意匠ウォッチ

発行日2025-04-03
公報種別意匠公報(S)
登録番号1794969
登録日2025-03-25
意匠に係る物品カレンダー
意匠分類F2-410(筆記具、事務用具等)
出願番号2024017817
出願日2024-08-29
意匠権者ツーウェイコミュニケーションズ株式会社
代理人個人
意匠に係る物品の説明本物品は、数字、文字、及び図形(イラスト)等が、表面および裏面に印刷された、縦方向に長い紙のシートからなるカレンダーである。シートの縦方向を上下方向、横方向を左右方向とするとき、シート表面の左隅には、月を表す数字および文字が、1月が下、12月が上になるように、下から上に1,2,3・・・10,11,12の順に印刷されている。各月を表す数字の右側には、各月に属する日を表す数字が、月の始めが左端、終わりが右端にあり、日が進む毎に少しずつ右上がりになるように印刷されている。各月の日を表す数字の下側には、縦罫線で日毎に区切られたスペースが設けられており、日々の予定や出来事を書き込めるようになっている。各月の日を表す数字が、日が進む毎に右上がりなるようにシート表面に配置されていること、及び、月を表す数字が、シート表面の下から上に向かうほど大きくなるように配置されていること、などにより、本物品は、日々や月々の進行が、単なる時の流れを表すだけではなく、カレンダーを使用する者の行動や実績の積み重ねから成り立つことを、より強く意識させることを狙っている。また、1年の月日を1枚のシート表面に収めることで、本物品は、長い時間軸の計画を立てたり、数週間先や数か月先の予定を確認したりするのに利用できる。また、本物品は、シート表面を前面にして壁に掛けると、壁掛けカレンダーとして使用することができる。一方、本物品は、シート表面に1月から4月までの月日が印刷されているカレンダー下部と、5月から8月までの月日が印刷されているカレンダー中央部との間、及び、5月から8月までの月日が印刷されているカレンダー中央部と、9月から12月までの月日が印刷されているカレンダー上部との間で、シート表面が内側になるように、カレンダー下部をカレンダー中央部に重ね、さらにその上にカレンダー上部を重ねるように三つ折りにすると、本物品の縦横方向の大きさは、カバン等に入れて持ち運びしやすい、ほぼA4サイズの大きさになる。また、三つ折りにした状態でも、本物品は、厚みがなく十分に薄いため、ファイリングキャビネットなどに長期間保管して、過去の記録を参照するのに適している。このように三つ折りにした状態における本物品の外側の面(外面)となる、カレンダー上部のシート裏面は、三つ折りにした状態における本物品の表紙であり、例えば、新年の縁起物である富士山のイラストを含む図形や、年を表す数字、その他の文字が印刷されている。また、三つ折りにした状態で、表紙の面とは反対側の外面となる、カレンダー中央部のシート裏面には、横罫線を含むオープンなスペースが設けられており、ここに、その年の目標や決意、主要なイベントの備忘録などを自由に書き込めるようになっている。さらに、三つ折りにした状態から、表紙部分を開くと現れる、カレンダー下部のシート裏面には、シート表面に印刷されている年の翌年の1月から4月までの月日が、シート表面と同様の形式で印刷されている。これにより、本物品は、シート表面に印刷されている年の翌年の4月までの予定や計画を、シート表面と同様な形式で記載できるようになっている。
意匠の説明

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