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公開番号2025039872
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-21
出願番号2025006260,2020141760
出願日2025-01-16,2020-08-25
発明の名称遊技機
出願人株式会社オリンピア
代理人個人,個人
主分類A63F 5/04 20060101AFI20250313BHJP(スポーツ;ゲーム;娯楽)
要約【課題】新たな停止制御の手法で特定小役の入賞の可否を制御して遊技機の設計自由度を向上させる技術を提供する。
【解決手段】小役の当選態様として、打順特殊役群(打順特殊役1~打順特殊役16)が存在し、打順特殊役が当選した場合において、第1停止操作の押下検出位置が打順特殊役の種類に応じて予め定められた特定押下位置であるか否かに応じて打順特殊役に含まれる15枚小役の入賞の可否が変化するように停止制御の態様を異ならせる。
【選択図】図10
特許請求の範囲【請求項1】
外周面に複数種類の図柄が配列されている複数のリールと、
小役を含む複数種類の役の当否を決定する内部抽選を行う内部抽選手段と、
前記複数のリールを遊技毎に回転させ、停止操作を契機として、前記内部抽選の結果に応じた態様で回転中のリールを停止させる制御を行うリール制御手段と、
を備え、
役毎に予め定められた入賞形態を示す図柄組合せが有効ライン上に表示された場合に役が入賞し、前記小役の入賞に伴い、入賞した前記小役の配当に応じた遊技価値が払い出される遊技機であって、
前記小役の当選態様として、少なくとも第1小役、第2小役、および第3小役が重複して当選する複数種類の特定当選態様が存在し、
前記第1小役は、前記第2小役および前記第3小役よりも配当が高く設定されており、
前記第2小役および前記第3小役は、配当が同一に設定されており、
前記複数のリールが、第1リール、第2リール、および第3リールであり、
複数種類の前記特定当選態様のそれぞれについて正解操作順序が設定されており、前記第1リールを最初に停止させる操作順序が、いずれの前記特定当選態様においても正解操作順序に設定されておらず、
前記第2リールを最初に停止させる操作順序が前記正解操作順序となる前記特定当選態様と、前記第3リールを最初に停止させる操作順序が前記正解操作順序となる前記特定当選態様とが存在するが、前記第1リールを最初に停止させる操作順序が前記正解操作順序となる前記特定当選態様が存在せず、
前記リール制御手段が、
前記内部抽選で前記特定当選態様を得た遊技において、当該特定当選態様に対応する前記正解操作順序で停止操作が行われた場合、前記第1小役が必ず入賞し、当該特定当選態様に対応する前記正解操作順序とは異なる操作順序である失敗操作順序のうち、前記第1リールを最初に停止させる第1の失敗操作順序で停止操作が行われた場合、前記第2小役が必ず入賞し、当該特定当選態様に対応する前記正解操作順序とは最初に停止させるリールが異なるとともに、前記第2リールまたは前記第3リールを最初に停止させる第2の失敗操作順序で停止操作が行われた場合、停止操作のタイミングに応じて、前記第3小役が入賞する場合といずれの役も入賞しない場合とが存在するように、回転中のリールを停止させる制御を行うことを特徴とする遊技機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、遊技機に関する。
続きを表示(約 3,100 文字)【背景技術】
【0002】
従来から外周面に図柄が配列された複数のリールを備えた遊技機(回胴式遊技機、スロットマシン)が知られている。この種の遊技機は、メダルやパチンコ玉などの遊技媒体に対して一定の遊技価値を付与し、このような遊技媒体を獲得するための遊技を行うものである。また、この種の遊技機は、遊技者の回転開始操作を契機として、内部抽選を行うとともに複数のリールの回転を開始させ、遊技者の停止操作契機として、内部抽選の結果に応じた態様で複数のリールを停止させる制御を行っている。そして、遊技の結果は、複数のリールが停止した状態における入賞判定ライン上に表示された図柄組合せによって判定され、遊技の結果に応じてメダル等の払い出しなどが行われる。
【0003】
近年では、特定役の入賞を補助する入賞補助演出を所定条件下で実行することによって、特定小役の入賞確率を変動させ、入賞補助演出が実行可能なAT状態においてメダル等の遊技媒体を獲得しやすくするアシストタイム遊技を行うことができる遊技機が好評を博している(特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2012-143437号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、従来のアシストタイム遊技を実行可能な遊技機では、特定小役の入賞の可否を停止操作の順序によって制御することによって、アシストタイム遊技と、アシストタイム遊技ではない遊技との遊技媒体の獲得状況に差を設けることが行われてきた。しかしながら、停止操作の順序による手法では、リールの本数で操作パターンが限られてしまうため、設計自由度が低いという難点があった。
【0006】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、新たな停止制御の手法で特定小役の入賞の可否を制御して遊技機の設計自由度を向上させる技術を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
(1)本発明は、外周面に複数種類の図柄が配列されている複数のリールと、小役を含む複数種類の役の当否を決定する内部抽選を行う内部抽選手段と、前記複数のリールを遊技毎に回転させ、停止操作を契機として、前記内部抽選の結果に応じた態様で回転中のリールを停止させる制御を行うリール制御手段と、前記複数のリールが停止した状態で、役毎に予め定められた入賞形態を示す図柄組合せが前記有効ライン上に表示されていることに基づいて、役が入賞したと判定する入賞判定手段と、前記小役が入賞したことに基づいて、遊技価値を払い出すための制御を行う払出制御手段と、を備え、前記停止操作の時点におけるリールの位置である操作検出位置から所定の引き込み範囲内に存在する図柄を有効ライン上の表示位置に表示可能とする遊技機であって、前記小役の当選態様として、特定小役を含む複数種類の役が重複して当選する複数種類の特定当選態様が存在し、前記複数のリールのそれぞれにおいて、前記操作検出位置に関わらずに前記特定小役の入賞形態を構成する図柄が前記所定の引き込み範囲内に存在するように配置されており、前記特定当選態様の種類に応じて、前記特定小役の入賞を許可する前記操作検出位置である特定操作位置が設定されており、前記リール制御手段が、前記特定当選態様を得た遊技において、前記操作検出位置が前記特定操作位置であった場合には、前記特定小役を入賞可能とする第1の制御則に基づきリールの停止位置を決定し、前記操作検出位置が前記特定操作位置とは異なる場合には、前記特定小役の入賞を回避する第2の制御則に基づきリールの停止位置を決定する遊技機に関するものである。
【0008】
(2)本発明は、外周面に複数種類の図柄が配列されている複数のリールと、小役を含む複数種類の役の当否を決定する内部抽選を行う内部抽選手段と、前記複数のリールを遊技毎に回転させ、停止操作を契機として、前記内部抽選の結果に応じた態様で回転中のリールを停止させる制御を行うリール制御手段と、前記複数のリールが停止した状態で、役毎に予め定められた入賞形態を示す図柄組合せが前記有効ライン上に表示されていることに基づいて、役が入賞したと判定する入賞判定手段と、前記小役が入賞したことに基づいて、遊技価値を払い出すための制御を行う払出制御手段と、を備え、前記停止操作の時点におけるリールの位置である操作検出位置から所定の引き込み範囲内に存在する図柄を有効ライン上の表示位置に表示可能とする遊技機であって、前記小役の当選態様として、特定小役を含む複数種類の役が重複して当選する複数種類の特定当選態様が存在し、前記複数のリールのそれぞれにおいて、前記操作検出位置に関わらずに前記特定小役の入賞形態を構成する図柄が前記所定の引き込み範囲内に存在するように配置されており、前記特定当選態様の種類に応じて、前記特定小役の入賞を許可する前記操作検出位置である特定操作位置が設定されており、前記リール制御手段が、前記特定当選態様を得た遊技において、前記操作検出位置が前記特定操作位置であった場合には遊技価値の払出数が最も多くなるようにリールの停止位置を決定して前記特定小役を入賞可能とし、前記操作検出位置が前記特定操作位置とは異なる場合には有効ライン上に表示可能な入賞形態を示す図柄組合せの数が最も多くなるようにリールの停止位置を決定して前記特定小役の入賞を回避する遊技機に関するものである。
【0009】
(3)本発明は、外周面に複数種類の図柄が配列されている複数のリールと、小役を含む複数種類の役の当否を決定する内部抽選を行う内部抽選手段と、前記複数のリールを遊技毎に回転させ、停止操作を契機として、前記内部抽選の結果に応じた態様で回転中のリールを停止させる制御を行うリール制御手段と、前記複数のリールが停止した状態で、役毎に予め定められた入賞形態を示す図柄組合せが前記有効ライン上に表示されていることに基づいて、役が入賞したと判定する入賞判定手段と、前記小役が入賞したことに基づいて、遊技価値を払い出すための制御を行う払出制御手段と、を備え、前記停止操作の時点におけるリールの位置である操作検出位置から所定の引き込み範囲内に存在する図柄を有効ライン上の表示位置に表示可能とする遊技機であって、前記小役の当選態様として、特定小役を含む複数種類の役が重複して当選する複数種類の特定当選態様が存在し、前記複数のリールのそれぞれにおいて、前記操作検出位置に関わらずに前記特定小役の入賞形態を構成する図柄が前記所定の引き込み範囲内に存在するように配置されており、前記リール制御手段が、前記特定当選態様を得た遊技において、前記操作検出位置が当該特定当選態様の種類に応じて予め定められた特定操作位置であるか否かに応じて前記特定小役の入賞の可否が変化するように停止制御の態様を異ならせる遊技機に関するものである。
【0010】
以上の(1)~(3)に示した各発明によれば、特定当選態様を得た遊技における特定小役の入賞の可否が操作検出位置に影響されるため、特定操作位置の設定態様を変えるだけで特定小役の入賞率をコントロールすることができるようになり、遊技機の設計自由度を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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