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公開番号2025034264
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-13
出願番号2023140551
出願日2023-08-30
発明の名称屋内用投擲競技用具
出願人個人
代理人個人
主分類A63B 65/02 20060101AFI20250306BHJP(スポーツ;ゲーム;娯楽)
要約【課題】屋内の床面を傷つけることなく競技するのに好適な屋内用投擲競技用具を提供する。
【解決手段】円筒状又は円柱状のスポンジ体3の下端側を中心軸線4に対して垂直面5となし、上端側を傾斜面6となし、中心軸線4上に重り8を装着してなるピン1を複数個設け、各ピン1には傾斜面6にそれぞれ異なる数字7を表記してなり、円筒状又は円柱状のスポンジ体の中心軸線上の左右対称位置に重りを装着してなる投擲具を設け、前記複数個のピン1と単数個の前記投擲具とを組合せてなる。
【選択図】図1



特許請求の範囲【請求項1】
円筒状又は円柱状のスポンジ体の下端側を中心軸線に対して垂直面となし、上端側を傾斜面となし、前記中心軸線上に重りを装着してなるピンを複数個設け、各ピンには前記傾斜面にそれぞれ異なる数字を表記してなり、円筒状又は円柱状のスポンジ体の中心軸線上の左右対称位置に重りを装着してなる投擲具を設け、前記複数個のピンと単数個の前記投擲具とを組合せてなることを特徴とする屋内用投擲競技用具。
続きを表示(約 310 文字)【請求項2】
ピンに装着する重りの重心を中心軸線上の上部側に設定してなる請求項1に記載の屋内用投擲競技用具。
【請求項3】
ピン及び投擲具の各端面に蓋体を設けてなる請求項1又は2に記載の屋内用投擲競技用具。
【請求項4】
ピンの重心位置を可変となした請求項1~3のいずれか1項に記載の屋内用投擲競技用具。
【請求項5】
ピンの下端面に設ける底蓋の径をスポンジ体の径より小径となした請求項1~4のいずれか1項に記載の屋内用投擲競技用具。
【請求項6】
ピン及び投擲具を形成するスポンジ体を円筒状とした請求項1~5のいずれか1項に記載の屋内用投擲競技用具。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、屋内での競技に好適な屋内用投擲競技用具に関する。
続きを表示(約 2,700 文字)【背景技術】
【0002】
フィンランドで発祥の投擲競技としてモルックと呼ばれる競技がある(非特許文献1)。プレイヤーはモルックと呼ばれる木製のピンを使って、スキットルと呼ばれる木製のピンを倒そうとする。
標的のピンと投げるピンの寸法はほぼ同じで、標的のピンには1から12までの数字が印されている。標的のピンは最初は投擲場所から3-4メートル離れた位置に寄せ集めて立てられる。配置は横1列目が1/2、2列目が3/10/4、3列目が5/11/12/6、4列目が7/9/8である(図8)。
ピンを1本倒すとピンに書かれた数字と同じ点数が得られる。2本以上のピンを倒すと、倒したピンの数と同じ点数が得られる(例えば3本倒すと3点)。投げたピン(モルック)あるいは数字が書かれたピンに寄り掛かっているピンは点数とならない(倒れ、地面に完全に着地していなければ点数として数えない)。毎投擲後、ピンは倒れて移動した位置で再び立てられる。
最初に点数が50点ちょうどになったプレイヤーが勝者となる。50点を超えてしまうと、点数は25点に戻る。3回連続で標的のピンに1つも当たらなければ失格となる。
【0003】
かかるモルックと呼ばれる投擲競技は、もっぱら屋外で行われる。標的のピンや投擲具(モルックと呼ばれるピン)は、いずれも木製のものを用いており、屋外での競技では木製のものでも特に問題はない。
しかし、天候に左右されることなく競技でき、高齢者や障害者などにとっても気軽に楽しむには、体育館などの屋内で競技できることが望ましい。屋内で行う場合、木製のピンや投擲具では床面に傷をつけてしまうおそれがあり、屋内での競技に好適な用具が望まれる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
フリー百科事典ウィキペディア「モルック」[2023年8月16日検索]インターネット<URL:https://ja.wikipedia.org/wiki/モルック>
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
そこで、本発明は、屋内の床面を傷つけることなく競技するのに好適な屋内用投擲競技用具を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、請求項1に係る屋内用投擲競技用具は、円筒状又は円柱状のスポンジ体の下端側を中心軸線に対して垂直面となし、上端側を傾斜面となし、前記中心軸線上に重りを装着してなるピンを複数個設け、各ピンには前記傾斜面にそれぞれ異なる数字を表記してなり、円筒状又は円柱状のスポンジ体の中心軸線上の左右対称位置に重りを装着してなる投擲具を設け、前記複数個のピンと単数個の前記投擲具とを組合せてなること、を特徴としている。
請求項2に係る発明は、ピンに装着する重りの重心を中心軸線上の上部側に設定してなるものである。
請求項3に係る発明は、ピン及び投擲具の各端面に蓋体を設けてなるものである。
請求項4に係る発明は、ピンの重心位置を可変となしたものである。
請求項5に係る発明は、ピンの下端面に設ける底蓋の径をスポンジ体の径より小径となしたものである。
請求項6に係る発明は、ピン及び投擲具を形成するスポンジ体を円筒状としたものである。
【発明の効果】
【0007】
請求項1に係る発明によれば、円筒状又は円柱状のスポンジ体の下端側を中心軸線に対して垂直面となし、上端側を傾斜面となし、前記中心軸線上に重りを装着してなるピンを複数個設け、各ピンには前記傾斜面にそれぞれ異なる数字を表記してなり、円筒状又は円柱状のスポンジ体の中心軸線上の左右対称位置に重りを装着してなる投擲具を設け、前記複数個のピンと単数個の前記投擲具とを組合せてなるので、ピン及び投擲具はいずれもスポンジ体からなる。このため、投擲具を投げたりピンが倒れても、床面に傷をつけるおそれがなく、屋内でも安心して競技することができる。
請求項2に係る発明によれば、ピンに装着する重りの重心を中心軸線上の上部側に設定してなるので、ピンの重心位置が上下方向の中心位置より高くなる。このため、ピンが倒れ易くなる。
請求項3に係る発明によれば、ピン及び投擲具の各端面に蓋体を設けてなるので、見栄えがよくなる。
請求項4に係る発明によれば、ピンの重心位置を可変となしたので、ピンの重心位置を上下方向に可変できることになり、ピンの倒れ易さを適宜変更できることになる。
請求項5に係る発明によれば、ピンの下端面に設ける底蓋の径をスポンジ体の径より小径となしたので、ピンが不安定となり、倒れ易くなる。
請求項6に係る発明によれば、ピン及び投擲具を形成するスポンジ体を円筒状としたので、円筒状のスポンジ体は安価に入手可能で、製造コストも低く抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
円筒状スポンジ体からなるピンの正面図とA-A断面図である。
重りの装着位置と個数を変更した図1(b)相当の断面図である。
円柱状スポンジ体からなるピンの正面図とB-B断面図である。
重りの装着箇所を変更した図3(b)相当の断面図である。
重りの装着個数を変更した図3(b)相当の断面図である。
底蓋を小径となしたピンの正面図である。
円筒状スポンジ体からなる投擲具の断面図である。
円柱状スポンジ体からなる投擲具の断面図である。
従来例による寄せ集めて立てられたピンの配置を示す説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて具体的に説明する。本発明による屋内用投擲競技用具は、スポンジ体からなる複数個のピン1とスポンジ体からなる単数個の投擲具2とを1組として組合せてなる。
【0010】
ピン1は、円筒状又は円柱状のスポンジ体3(3a,3b)を設け、該スポンジ体3の下端側を中心軸線4に対して垂直面5となし、上端側を傾斜面6となし、該傾斜面6側に数字7を表記してなる。各図において、傾斜面6の傾斜角は45゜としているが、これに限定されるわけではない。
ピン1は複数個、具体的には12個設け、各ピンには1~12の数字を表記する。
(【0011】以降は省略されています)

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