意匠ウォッチ

発行日2025-10-08
公報種別意匠公報(S)
登録番号1810252
登録日2025-09-30
意匠に係る物品クローラベルト脱着用補助具
意匠分類G1-300(運搬、昇降又は貨物取扱い用機械器具)
出願番号2025000006
出願日2025-01-04
意匠権者個人
代理人個人
意匠に係る物品の説明本物品は、コンバイン等の作業機に取り付けられたクローラベルトを脱着する際、脱着対象のクローラベルトの上部の所定箇所を上下動させるために用いる、クローラベルト脱着用補助具である。本物品は、脱着対象のクローラベルトの下部を載置する台座部と、脱着対象のクローラベルトの上部の所定箇所を下方から押し出す4個の丸棒状の押出アームと、4個の押出アームの夫々の高さを独立して手動により適宜調節可能とする4個の昇降部と、を備える。本物品の4個の昇降部は、台座部と垂直に固定される。本物品の4個の押出アームは、垂直若干上方に延出された片持ち状態で、4個の昇降部に夫々取り付けられる。本物品の台座部に、脱着対象のクローラベルトの下部を載置すると共に、本物品の押出アームを、脱着対象のクローラベルトの上部の内側下方に挿入する。その後、本物品の昇降部を手動で回転させて押出アームを上昇させた場合には、本物品の押出アームがクローラベルトの上部の内側下方の接触面積が角棒状よりも多くなる丸棒状であることに起因して、クローラベルトが、押出アームにより下方から強い力で押し出され、上方に持ち上げられるため、クローラベルトの内側に存在する芯金突起とクローラの上部転輪との緩衝を効率的に回避でき、本物品の昇降部を手動で回転させて押出アームを降下させた場合には、ローラベルトが自重により下方に撓むため、クローラベルトの外側に存在する凸部とコンバイン等の作業機の機体のフレーム部分との緩衝を効率的に回避できる。即ち、本物品の台座部に、脱着対象のクローラベルトの下部を載置すると共に、本物品の4個の押出アームを、脱着対象のクローラベルトの上部の内側下方に挿入した後、本物品の4個の昇降部を夫々手動で回転させて、本物品の4個の押出アームを夫々独立して上下動させると、クローラベルトの内側に存在する芯金突起とクローラの上部転輪との緩衝及び/又はクローラベルトの外側に存在する凸部とコンバイン等の作業機の機体のフレーム部分との緩衝を効率的に回避できるため、クローラベルトをコンバイン等の作業機から脱離することが、省力化されて、安全になるだけでなく、クローラベルトをコンバイン等の作業機に装着することも、省力化されて、安全になる。
意匠の説明本物品の使用状態の一例を示す参考図1をカラーの図面代用写真に示し、本物品の使用状態の一例を示す参考図2をカラーの図面代用写真に示し、本物品の使用状態の一例を示す参考図3をカラーの図面代用写真に示す。

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