意匠ウォッチ

発行日2025-10-14
公報種別意匠公報(S)
登録番号1810600
登録日2025-10-03
意匠に係る物品木造家屋吊上用金具
意匠分類G1-050(運搬、昇降又は貨物取扱い用機械器具)
出願番号2025002407
出願日2025-02-07
意匠権者個人
代理人個人
意匠に係る物品の説明本物品は、木造家屋を吊り上げる際に用いられる木造家屋吊上用金具である。本物品は、各部の名称を示す参考図に示されるように、角パイプによって形成される本体と、本体の上端付近に取り付けられるリングとを備える。本物品の本体およびリングは、金属で形成される。本体の下端付近には、固定棒を挿入するための2組の貫通穴が互いに直交するように設けられている。本物品を用いて吊り上げようとする木造家屋の柱の上端には、使用状態を示す参考図1に示されるように、本体とほぼ同辺長であって、かつ本体の長さよりも浅い角柱形の穴が設けられている。使用状態を示す参考図2は、本物品が角柱形の穴に挿入された状態が示されている。角柱形の穴が本体の長さよりも浅いので、本物品の上部が柱の上端から露出した状態になっている。柱には、本物品が挿入された際に貫通穴が位置する箇所に穴があけられており、これらの穴に固定棒を挿入することによって本物品が脱落しないように固定される。本物品の固定を万全にするために、角柱形の穴および/又は本体の外面に、接着剤を塗布してもよい。木造家屋の吊り上げに際して、使用状態を示す参考図3に示されるように、本物品のリングにシャックルを取り付け、使用状態を示す参考図4に示されるように、シャックルにワイヤを引っ掛けて、ワイヤをクレーンで吊り上げることによって、木造家屋を所望の個所に移動・運搬させることができる。或いは、シャックルを用いずに、本物品のリングにワイヤを直接引っ掛けて、ワイヤをクレーンで吊り上げることによって、木造家屋を所望の個所に移動・運搬させてもよい。
意匠の説明背面図は正面図と同一にあらわれるので省略する。左側面図は右側面図と同一にあらわれるので省略する。

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