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公開番号2025054933
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-08
出願番号2023164174
出願日2023-09-27
発明の名称遊技機
出願人株式会社サンセイアールアンドディ
代理人弁理士法人ネクスト
主分類A63F 7/02 20060101AFI20250401BHJP(スポーツ;ゲーム;娯楽)
要約【課題】新たな遊技性により遊技者を満足させることができる遊技機を提供する。
【解決手段】パチンコ遊技機1は、遊技制御用マイコン61が、特図当たり判定の実行に基づいて遊技ポイントの付与が決定される毎に、遊技ポイントの付与数を決定する。そして、RAM64に設けられる遊技ポイント記憶部に、遊技ポイントの合計数を記憶する。なお、大当たり遊技状態を生じさせることが決定された場合に、遊技ポイント記憶部が記憶する遊技ポイントの合計数をクリアする。ここで、遊技制御用マイコン61は、遊技ポイント記憶部に記憶される遊技ポイントの合計数を更新した後、その合計数が予め定められた特定数に達したか否かを判定する。そして、合計数が特定数に達したと判定した場合に、遊タイムを生じさせる。
【選択図】図43
特許請求の範囲【請求項1】
始動条件の成立を契機として当否判定を実行する判定手段と、前記当否判定が特定結果となったことに応じて、遊技者が特定の利益を獲得可能な特別遊技状態を生じさせる生起手段と、前記当否判定の結果に応じた図柄変動表示を実行する図柄表示手段とを備えている遊技機であって、
前記図柄変動表示の実行に基づいて導出条件が成立する毎に加算値を導出する加算値導出手段と、
前記加算値導出手段が導出した前記加算値の合計値を記憶する合計値記憶手段と、
前記特別遊技状態を生じさせることが決定された場合に、前記合計値記憶手段が記憶する前記合計値をクリアする合計値クリア手段と、
前記合計値が特定値に達したか否かを判定する合計値判定手段と、
非有利遊技状態よりも前記始動条件が成立し易い有利遊技状態を、前記合計値が前記特定値に達したと前記合計値判定手段が判定した場合に生じさせる移行制御手段とを備えている
ことを特徴とする遊技機。
続きを表示(約 420 文字)【請求項2】
前記図柄変動表示の変動パターンを複数種類のうちから選択する変動パターン選択手段を備え、
前記加算値導出手段は、前記変動パターン選択手段が選択する前記変動パターンの種類に応じて異なる前記加算値を導出可能である請求項1に記載の遊技機。
【請求項3】
前記加算値として導出する数値を複数種類から決定する加算値決定手段を備えている請求項1に記載の遊技機。
【請求項4】
遊技の有利度に関する設定値を複数種類の何れかに設定可能であり、
前記特定値は、前記設定値に応じて異なる値が対応付けられている請求項1から請求項3の何れか一項に記載の遊技機。
【請求項5】
遊技の有利度に関する設定値を複数種類の何れかに設定可能であり、
前記加算値導出手段が導出する前記加算値の傾向が、前記設定値の種類に応じて異なる請求項1から請求項3の何れか一項に記載の遊技機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、パチンコ遊技機等の遊技機に関するものである。
続きを表示(約 3,800 文字)【背景技術】
【0002】
遊技機としては例えば、遊技球を用いて遊技を行うパチンコ遊技機が知られている。このパチンコ遊技機は、前面の窓から視認可能に配置された遊技盤の前面側に、遊技球が流下する遊技領域が形成されている。遊技領域には、遊技球が入球可能な入球口が複数箇所に設けられていると共に、遊技球の挙動に変化を与える遊技釘等が設けられている。遊技者は、パチンコ遊技機のハンドル等を操作して遊技球を打ち出し、その遊技球を遊技領域に流入させる。そして、遊技領域で遊技球が入球口に入球すると、予め定められた数の賞球や所定の抽選の機会が遊技者に付与される。このように遊技者は、パチンコ遊技機で遊技を行う場合、遊技球の挙動に応じて利益を得ることができる(例えば、特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-054507号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、近年のパチンコ遊技機においても、遊技者が充分に満足できる遊技性を提供できているとは言えず、改善の余地がある。
【0005】
本発明は、従来における問題点を解決するためになされたものであり、その目的は、新たな遊技性により遊技者を満足させ得る遊技機を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前記目的を達成するため本発明に係る遊技機は、始動条件の成立を契機として当否判定を実行する判定手段と、前記当否判定が特定結果となったことに応じて、遊技者が特定の利益を獲得可能な特別遊技状態を生じさせる生起手段と、前記当否判定の結果に応じた図柄変動表示を実行する図柄表示手段とを備えている遊技機であって、前記図柄変動表示の実行に基づいて導出条件が成立する毎に加算値を導出する加算値導出手段と、前記加算値導出手段が導出した前記加算値の合計値を記憶する合計値記憶手段と、前記特別遊技状態を生じさせることが決定された場合に、前記合計値記憶手段が記憶する前記合計値をクリアする合計値クリア手段と、前記合計値が特定値に達したか否かを判定する合計値判定手段と、非有利遊技状態よりも前記始動条件が成立し易い有利遊技状態を、前記合計値が前記特定値に達したと前記合計値判定手段が判定した場合に生じさせる移行制御手段とを備えていることを特徴とする。
【0007】
これによれば、加算値の合計値が特定値となった場合に有利遊技状態を生じさせることで、その救済措置としての有利遊技状態が生じるタイミングにランダム性を付与し、有利遊技状態が生じるまでの道筋に変化を与えて面白味を高めることができる。
【発明の効果】
【0008】
前記構成を有する本発明に係る遊技機によれば、新たな遊技性により遊技者を満足させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
第1実施形態のパチンコ遊技機における正面図である。
遊技盤の正面図である。
球循環機構から球送り部を取り除いた状態の概略構成図である。
球送り部の概略構成図である。
主制御基板及び周辺機器の電気的構成を示すブロック図である。
サブ制御基板及び周辺機器の電気的構成を示すブロック図である。
発射阻止事由と、関連する制御基板、発射阻止状態との関係を示す説明図である。
(a)は、発射阻止状態で全停止状態となる場合の球送りソレノイド及び発射モータの動作に関するタイムチャートであり、(b)は、発射阻止状態で空打ち状態となる場合の球送りソレノイド及び発射モータの動作に関するタイムチャートである。
(a)は、店員呼出しが行われていない状態でパチンコ遊技機の呼出しボタンが操作された場合の情報の流れを示す説明図であり、(b)は、店員呼出しが行われている状態で呼出しボタンが操作された場合の情報の流れを示す説明図である。
店員呼出しが行われている状態で遊技店における台毎表示装置の台毎ボタンが操作された場合の情報の流れを示す説明図である。
遊技時間の経過と差玉数の変化との関係の一例を示す曲線グラフである。
性能表示モニタによる表示の種類及び内容の一覧である。
当否判定テーブルの説明図である。
(a)は、大当たり図柄決定用テーブルの説明図であり、(b)は、小当たり図柄決定用テーブルの説明図であり、(c)は、時短図柄決定用テーブルの説明図である。
リーチ判定テーブルの説明図である。
特図変動パターン選択テーブルの説明図である。
普通図柄当否判定テーブルの説明図である。
普図当たり種別判定テーブルの説明図である。
普図変動パターン選択テーブルの説明図である。
メイン側主制御処理のフローチャートである。
メイン側タイマ割込処理のフローチャートである。
図柄用センサ検出処理のフローチャートである。
普通動作処理のフローチャートである。
特別図柄待機処理のフローチャートである。
特図大当たり判定処理のフローチャートである。
特図変動パターン選択処理のフローチャートである。
特別図柄関連処理のフローチャートである。
特別電動役物処理(1種大当たり、V当たり)のフローチャートである。
特別電動役物処理(小当たり)のフローチャートである。
遊技状態移行処理のフローチャートである。
サブ側主制御処理のフローチャートである。
(a)は、1msタイマ割込処理のフローチャートであり、(b)は、10msタイマ割込処理のフローチャートである。
受信コマンド解析処理のフローチャートである。
特図対応変動演出開始処理のフローチャートである。
枠制御処理のフローチャートである。
枠制御側割込処理のフローチャートである。
遊技球数管理処理のフローチャートである。
球循環駆動処理のフローチャートである。
外部通信処理のフローチャートである。
発射許可判定処理のフローチャートである。
ベース値に応じた賞球数の変化に関する説明図である。
設定対処の設定値に応じた移行契機回数に関する説明図である。
(a)は、コイン演出で表示されるコインの全体の態様であり、(b)は、コインの3個のパーツからなるコインの一部に対して1個のパーツが組み合わされる態様であり、(c)は、2個のパーツからなるコインの一部に対して4個のパーツからなるコインの一部が組み合わされてコインが完成する態様であり、(d)は、5個のパーツからなるコインの一部に対して残り1個のパーツが組み合わされてコインが完成する態様である。
遊技ポイント抽選処理により付与され得る複数種類の遊技ポイント数とその決定割合に関する説明図である。
獲得ポイント報知演出及び合計ポイント報知演出の表示態様の一例に関する説明図である。
遊技中の設定値変更の制御に関するブロック図であり、主制御基板、サブ制御基板及び枠制御基板の相互の信号の流れを示している。
遊技店側で設定可能な設定変更段階値と、設定抽選処理の当選確率及び変更先の割合との関係を示す説明図である。
(a)は、設定変更チャンス演出の小画面で絵柄が変動している状態、(b)は、小画面において左右に同じ奇数絵柄が停止し、対応する文字情報が表示された状態、(c)は、小画面において左右に同じ偶数絵柄が停止し、対応する文字情報が表示された状態を示している。
大当たり利益向上抽選の当選確率及び利益調整処理の決定割合等に関する説明図である。
第2実施形態のパチンコ遊技機が実行する時短利益向上抽選の当選確率と、利益調整処理の対象となる特化ゾーンとの関係に関する説明図である。
第3実施形態のパチンコ遊技機における設定値「1」に対応する有利移行シナリオに関する説明図である。
第3実施形態のパチンコ遊技機における設定値「2」に対応する有利移行シナリオに関する説明図である。
第3実施形態のパチンコ遊技機における設定値「3」に対応する有利移行シナリオに関する説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本発明の実施形態に係る遊技機について図面を参照しつつ説明する。以下の説明では、遊技機として、遊技球を用いて遊技を行うパチンコ遊技機を例に挙げる。なお、パチンコ遊技機の各部について方向や位置関係を説明する場合は、このパチンコ遊技機と対向して遊技を行う遊技者から見た状態での「左」「右」及び「上」「下」を基準とする。また、遊技者から見て近い側(手前側)を「前」とし、遠い側(奥側)を「後」とする。
(【0011】以降は省略されています)

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