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公開番号2025101432
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-07
出願番号2023218275
出願日2023-12-25
発明の名称遊技機
出願人株式会社藤商事
代理人弁理士法人テイクオフ
主分類A63F 7/02 20060101AFI20250630BHJP(スポーツ;ゲーム;娯楽)
要約【課題】画像表示演出を中心とする演出制御の改善によってより効果的な演出を実行することが可能な遊技機を提供する。
【解決手段】所定事象の出現に関する信頼度を示唆する信頼度示唆情報を出力する特定演出を実行可能であり、信頼度示唆情報は文字情報を有するものであり、高明度画像を表示することによりその後側の画像の視認性を低下させる高明度演出として、第1高明度演出と、第1高明度演出とは異なる第2高明度演出とを実行可能であり、特定演出は、信頼度に関する特別文字情報を有する特別信頼度示唆情報を表示可能な第1特定演出と、信頼度に関する特別文字情報を有しない非特別信頼度示唆情報を表示する第2特定演出とを含み、第1特定演出では第1高明度演出を実行し、第2特定演出では第2高明度演出を実行するように構成する。
【選択図】図61
特許請求の範囲【請求項1】
所定事象の出現に関する信頼度を示唆する信頼度示唆情報を出力する特定演出を実行可能であり、
前記信頼度示唆情報は文字情報を有する
遊技機において、
高明度画像を表示することによりその後側の画像の視認性を低下させる高明度演出として、第1高明度演出と、該第1高明度演出とは異なる第2高明度演出とを実行可能であり、
前記特定演出は、
前記信頼度に関する特別文字情報を有する特別信頼度示唆情報を表示可能な第1特定演出と、
前記信頼度に関する前記特別文字情報を有しない非特別信頼度示唆情報を表示する第2特定演出と、を含み、
前記第1特定演出では前記第1高明度演出を実行し、
前記第2特定演出では前記第2高明度演出を実行する
ことを特徴とする遊技機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、パチンコ機等の遊技機に関するものである。
続きを表示(約 6,200 文字)【背景技術】
【0002】
パチンコ機等の遊技機では、遊技状態に応じて、液晶表示手段等の画像表示手段への画像表示を中心とする各種演出を実行可能となっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-030912号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
この種の遊技機においては、画像表示手段に任意のアニメーション、その他の画像を表示するだけでなく、これにLED発光や音声出力を組み合わせることで、演出効果を高め、演出を多様化しているが、画像表示演出そのものについても、或いは他の演出手段との組み合わせについても、演出効果の更なる向上を目指して改善の余地はあるものと考えられる。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、画像表示演出を中心とする演出制御の改善によってより効果的な演出を実行することが可能な遊技機を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明は、所定事象の出現に関する信頼度を示唆する信頼度示唆情報を出力する特定演出を実行可能であり、前記信頼度示唆情報は文字情報を有する遊技機において、高明度画像を表示することによりその後側の画像の視認性を低下させる高明度演出として、第1高明度演出と、該第1高明度演出とは異なる第2高明度演出とを実行可能であり、前記特定演出は、前記信頼度に関する特別文字情報を有する特別信頼度示唆情報を表示可能な第1特定演出と、前記信頼度に関する前記特別文字情報を有しない非特別信頼度示唆情報を表示する第2特定演出と、を含み、前記第1特定演出では前記第1高明度演出を実行し、前記第2特定演出では前記第2高明度演出を実行するものである。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、画像表示演出を中心とする演出制御が改善され、より効果的な演出を実行することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
第1実施例のパチンコ機を示す斜視図である。
図1の遊技機の遊技領域を示す正面図である。
図1の遊技機の全体回路構成を示すブロック図である。
演出インタフェイス基板と、演出制御基板と、液晶インタフェイス基板の内部構成を図示したものである。
複合チップについて、これに関連する回路素子も含めて図示した回路ブロック図である。
インデックス空間と、仮想描画空間を説明する図面である。
表示回路を説明する図面である。
データ転送回路の内部構成を説明する図面である。
ディスプレイリストや音声コマンドリストの転送動作を説明する図面である。
ディスプレイリストに基づくフィルタ処理を説明する図面である。
IPBストリーム動画の再生手順を説明する図面である。
音声処理部の内部構成と、制御手順を説明する図面である。
描画回路の描画パイプライン処理を説明する図面である。
描画パイプライン工程の全部又は一部を利用する各種の描画モードを説明する工程図である。
プリロード動作を含まない演出制御CPUの制御動作を説明するフローチャートである。
図15の一部を説明するフローチャートである。
プリロード動作を含む演出制御CPUの制御動作を説明するフローチャートである。
表示装置による演出表示の一例を示す図である。
ミニ図柄の変動を示す説明図である。
予告演出の種類と大当り信頼度の設定内容を示す図である。
ステップアップ予告演出の全体構成を示す図である。
ステップアップ予告演出の第3後半演出及び第5後半演出の種類を示す図である。
ステップアップ予告演出の具体例の概要を示す図である。
ステップアップ予告演出の具体例のうち、高明度演出WO11の開始時点から高明度演出WO12が終了して装飾図柄の変動画面に移行するまでの期間における画像変化の詳細を示す図(その1)である。
ステップアップ予告演出の具体例のうち、高明度演出WO11の開始時点から高明度演出WO12が終了して装飾図柄の変動画面に移行するまでの期間における画像変化の詳細を示す図(その2)である。
ステップアップ予告演出の具体例のうち、高明度演出WO11の開始時点から高明度演出WO12が終了して装飾図柄の変動画面に移行するまでの期間における画像変化の詳細を示す図(その3)である。
リーチ予告演出の演出態様の種類を示す図である。
リーチ予告演出の具体例の概要を示す図である。
リーチ予告演出の具体例のうち、高明度演出WO21の開始時点から装飾図柄の変動画面に移行するまでの期間における画像変化の詳細を示す図(その1)である。
リーチ予告演出の具体例のうち、高明度演出WO21の開始時点から装飾図柄の変動画面に移行するまでの期間における画像変化の詳細を示す図(その2)である。
リーチ予告演出の具体例のうち、高明度演出WO21の開始時点から装飾図柄の変動画面に移行するまでの期間における画像変化の詳細を示す図(その3)である。
ボタン予告演出1の具体例の概要を示す図である。
ボタン予告演出1の具体例のうち、ボタン導入演出BA0における画像変化の詳細を示す図である。
ボタン予告演出1の具体例のうち、高明度演出WO31における画像変化の詳細を示す図である。
ボタン予告演出1の具体例のうち、高明度演出WO32から高明度演出WO33における画像変化の詳細を示す図である。
セリフ予告演出1の種類とその内容、セリフ内容と表示色、キャラクタの種類を示す図である。
セリフ予告演出1の具体例の概要を示す図である。
セリフ予告演出1の具体例のうち、高明度演出WO41の開始時点から高明度演出WO42の終了時点までの期間における画像変化の詳細を示す図(その1)である。
セリフ予告演出1の具体例のうち、高明度演出WO41の開始時点から高明度演出WO42の終了時点までの期間における画像変化の詳細を示す図(その2)である。
セリフ予告演出1の具体例のうち、高明度演出WO41の開始時点から高明度演出WO42の終了時点までの期間における画像変化の詳細を示す図(その3)である。
疑似連予告演出の具体例の概要を示す図である。
疑似連予告演出の具体例のうち、第1疑似連前半演出PF1Aから高明度演出WO51を経て第1疑似連後半演出PF1Bが開始するまでの期間における画像変化の詳細を示す図である。
疑似連予告演出の具体例のうち、第2疑似連前半演出PF2Aから高明度演出WO52を経て第2疑似連後半演出PF2Bが開始するまでの期間における画像変化の詳細を示す図である。
ボタン予告演出2の具体例の概要を示す図である。
ボタン予告演出2の具体例のうち、ボタン煽り演出BB1における画像変化の詳細を示す図(その1)である。
ボタン予告演出2の具体例のうち、ボタン煽り演出BB1における画像変化の詳細を示す図(その2)である。
ボタン予告演出2の具体例のうち、ボタン煽り演出BB1における画像変化の詳細を示す図(その3)である。
割込み予告演出の演出態様の種類を示す図である。
割込み予告演出の具体例の概要を示す図である。
割込み予告演出の具体例のうち、高明度演出WO71の開始時点から高明度演出WO73の終了時点までの期間における画像変化の詳細を示す図(その1)である。
割込み予告演出の具体例のうち、高明度演出WO71の開始時点から高明度演出WO73の終了時点までの期間における画像変化の詳細を示す図(その2)である。
割込み予告演出の具体例のうち、高明度演出WO71の開始時点から高明度演出WO73の終了時点までの期間における画像変化の詳細を示す図(その3)である。
セリフ予告演出2の具体例の概要を示す図である。
セリフ予告演出2の具体例のうち、キャラクタ登場演出SB1からセリフ出力演出SB3までの期間における画像変化の詳細を示す図(その1)である。
セリフ予告演出2の具体例のうち、キャラクタ登場演出SB1からセリフ出力演出SB3までの期間における画像変化の詳細を示す図(その2)である。
セリフ予告演出3の演出態様の種類を示す図である。
セリフ予告演出3の具体例の概要を示す図である。
セリフ予告演出3の具体例のうち、導入演出SC1の終盤からセリフ演出SC2を経て図柄変動画面に至る期間における画像変化の詳細を示す図(その1)である。
セリフ予告演出3の具体例のうち、導入演出SC1の終盤からセリフ演出SC2を経て図柄変動画面に至る期間における画像変化の詳細を示す図(その2)である。
セリフ予告演出4の演出態様の種類を示す図である。
セリフ予告演出4の具体例の概要を示す図である。
セリフ予告演出4の具体例のうち、導入演出SD1の終盤からセリフ演出SD2を経て図柄変動画面に至る期間における画像変化の詳細を示す図(その1)である。
セリフ予告演出4の具体例のうち、導入演出SD1の終盤からセリフ演出SD2を経て図柄変動画面に至る期間における画像変化の詳細を示す図(その2)である。
告知予告演出の演出態様の種類を示す図である。
告知予告演出の具体例の概要を示す図である。
告知予告演出の具体例のうち、告知表示演出AN2の期間における画像変化の詳細を示す図(通常遊技状態中に実行される場合)である。
告知予告演出の具体例のうち、告知表示演出AN2の期間における画像変化の詳細を示す図(特別遊技状態中(高確率状態中等)に実行される場合)である。
レベルアップ予告演出のレベル表示画像の種類を示す図である。
レベルアップ予告演出におけるレベル表示画像の出現パターンを示す図である。
レベルアップ予告演出の具体例の概要を示す図である。
告知予告演出の具体例のうち、第1レベル演出LV1から第3レベル演出LV3の期間における画像変化の詳細を示す図(その1)である。
告知予告演出の具体例のうち、第1レベル演出LV1から第3レベル演出LV3の期間における画像変化の詳細を示す図(その2)である。
信頼度示唆演出の具体例の概要を示す図である。
信頼度示唆演出の具体例のうち、第1文字列開始演出PR1から第2セリフ出力演出PR4までの期間における画像変化の詳細を示す図(その1)である。
信頼度示唆演出の具体例のうち、第1文字列開始演出PR1から第2セリフ出力演出PR4までの期間における画像変化の詳細を示す図(その2)である。
リーチタイトル表示演出の具体例の概要を示す図である。
リーチタイトル表示演出の具体例のうち、タイトル表示開始演出TS1からタイトル報知演出TSまでの期間における画像変化の詳細を示す図である。
操作演出の具体例の概要を示す図である。
操作演出の具体例のうち、操作表示開始演出BC1から操作促進演出BC2までの期間における画像変化の詳細を示す図である。
リーチ発展演出の具体例の概要を示す図である。
リーチ発展演出の具体例のうち、高明度演出WOB1の期間における画像変化の詳細を示す図(その1)である。
リーチ発展演出の具体例のうち、高明度演出WOB1の期間における画像変化の詳細を示す図(その2)である。
リーチ発展演出の具体例のうち、高明度演出WOB1の期間における画像変化の詳細を示す図(その3)である。
セリフ予告演出3、セリフ予告演出4、告知予告演出のタイムチャートを比較した図(前半)である。
セリフ予告演出3、セリフ予告演出4、告知予告演出のタイムチャートを比較した図(後半)である。
セリフ予告演出4と告知予告演出との比較において、赤色に対応する表示画像の各出現率と、金色に対応する表示画像の各出現率の関係を示す図である。
リーチ前に実行するセリフ予告演出1,告知予告演出とリーチ後に実行するセリフ予告演出4,セリフ予告演出3の比較において、金色に対応する表示画像の各大当り信頼度の関係を示す図である。
第2実施例において、リーチ前のセリフ予告演出1とリーチ後のセリフ予告演出4との間で青色に対応するバリエーションと赤色に対応するバリエーションを比較した図である。
第3実施例において、リーチ前に実行可能な全ての予告演出と、リーチ後に実行可能な全ての予告演出との間で出現可能なバリエーションの種類を比較した図である。
第4実施例において、出現可能な全ての予告演出における信頼度色毎のバリエーション数を示す図である。
高明度画像のその他の例を示す説明図である。
【発明を実施するための最良の形態】
【0008】
以下、第1実施例に基づいて本発明を詳細に説明する。図1は、本実施例のパチンコ機GMを示す斜視図である。このパチンコ機GMは、島構造体に着脱可能に装着される矩形枠状の木製外枠1と、外枠1に固着されたヒンジ2を介して開閉可能に枢着される内枠3とで構成されている。この内枠3には、遊技盤5が、裏側からではなく、表側から着脱自在に装着され、その前側には、ガラス扉6と前面板7とが夫々開閉自在に枢着されている。なお、本明細書では、ガラス扉6と前面板7を総称して前扉部材と称する。そして、前扉部材(ガラス扉6や前面板7)が枢着された状態の内枠3を遊技枠と称することがある。
【0009】
ガラス扉6の外周には、LEDランプなどによる電飾ランプが配置されている。一方、ガラス扉6の上部左右位置と下側には、全3個のスピーカが配置されている。上部に配置された2個のスピーカは、各々、左右チャンネルR,Lの音声を出力し、下側のスピーカは低音を出力するよう構成されている。
【0010】
前面板7には、発射用の遊技球を貯留する上皿8が装着され、内枠3の下部には、上皿8から溢れ出し又は抜き取った遊技球を貯留する下皿9と、発射ハンドル10とが設けられている。発射ハンドル10は発射モータと連動しており、発射ハンドル10の回動角度に応じて動作する打撃槌によって遊技球が発射される。
(【0011】以降は省略されています)

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