TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025054046
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-07
出願番号
2023163223
出願日
2023-09-26
発明の名称
遊技機
出願人
株式会社サンセイアールアンドディ
代理人
弁理士法人ネクスト
主分類
A63F
7/02 20060101AFI20250331BHJP(スポーツ;ゲーム;娯楽)
要約
【課題】特別遊技状態への移行を示唆しながら特別遊技状態への移行がされない事態が生じることを防止した遊技機を提供する。
【解決手段】大当たりに当選することなく特別図柄の変動回数が所定の上限回数に到達した段階で遊技者に有利な特別遊技状態へと移行する一方で、現時点で記憶されている保留が消化されることによって特別遊技状態への移行条件を満たすと判定された場合に、特別遊技状態への移行を示唆する演出を行うことで遊技者に報知を行うように構成する。
【選択図】図29
特許請求の範囲
【請求項1】
遊技球が流下する流下領域と、
前記流下領域に設けられており、特別図柄に対応した特別図柄用入球口と、
前記特別図柄用入球口に遊技球が入球したことを契機として遊技情報を取得する遊技情報取得手段と、
前記遊技情報取得手段を介して取得した前記遊技情報を、所定の最大保留記憶個数を上限として時系列順に保留として記憶する保留記憶手段と、
前記保留として記憶された前記遊技情報に基づいて大当たりを付与するか否かを判断する大当たり付与判断手段と、
大当たりに当選することなく前記特別図柄の変動回数が所定の上限回数に到達した段階で遊技者に有利な特別遊技状態へと移行する天井移行手段と、
前記保留記憶手段に記憶された保留が消化されることによって前記特別遊技状態への移行条件を満たすと判定された場合に、前記特別遊技状態への移行を示唆する移行示唆手段と、を有することを特徴とする遊技機。
続きを表示(約 460 文字)
【請求項2】
前記移行示唆手段は、前記保留記憶手段に記憶された保留内に、該保留の消化に伴う特別図柄の変動によって特別図柄の変動回数が前記上限回数に到達し、且つ該保留を消化するまで大当たりに当選する条件を満たす保留が存在しない場合に、前記保留記憶手段に記憶された保留が消化されることによって前記特別遊技状態への移行条件を満たすと判定することを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
【請求項3】
前記移行示唆手段は、消化されることによって前記特別遊技状態への移行条件を満たす保留が記憶されてから前記特別遊技状態へと移行するまでの期間において、前記特別遊技状態への移行を示唆する演出を継続して行うことを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
【請求項4】
前記移行示唆手段は、消化されることによって前記特別遊技状態への移行条件を満たす保留が記憶されてから前記特別遊技状態へと移行するまでの期間において、該期間以外とは異なる背景画像或いは音楽を出力することを特徴とする請求項3に記載の遊技機。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、パチンコ遊技機等の遊技機に関するものである。
続きを表示(約 3,600 文字)
【背景技術】
【0002】
従来より、例えば遊技機の一つであるパチンコ遊技機では、始動入賞口にパチンコ球が入賞すると大当たりの抽選が行われ、大当たりに当選すると大入賞口が開放され、遊技者が多くのパチンコ球を獲得できる構成となっている。この大当たりの当選確率は機種によって異なるが、遊技者が同じ遊技台で長時間遊技を行っても一度も当選できない状況も当然生じ得る。
【0003】
そこで従来では例えば特開2021-176363号公報のように大当たりに当選することなく特別図柄の変動回数(即ち大当たりの抽選回数)が所定の上限回数に到達すると、始動入賞口への入賞が通常遊技状態よりも容易な状態である入球容易状態(遊タイム、b時短)へ移行する技術について提案されている。その結果、上限回数到達後について遊技者は持ち球を大きく減らすことなく遊技を継続することが可能であり、また1種2種混合機のような一部の機種では大当たりの当選についても容易となって、遊技者の負担を軽減することが可能となる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2021-176363号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
また、上記特許文献1のように遊タイムを備えた遊技機では、特別図柄の変動回数が上限回数に近づくと遊技者に対する事前告知として上限回数に近づいている旨を案内することも行われている。しかしながら、上記事前告知を行った後に、特別図柄の変動回数が上限回数に到達するまでの間に大当たりに当選すると、上限回数までの特別図柄の変動回数のカウントはリセットされるので、事前告知をしていたにもかかわらず遊タイムへ移行しない事象が生じる。特に、遊タイム直前で大当たりに当選するよりも遊タイムへ移行した方が遊技者にとって有利となる機種も存在し、そのような機種では遊技者の遊タイムへの期待を裏切ることになる。
【0006】
本発明は前記従来における問題点を解消するためになされたものであり、特別遊技状態への移行を示唆しながら特別遊技状態への移行がされない事態が生じることを防止した遊技機を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
前記目的を達成するため本発明に係る遊技機は、遊技球が流下する流下領域と、前記流下領域に設けられており、特別図柄に対応した特別図柄用入球口と、前記特別図柄用入球口に遊技球が入球したことを契機として遊技情報を取得する遊技情報取得手段と、前記遊技情報取得手段を介して取得した前記遊技情報を、所定の最大保留記憶個数を上限として時系列順に保留として記憶する保留記憶手段と、前記保留として記憶された前記遊技情報に基づいて大当たりを付与するか否かを判断する大当たり付与判断手段と、大当たりに当選することなく前記特別図柄の変動回数が所定の上限回数に到達した段階で遊技者に有利な特別遊技状態へと移行する天井移行手段と、前記保留記憶手段に記憶された保留が消化されることによって前記特別遊技状態への移行条件を満たすと判定された場合に、前記特別遊技状態への移行を示唆する移行示唆手段と、を有することを特徴とする。
尚、遊技者に有利な特別遊技状態としては、通常遊技状態に比べて遊技球の消費を抑えて遊技が継続することができたり、遊技球を増やすことができたり、大当たりに当選しやすい状態が該当する。例えば特別図柄用入賞口への入賞が通常遊技状態よりも容易な状態である入球容易状態や、大当たりに当選しやすい高確率状態、大当たり遊技状態、小当たりラッシュ状態などがある。
【発明の効果】
【0008】
前記構成を有する本発明に係る遊技機によれば、現在記憶されている保留が消化されることによって特別遊技状態への移行条件を満たすと判定された場合に特別遊技状態への移行を示唆するので、特別遊技状態への移行を示唆しながら特別遊技状態への移行がされない事態が生じることを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の実施形態に係るパチンコ遊技機の正面図である。
図1に示すパチンコ遊技機に設けられた表示器類を拡大して示す説明図である。
図1に示すパチンコ遊技機に設けられた主制御基板および周辺機器の電気的構成をブロックで示す説明図である。
図1に示すパチンコ遊技機に設けられたサブ制御基板および周辺機器の電気的構成をブロックで示す説明図である。
大当たり判定テーブルの説明図である。
普図当たり判定テーブルの説明図である。
大当たり種別判定テーブルの説明図である。
普通動作パターンテーブルの説明図である。
リーチ判定テーブルの説明図である。
特図変動パターン選択テーブルの説明図である。
第1特図保留記憶部の記憶内容を示す説明図である。
第2特図保留記憶部の記憶内容を示す説明図である。
第1特図保留演出記憶部の説明図である。
第2特図保留演出記憶部の説明図である。
普通可変入賞装置の動作パターンを示した図である。
遊技制御用マイコンが実行するメイン側主制御処理のフローチャートである。
遊技制御用マイコンが図16に示すメイン側主制御処理において実行するメイン側タイマ割込処理のフローチャートである。
遊技制御用マイコンが図17に示すメイン側タイマ割込処理において実行する始動口センサ検出処理のフローチャートである。
遊技制御用マイコンが図17に示すメイン側タイマ割込処理において実行するV入賞検出処理のフローチャートである。
遊技制御用マイコンが図17に示すメイン側タイマ割込処理において実行する普電動作処理のフローチャートである。
遊技制御用マイコンが図17に示すメイン側タイマ割込処理において実行する特別図柄待機処理のフローチャートである。
遊技制御用マイコンが図17に示すメイン側タイマ割込処理において実行する特別図柄変動処理のフローチャートである。
遊技制御用マイコンが図17に示すメイン側タイマ割込処理において実行する特電動作処理のフローチャートである。
演出制御用マイコンが実行するサブ側主制御処理のフローチャートである。
演出制御用マイコンが図24に示すサブ側主制御処理において実行する1msタイマ割込処理のフローチャートである。
演出制御用マイコンが図24に示すサブ側主制御処理において実行する10msタイマ割込処理のフローチャートである。
演出制御用マイコンが図26に示す10msタイマ割込処理において実行する受信コマンド解析処理のフローチャートである。
演出制御用マイコンが図26に示す10msタイマ割込処理において実行する遊タイム演出処理のフローチャートである。
b時短の移行が確定した場合に移行する前兆ゾーンを示した図である。
演出制御用マイコンが図26に示す10msタイマ割込処理において実行する遊技履歴表示処理のフローチャートである。
演出表示装置に表示される遊技履歴の一例を示した図である。
演出制御用マイコンが図27に示す受信コマンド解析処理において実行する出玉獲得演出開始処理のフローチャートである。
出玉獲得演出において選択候補となるキャラクタのアクションの種類と選択割合を示した図である。
保留画像に対してキャラクタがアクションを行う例を示した図である。
保留画像に対してキャラクタがアクションを行う例を示した図である。
全ての保留によって遊技者が獲得可能な特典の内容を一括して報知する例を示した図である。
ラウンド昇格演出の一例を示した図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本発明の実施形態に係る遊技機について図を参照しつつ説明する。本実施形態では、本発明の実施形態に係る遊技機としてパチンコ遊技機について説明する。なお、以下の説明において、パチンコ遊技機の各部の方向を説明する場合は、そのパチンコ遊技機と対向して遊技を行う遊技者から見た方向を基準とする。具体的には、パチンコ遊技機の各部の左右方向および上下方向は、遊技者から見た左右方向および上下方向とする。また、遊技者に近づく方向を前方とし、遊技者から遠ざかる方向を後方とする。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
個人
玩具
2か月前
個人
盤上遊戯具
2か月前
個人
フィギュア
3か月前
個人
球技用ベース
5か月前
株式会社三共
遊技機
1か月前
株式会社三共
遊技機
6か月前
株式会社三共
遊技機
6か月前
株式会社三共
遊技機
6か月前
株式会社三共
遊技機
6か月前
株式会社三共
遊技機
6か月前
株式会社三共
遊技機
6か月前
株式会社三共
遊技機
6か月前
株式会社三共
遊技機
6か月前
株式会社三共
遊技機
28日前
株式会社三共
遊技機
6か月前
株式会社三共
遊技機
6か月前
株式会社三共
遊技機
6か月前
株式会社三共
遊技機
6か月前
株式会社三共
遊技機
6か月前
株式会社三共
遊技機
6か月前
株式会社三共
遊技機
6か月前
株式会社三共
遊技機
6か月前
株式会社三共
遊技機
28日前
株式会社三共
遊技機
28日前
株式会社三共
遊技機
28日前
株式会社三共
遊技機
28日前
株式会社三共
遊技機
28日前
株式会社三共
遊技機
28日前
株式会社三共
遊技機
28日前
株式会社三共
遊技機
28日前
株式会社三共
遊技機
28日前
株式会社三共
遊技機
28日前
株式会社三共
遊技機
28日前
株式会社三共
遊技機
28日前
株式会社三共
遊技機
6か月前
株式会社三共
遊技機
28日前
続きを見る
他の特許を見る