願日2023-10-30,2022-07-20
発明の名称水と肥料の混合装置及び水と肥料の溶液の調製生産ライン
出願人青島理工大学,QINGDAO UNIVERSITY OF TECHNOLOGY
代理人個人,個人,個人,個人
主分類C05F 11/06 20060101AFI20240126BHJP(肥料;肥料の製造)
要約【課題】水と肥料の混合装置、水と肥料の溶液の調製生産ラインを提供する。
【解決手段】本発明は、材料受け本体、接続本体と内側の研磨ブロックを含み、材料受け本体は、材料受け本体の縁に、垂直に配置された第1のチャネルが設置されており、接続本体は、材料受け本体の底部に固定されており、第1のチャネルと連通する第2のチャネルが設置され、第2のチャネルの底部は緩衝ビンに連通し、緩衝ビン内には推進ブロックが設置され、推進ブロックは、接続体の半径方向の動きを駆動するための駆動機構に接続されており、内側の研磨ブロックは、接続本体の底部に固定され、内側の研磨ブロックの外側には、垂直方向に移動できる研磨ローラーが設置され、推進ブロックは、肥料を内側研磨ブロックと研磨ローラーとの間の隙間に押し込み、研磨ローラーの垂直方向の動きで肥料を研磨することができる。本発明の研磨機構は、良好な放熱効果を有する。
【選択図】図14
特許請求の範囲【請求項1】
水と肥料の混合装置であって、破砕機構、肥料研磨機構、バルク材料機構及び混合機構を含み、
前記肥料研磨機構は、材料受け本体、接続本体と内側の研磨ブロックを含む肥料研磨機構であって、
材料受け本体は、材料受け本体の縁に、垂直に配置された第1のチャネルが設置されており、
接続本体は、材料受け本体の底部に固定されており、第1のチャネルと連通する第2のチャネルが設置され、第2のチャネルの底部は緩衝凹部に連通し、緩衝凹部内には推進ブロックが設置され、推進ブロックは、接続体の半径方向の動きを駆動するための駆動機構に接続されており、
内側の研磨ブロックは、接続本体の底部に固定され、内側の研磨ブロックの外側には、垂直方向に移動できる研磨ローラーが設置され、推進ブロックは、緩衝凹部に落ちた肥料を内側の研磨ブロックと研磨ローラーとの間の隙間に押し込み、研磨ローラーの垂直方向の動きで肥料を研磨することができ、
前記破砕機構は、肥料を破砕し、破砕した肥料を肥料研磨機構に送るための肥料研磨機構の上方に設置され、前記バルク材料機構は、混合機構の上部に固定され、肥料研磨機構の下方に設置され、バルク材料機構は、研磨後の肥料を混合機構に導入するために使用され、混合機構は、研磨後の肥料と水を混合するために使用されることを特徴とする
水と肥料の混合装置。
続きを表示(約 950 文字)【請求項2】
前記バルク材料機構はシェル構造を採用し、内側の研磨ブロックは、バルク材料機構の内部まで伸び、前記バルク材料機構の底部は逆円錐形構造であり、逆円錐構造の下端には排出口が設置されており、バルク材料機構は排出口を介して混合機構と連通していることを特徴とする
請求項1に記載の水と肥料の混合装置。
【請求項3】
水と肥料の溶液の調製生産ラインであって、順番に設置された請求項2に記載の水と肥料の混合装置、溶液供給装置、および溶液希釈装置を含み、前記溶液供給装置は、水と肥料の混合装置から送られた水と肥料の溶液を受け取り、水と肥料の溶液を溶液希釈装置に送ることができ、溶液希釈装置は水と肥料の溶液を希釈するために使用されることを特徴とする
水と肥料の溶液の調製生産ライン。
【請求項4】
前記溶液供給装置は推進シェルを含み、推進シェルの排出口は溶液希釈装置に連通し、供給口は水と肥料の混合装置に接続され、推進シェル内には、その軸線に沿って移動できる推進部材が設置され、推進部材と推進シェルとの間に弾性部材が設置され、推進シェルの外部に伸びている推進部材の端部は、レバーに設置された第1のスライド溝を介してレバーとスライド接触し、レバーの一端は位置決めブロックにヒンジで連結され、他端には第2のスライド溝が設置され、第2のスライド溝内にヒンジ連結軸がスライド可能に接続され、ヒンジ連結軸は第1のラックとヒンジで連結され、第1のラックは回転可能な第1のギアと噛み合っていることを特徴とする
請求項3に記載の水と肥料の溶液の調製生産ライン。
【請求項5】
前記水と肥料の溶液の調製生産ラインには、養液供給装置も含まれ、養液供給装置は緩衝容器を含み、緩衝容器は排出管と連通し、緩衝容器内には押し出しアセンブリが設置され、押し出しアセンブリは垂直方向に移動できる第2のラックと接触させることができ、第2のラックは、押し出しアセンブリを介して排出管から緩衝液容器内の栄養液を排出することができ、第2のラックは、回転可能な第2のギアと噛み合っていることを特徴とする
請求項3に記載の水と肥料の溶液の調製生産ライン。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、農業機械の技術分野、具体的に水と肥料の混合装置、水と肥料の溶液の調製生産ラインに関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
本明細書の記載は、本発明に関連する背景技術を提供するだけであり、必ずしも先行技術を構成するものではない。
【0003】
水と肥料の溶液を調製するとき、肥料と水を混ぜる必要があるが、現在、一定量の肥料を直接水に溶解して肥料と水を混ぜていることであり、発明者は、一定量の材料が水に直接溶解すると溶解速度が遅いため、溶解が不完全になったり、溶液の濃度が不均一になったりするなどの問題が発生しやすくなるが、材料を研磨して粉末にした後、速度が速く、水に溶解しやすくなると発見した。研磨中、研磨ローラーの加工過程での長時間の加工材料の押し出し、剪断、研磨により、研磨ローラーの表面温度が徐々に上昇し、材料の組成を破壊するだけでなく、焼け焦げにより材料が研磨ローラーの表面に付着し、最終的に研磨ローラーが正常に研磨されず、研磨装置の耐用年数が短くなり、したがって、研磨ローラー表面の温度を効果的に下げる方法が最優先事項である。
【0004】
現在、水冷装置は主に研磨ローラーの表面の温度を下げるために使用されており、それによって研磨される材料の温度を下げる。研磨ローラーの内部に冷水を流し、熱を取り除く構造になっている。このタイプの水冷装置は、研磨される材料の温度を下げることができ、様々な構成要素間の組み立てがより便利であるが、発明者は、材料がこのように研磨ローラー間で連続的に研磨され、引き続き研磨状態になり、バッファギャップがなく、放熱効果が良くないことを発見し、もう1つの冷却方法は、放熱装置を追加して温度を下げる方法であり、この方法はコストが高くなる一方で、放熱装置は常に研磨機の外部にあり、直接放熱を実現する方法はない。
【0005】
水と肥料の溶液の調製生産ラインでは、現在、水と肥料の溶液の濃度が不正確であるという問題があり、化学肥料の有効利用率は低く、同時に、化学肥料の過度の使用は、重金属汚染の蓄積、微生物活動の低下、栄養素の変換と利用の困難、栄養素の不均衡、塩の蓄積、および酸塩基平衡異常等の問題につながる可能性がある。
【0006】
溶液の濃度を制御するには、一般的に次の方法がある。1つ目は、サーボモーターが溶液量の送り込みを直接制御することであり、溶液が必要な場合、サーボモーターが作動し、パイプラインの流量と流速に応じて溶液の総送り込み量が得られ、発明者は、この方法の欠点は、この装置によって制御される溶液の量が不正確であり、それが調製された溶液の不正確な濃度につながることである。2つ目は、濃度センサーなどの装置を使用して、溶液の調製後に溶液の濃度を検出することであり、発明者は、この装置が作動しているとき、養液が希釈されているとき、タンク内の溶液の濃度を一定に保つことができるように、多くの場合、撹拌などの操作が必要とされ、また、センサーが情報を送信している間、装置全体が動作しているため、最終的には溶液の濃度が変化することを発見した。3つ目は、バルブを使用して流量の送り込みを制御することであり、発明者は、この方法もパイプライン内の溶液の流量と時間によって計算され、より正確な量の溶液が必要な場合、パイプラインの太さを変更する必要があり、パイプラインが細すぎると、目詰まりなどの一連の問題が発生することを発見した。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
中国特許出願公開第108432603号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
本発明は、従来技術の欠点を克服し、肥料研磨装置を提供し、研磨中の良好な放熱効果を確実にすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記の目的を達成するために、本発明は以下の技術的解決手段を採用する。
【0010】
第1の態様では、本発明の実施例は、材料受け本体、接続本体と内側の研磨ブロックを含む肥料研磨機構を提供し、材料受け本体は、材料受け本体の縁に、垂直に配置された第1のチャネルが設置されており、接続本体は、材料受け本体の底部に固定されており、第1のチャネルと連通する第2のチャネルが設置され、第2のチャネルの底部は緩衝凹部に連通し、緩衝凹部内には推進ブロックが設置され、推進ブロックは、接続体の半径方向の動きを駆動するための駆動機構に接続されており、内側の研磨ブロックは、接続本体の底部に固定され、内側の研磨ブロックの外側には、垂直方向に移動できる研磨ローラーが設置され、推進ブロックは、緩衝凹部に落ちた肥料を内側の研磨ブロックと研磨ローラーとの間の隙間に押し込み、研磨ローラーの垂直方向の動きで肥料を研磨することができる。
(【0011】以降は省略されています)

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