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公開番号
2025101674
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-07
出願番号
2023218687
出願日
2023-12-25
発明の名称
ゴルフクラブヘッド
出願人
住友ゴム工業株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
A63B
53/04 20150101AFI20250630BHJP(スポーツ;ゲーム;娯楽)
要約
【課題】上下方向に調節された打点位置での反発性能に優れたヘッドの提供。
【解決手段】ヘッド4は、打撃面10aを有するフェース部10を備える。フェース部10のフェース主部20は、フェースセンターFcを含む中央部22と、中央部22の外側の移行部24と、移行部24の外側の周辺部26とを含む。周辺部26は、トウ側及びヒール側のそれぞれに形成された第1周辺部261と、クラウン側及びソール側のそれぞれに形成された第2周辺部262とを含む。移行部24は、中央部22と第1周辺部261との間に位置する第1移行部241と、中央部22と第2周辺部262との間に位置する第2移行部242とを含む。中央部22は中央一定厚さtcを有すると共に、100mm
2
以上の表面積を有する。第1周辺部261の厚さは中央一定厚さtcよりも大きい。第2周辺部262の厚さは中央一定厚さtcよりも小さい。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
内部に中空部が設けられたゴルフクラブヘッドであって、
打撃面を有するフェース部、クラウン部及びソール部を備えており、
前記フェース部が、フェースセンターを含むフェース主部を有しており、
前記フェース主部が、前記フェースセンターを含む中央部と、前記中央部の外側に形成された移行部と、前記移行部の外側に形成された周辺部とを含み、
前記周辺部が、前記フェース主部におけるトウ側及びヒール側のそれぞれに形成された第1周辺部と、前記フェース主部におけるクラウン側及びソール側のそれぞれに形成された第2周辺部とを含み、
前記移行部が、前記中央部と前記第1周辺部との間に位置する第1移行部と、前記中央部と前記第2周辺部との間に位置する第2移行部とを含み、
前記中央部が、中央一定厚さを有すると共に、100mm
2
以上の表面積を有し、
前記第1周辺部が第1の周辺部一定厚さを有し、前記第1の周辺部一定厚さが前記中央一定厚さよりも大きく、
前記第2周辺部が第2の周辺部一定厚さを有し、前記第2の周辺部一定厚さが前記中央一定厚さよりも小さく、
前記第1移行部の厚さが、前記中央部一定厚さから前記第1の周辺部一定厚さに向かって増加しており、
前記第2移行部の厚さが、前記中央部一定厚さから前記第2の周辺部一定厚さに向かって減少しているゴルフクラブヘッド。
続きを表示(約 1,300 文字)
【請求項2】
前記フェース部が、更に、前記フェース主部の外側に第3周辺部を備えており、
前記第3周辺部が、前記フェース主部を連続的又は間欠的に取り囲んでおり、
前記第3周辺部の厚さが、前記中央部一定厚さよりも大きい請求項1に記載のゴルフクラブヘッド。
【請求項3】
前記フェース部が、更に、前記フェース主部の外側に第3周辺部を備えており、
前記第3周辺部が、前記フェース主部を連続的又は間欠的に取り囲んでおり、
前記第3周辺部の厚さが、前記中央部一定厚さよりも小さい請求項1に記載のゴルフクラブヘッド。
【請求項4】
前記第3周辺部が、前記フェース主部を連続的に取り囲んでいる請求項2又は3に記載のゴルフクラブヘッド。
【請求項5】
前記第3周辺部が、
前記第1周辺部、前記第2周辺部、前記第1移行部及び前記第2移行部からなる群から選択される少なくとも1つとクラウン側に連なるクラウン側第3周辺部と、
前記第1周辺部、前記第2周辺部、前記第1移行部及び前記第2移行部からなる群から選択される少なくとも1つとソール側に連なるソール側第3周辺部と、
を含んでおり、
前記ソール側第3周辺部の厚さが、前記クラウン側第3周辺部の厚さよりも小さい請求項2又は3に記載のゴルフクラブヘッド。
【請求項6】
前記第3周辺部が、
前記第1周辺部、前記第2周辺部、前記第1移行部及び前記第2移行部からなる群から選択される少なくとも1つとトウ側に連なるトウ周辺移行部と、
前記第1周辺部、前記第2周辺部、前記第1移行部及び前記第2移行部からなる群から選択される少なくとも1つとヒール側に連なるヒール周辺移行部と、
前記トウ周辺移行部及び前記ヒール周辺移行部とクラウン側に連なるクラウン側領域と、
前記トウ周辺移行部及び前記ヒール周辺移行部とソール側に連なるソール側領域と、
を含んでおり、
前記トウ周辺移行部の厚さが、前記クラウン側領域の厚さよりも小さく、
前記ヒール周辺移行部の厚さが、前記クラウン側領域の厚さよりも小さい請求項2又は3に記載のゴルフクラブヘッド。
【請求項7】
前記フェース部が、更に、トウ-ヒール方向に延び前記フェースセンターを通る平行軸に対して±20~70°傾斜した線に沿って延びる第3移行部を含み、
前記第3移行部が、前記第1周辺部及び前記第1移行部の少なくとも一方と、前記第2周辺部及び前記第2移行部の少なくとも一方との間に位置する請求項1に記載のゴルフクラブヘッド。
【請求項8】
前記第2周辺部が、前記第2周辺部と前記第3周辺部との境界線に対して、1.0mm以上7.0mm以下の幅を有している請求項2又は3に記載のゴルフクラブヘッド。
【請求項9】
前記第3移行部の幅が、1.0mm以上7.0mm以下である請求項7に記載のゴルフクラブヘッド。
【請求項10】
前記中央部の前記表面積が、前記打撃面の面積の5%以上15%以下である請求項1に記載のゴルフクラブヘッド。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ゴルフクラブヘッドに関する。
続きを表示(約 2,700 文字)
【背景技術】
【0002】
反発性能を向上させるために、例えば、特開2021-132995号公報、特開2022-108598号公報及び特開2022-120289号公報に示される様に、様々なゴルフクラブヘッドが提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-132995号公報
特開2022-108598号公報
特開2022-120289号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ミスヒットに対する許容性の高いゴルフクラブヘッドが知られてきている。この種のゴルフクラブヘッドでは、フェースの理想的な打点(例えば、フェースセンターで、以下同様である。)からずれた位置でボールを打撃した場合でも飛距離の低下が小さくなるように、フェースの肉厚分布等が設定されている。
【0005】
一方、許容性の高いゴルフクラブヘッドは、理想的な打点でボールを打撃できる確率が高いプロや上級者ゴルファーにおける打球の飛距離向上には恩恵が少ない。更に、プロや上級者ゴルファーは、各ホールでの第1打でティーアップしてボールを打撃する場合には、スピン量を調整するために、打点位置を上下方向に調節して、理想とする弾道を打ち分ける。この観点から、理想的な打点でボールを打撃することができ、且つ打点位置を上下方向に調節するゴルファーに向けて、高反発エリアを上下方向に広げて、打球の飛距離を向上させる技術が好ましいことを、本発明者は見出した。
【0006】
本発明の目的の一つは、上下方向の高反発エリアを広げて、打球の飛距離を向上させることができるゴルフクラブヘッドを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
一つの態様では、内部に中空部が設けられたゴルフクラブヘッドである。このヘッドは、打撃面を有するフェース部、クラウン部及びソール部を備えている。前記フェース部が、フェースセンターを含むフェース主部を有している。前記フェース主部が、前記フェースセンターを含む中央部と、前記中央部の外側に形成された移行部と、前記移行部の外側に形成された周辺部とを含む。前記周辺部が、前記フェース主部におけるトウ側及びヒール側のそれぞれに形成された第1周辺部と、前記フェース主部におけるクラウン側及びソール側のそれぞれに形成された第2周辺部とを含む。前記移行部が、前記中央部と前記第1周辺部との間に位置する第1移行部と、前記中央部と前記第2周辺部との間に位置する第2移行部とを含む。前記中央部が、中央一定厚さを有すると共に、100mm
2
以上の表面積を有している。前記第1周辺部が第1の周辺部一定厚さを有し、前記第1の周辺部一定厚さが前記中央一定厚さよりも大きい。前記第2周辺部が第2の周辺部一定厚さを有し、前記第2の周辺部一定厚さが前記中央一定厚さよりも小さい。前記第1移行部の厚さが、前記中央部一定厚さから前記第1の周辺部一定厚さに向かって増加している。前記第2移行部の厚さが、前記中央部一定厚さから前記第2の周辺部一定厚さに向かって減少している。
【発明の効果】
【0008】
一つの側面として、上下方向に調節された打点位置での反発性能に優れたゴルフクラブヘッドが提供されうる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、第1実施形態のヘッドを備えたゴルフクラブを示す。
図2(a)は第1実施形態のヘッドの正面図であり、図2(b)は図2(a)のE1線に沿った断面である。図2(b)では、ヘッド外面の断面線のみが示されている。
図3は、図2(a)と同じ正面図である。
図4は、図2(a)と同じ正面図である。図4では、フェース部の各領域を区画する線が破線で示されている。
図5は、第1実施形態のヘッドの縦断面を示す断面図である。図5はフェースセンターを通る断面図である。
図6は、第1実施形態のヘッドの横断面を示す断面図である。図6はフェースセンターを通る断面図である。
図7は、第2実施形態のヘッドの正面図である。
図8は、図7と同じ正面図である。図8では、フェース部の各領域を区画する線が破線で示されている。
図9は、第2実施形態のヘッドの縦断面を示す断面図である。図9はフェースセンターを通る断面図である。
図10は、第2実施形態のヘッドの横断面を示す断面図である。図10はフェースセンターを通る断面図である。
図11は、第3実施形態のヘッドの正面図である。
図12は、図11と同じ正面図である。図12では、フェース部の各領域を区画する線が破線で示されている。
図13は、第3実施形態のヘッドの縦断面を示す断面図である。図13はフェースセンターを通る断面図である。
図14は、第3実施形態のヘッドの横断面を示す断面図である。図14はフェースセンターを通る断面図である。
図15は、第4実施形態のヘッドの正面図である。
図16は、図15と同じ正面図である。図16では、フェース部の各領域を区画する線が破線で示されている。
図17は、第4実施形態のヘッドの縦断面を示す断面図である。図17はフェースセンターを通る断面図である。
図18は、第4実施形態のヘッドの横断面を示す断面図である。図18はフェースセンターを通る断面図である。
図19は、第3及び第4実施形態のヘッドの外面の縦断面を示す断面図である。
図20は、第3及び第4実施形態のヘッドの外面の横断面を示す断面図である。
図21は、比較例1のヘッドの正面図である。
図22は、図21と同じ正面図である。図22では、フェース部の各領域を区画する線が破線で示されている。
図23は、基準状態を説明するための概念図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、適宜図面が参照されつつ、好ましい実施形態に基づいて本発明が詳細に説明される。各実施形態において、同一又は共通する要素については、同一の符号が付され、重複する説明が適宜省略される。
(【0011】以降は省略されています)
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