意匠ウォッチ

発行日2025-10-07
公報種別意匠公報(S)
登録番号1810136
登録日2025-09-29
意匠に係る物品クローラベルト脱着用治具
意匠分類G1-300(運搬、昇降又は貨物取扱い用機械器具)
出願番号2024027384
出願日2024-12-28
意匠権者個人
代理人個人
意匠に係る物品の説明本物品は、コンバイン等の作業機に取り付けられたクローラベルトを脱着する際、脱着対象のクローラベルトの後端付近にある芯金の突起とテンションローラとの係合を解除するために用いる、クローラベルト脱着用治具である。本物品は、脱着対象のクローラベルトの後端付近の内側に当接する、着脱可能な略アーチ形状の附属品を含む後方当接部と、外部動力源と相俟って、後方当接部を脱着対象のクローラベルトの後端方向に押し出す押出部と、脱着対象のクローラベルトの前端付近にあるドライブローラ本体又はドライブローラの回転軸に嵌め込むための複数の凹部を持つ前方当接部と、を備える。本物品の使用状態の一例を示す参考図2に示すように、脱着対象のクローラベルトの後端付近の側面形状が半円形になっている場合には、略アーチ形状の附属品を脱離して使用する。本物品の後方当接部を、脱着対象のクローラベルトの後端付近の内側に当接させると共に、本物品の前方当接部の複数の凹部の一つを、ドライブローラ本体又はドライブローラの回転軸に嵌め込んだ後、本物品の押出部をインパクトレンチ等で右回転させると、回転した押出部により押し出された後方当接部が脱着対象のクローラベルトをクローラベルトの後端方向に押し出すため、脱着対象のクローラベルトがクローラベルトの後端方向に伸びた状態になることから、力技によることなく、バールも使用せず、クローラベルトの芯金の突起とテンションローラの係合が解除され、コンバイン等の作業機からクローラベルトを脱離する作業が省力化されかつ安全になることに加え、クローラベルトの芯金の突起とテンションローラを係合させる場合においても、クローラベルトの芯金の突起とテンションローラを係合する前に行う位置決め状態が完了するまでの時間が短縮され、コンバイン等の作業機にクローラベルトを装着する作業が省力化されかつ安全になる。
意匠の説明本物品の使用状態の一例を示す参考図1をカラーの図面代用写真に示し、本物品の使用状態の一例を示す参考図2をカラーの図面代用写真に示す。

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