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公開番号
2025113613
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-04
出願番号
2024007859
出願日
2024-01-23
発明の名称
蓄電装置および蓄電装置の製造方法
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
弁理士法人深見特許事務所
主分類
H01M
10/6556 20140101AFI20250728BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】冷却装置を備えた蓄電装置において、組立工程と部品点数が少ない構造の蓄電装置を提供する。
【解決手段】蓄電装置10は、蓄電モジュール101,102と、蓄電モジュール101,102を収容する収容ケース300と、収容ケース300の外壁310に配置された板状部材400と、を備える。収容ケース300の外壁310と板状部材400とによって冷媒が流通可能な冷媒通路410aが形成されている。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
蓄電モジュールと、
前記蓄電モジュールを収容する収容ケースと、
前記収容ケースの外壁面に配置された板状部材と、
を備え、
前記収容ケースの前記外壁面と前記板状部材とによって冷媒が流通可能な冷媒通路が形成された、蓄電装置。
続きを表示(約 950 文字)
【請求項2】
前記外壁面は平坦面状に形成されており、
前記板状部材には、前記外壁面から離れるように形成された溝部が形成されており、
前記溝部と前記外壁面との間に前記冷媒通路が形成された、請求項1に記載の蓄電装置。
【請求項3】
前記冷媒通路と連通すると共に、冷媒が流通する流通管をさらに備え、
前記収容ケースは、底部と、前記底部の外周縁部から立ち上がるように形成された周壁部とを含み、
前記底部の前記外周縁部には、上方に向けてへこむように形成された凹部が形成されており、
前記板状部材は、前記底部の下側に位置する本体部と、前記本体部から上方に向けて延びると共に、前記凹部を覆うように形成された覆部を含み、
前記流通管は、前記覆部に接続されると共に水平方向に延びるように配置された、請求項1または請求項2に記載の蓄電装置。
【請求項4】
前記覆部は、前記周壁部のうち前記凹部の周囲に位置する部分を覆うように形成された、請求項3に記載の蓄電装置。
【請求項5】
前記収容ケース内に配置された電気機器をさらに備え、
前記収容ケースのうち前記凹部を形成する部分には、前記電気機器が配置された、請求項1に記載の蓄電装置。
【請求項6】
収容ケースの外壁面に、前記外壁面から離れるように形成された溝部を有する板状部材を配置する工程と、
第1電極材を前記収容ケース内に配置する工程と、
第2電極材を前記板状部材側に配置する工程と、
前記第1電極材と前記第2電極材とで前記収容ケースと前記溝部の溝縁部とを加圧した状態で、前記第1電極材と前記第2電極材の間に電流を流すことで発生する熱によって、前記収容ケースと前記板状部材とを接合する工程とを備え、
前記接合する工程は、
前記第1電極材が回転することで線状に前記収容ケースおよび前記板状部材を接合する工程とを含み、
前記第1電極材の外周は、円弧部と、直線部とを含み、
前記第2電極材は、前記溝部に対応する凹部が形成されると共に前記溝部を覆うよう形成された、蓄電装置の製造方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、蓄電装置および蓄電装置の製造方法に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
例えば、特開2023-046659号公報(特許文献1)には、事前に製造された冷却器を、外側熱伝導層を挟んで、収容ケースと組立が必要な構造を有する蓄電装置であって、冷却器には冷却器端部から水平方向に伸びる流通管が接続されている蓄電装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-046659号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記特許文献1に開示された蓄電装置は、冷却器製造工程と、冷却器と収容ケースの組立工程が必要とされる構造のため、作業効率が悪く、部品点数も多くなる。
【0005】
本開示は、上記のような課題に鑑みてなされたものであって、その目的は、冷却装置を備えた蓄電装置において、製造工程と部品点数が少ない構造の蓄電装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の第1の局面に係る蓄電装置は、蓄電モジュールと、前記蓄電モジュールを収容する収容ケースと、前記収容ケースの外壁面に配置された板状部材と、を備える。前記収容ケースの前記外壁面と前記板状部材とによって冷媒が流通可能な冷媒通路が形成されている。
【0007】
このように構成すれば、収容ケースの外壁面と、外壁面に配置された板状部材とにより、冷媒が流通可能な冷媒通路が形成される。結果、予め冷却器を個別に製造する必要は無く、従来の蓄電装置と比較して製造工程と部品点数を少なくすることができる。
【0008】
本開示の第1の局面に係る蓄電装置において、前記外壁面は平坦面状に形成されている。前記板状部材には、前記外壁面から離れるように形成された溝部が形成されており、前記溝部と前記外壁面との間に前記冷媒通路が形成されている。
【0009】
本開示の第1の局面に係る蓄電装置には、上記のように、板状部材に形成された溝部と外壁面とによって冷媒通路が形成される。このように構成すれば、溝部が形成された板状部材と、収容ケースとにより、容易に冷媒通路を形成することができる。
【0010】
本開示の第1の局面に係る蓄電装置は、前記冷媒通路と連通すると共に、冷媒が流通する流通管をさらに備える。前記収容ケースは、底部と、前記底部の外周縁部から立ち上がるように形成された周壁部とを含む。前記底部の外周縁部には、上方に向けてへこむように形成された凹部が形成されている。前記板状部材は、前記底部の下側に位置する本体部と、前記本体部から上方に向けて延びると共に、前記凹部を覆うように形成された覆部を含む。前記流通管は、前記覆部に接続されると共に水平方向に延びるように配置される。
(【0011】以降は省略されています)
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