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公開番号2025033104
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-13
出願番号2023138596
出願日2023-08-29
発明の名称遊技機
出願人京楽産業.株式会社
代理人TRY国際弁理士法人,個人
主分類A63F 7/02 20060101AFI20250306BHJP(スポーツ;ゲーム;娯楽)
要約【課題】遊技の興趣をより一層高める。
【解決手段】遊技機1は、一種二種混合機であり、仮想遊技媒体である遊技球を遊技機1内に封入して循環させる、管理遊技機と称するものである。遊技機1は、主制御基板10、枠制御基板160、演出制御基板120、第1特別図柄表示装置20、及び第2特別図柄表示装置21を有する。主制御基板10は、遊技状態および遊技の進行と停止の状況を仮枠制御基板160に送信可能とし、高ベース時短状態中において、微時短状態であることを示さない、第1遊技状態情報、第2遊技状態情報を設け、遊技状態が通常状態または微時短状態となっても、普通電動役物が高ベース時短状態中に開放動作をしていた場合、少なくとも第2遊技状態情報は維持可能とされる。
【選択図】図46
特許請求の範囲【請求項1】
仮想遊技媒体の付与を伴う遊技の進行を制御する主制御手段であって、当該遊技機の遊技状態を、通常状態、前記通常状態よりも補助遊技に関わる有利度が僅かに高い微時短状態、及び前記通常状態並びに前記微時短状態よりも補助遊技に関わる有利度が十分に高い高ベース時短状態を含む複数の有利状態の何れかの遊技状態に設定する手段と、遊技の進行を停止する手段を含む主制御手段と、
接続されるカードユニットからの情報と対応する仮想遊技媒体数の移行信号を受信し、前記遊技の進行に応じて、遊技可能な仮想遊技媒体数の減算および加算に関わる処理を行い、計数ボタンが操作されたときに、所定数の仮想遊技媒体数の移行信号を、前記カードユニットに送信する仮想遊技媒体数制御手段と
を具備し、
前記主制御手段は、前記遊技状態および遊技の進行と停止の状況を前記仮想遊技媒体数制御手段に送信可能とし、高ベース時短状態中において、微時短状態であることを示さない、第1遊技状態情報、第2遊技状態情報を設け、前記遊技状態が通常状態または微時短状態となっても、普通電動役物が高ベース時短状態中に開放動作をしていた場合、少なくとも第2遊技状態情報は維持可能とされ、
前記仮想遊技媒体数制御手段は、受信した前記遊技状態および遊技の進行と停止の状況に基づき、前記第2遊技状態信号を前記カードユニットに送信可能とする
ことを特徴とする遊技機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、弾発式パチンコ遊技機等の遊技機に関する。
続きを表示(約 5,700 文字)【背景技術】
【0002】
ぱちんこ遊技機は、遊技の進行を司る主制御基板と、遊技盤面の液晶ディスプレイや役物の制御を通じた遊技の演出を司る演出制御基板とを備えている。ぱちんこ遊技機の中には、通常状態と、補助遊技に関わる有利度が通常状態よりも高い時短状態とを有し、時短状態において、始動入賞し易くなるように構成されたものがある。この種の遊技機の演出に関わる技術を開示した文献として、特許文献1がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2015-195798号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、この種の遊技機の演出は、演出の興趣という点において改善の余地があった。
【0005】
本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであり、遊技機の遊技の興趣をより一層高めることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するため、本発明は、仮想遊技媒体の付与を伴う遊技の進行を制御する主制御手段であって、当該遊技機の遊技状態を、通常状態、前記通常状態よりも補助遊技に関わる有利度が僅かに高い微時短状態、及び前記通常状態並びに前記微時短状態よりも補助遊技に関わる有利度が十分に高い高ベース時短状態を含む複数の有利状態の何れかの遊技状態に設定する手段と、遊技の進行を停止する手段を含む主制御手段と、接続されるカードユニットからの情報と対応する仮想遊技媒体数の移行信号を受信し、前記遊技の進行に応じて、遊技可能な仮想遊技媒体数の減算および加算に関わる処理を行い、計数ボタンが操作されたときに、所定数の仮想遊技媒体数の移行信号を、前記カードユニットに送信する仮想遊技媒体数制御手段とを具備し、前記主制御手段は、前記遊技状態および遊技の進行と停止の状況を前記仮想遊技媒体数制御手段に送信可能とし、高ベース時短状態中において、微時短状態であることを示さない、第1遊技状態情報、第2遊技状態情報を設け、前記遊技状態が通常状態または微時短状態となっても、普通電動役物が高ベース時短状態中に開放動作をしていた場合、少なくとも第2遊技状態情報は維持可能とされ、前記仮想遊技媒体数制御手段は、受信した前記遊技状態および遊技の進行と停止の状況に基づき、前記第2遊技状態信号を前記カードユニットに送信可能とすることを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、遊技機における遊技の興趣をより一層高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の第1実施形態である遊技機1及びカードユニット9の正面図である。
遊技機1における第2大入賞口17を拡大した図である。
遊技機1及びカードユニット9の背面側の斜視図である。
遊技機1の背面における主制御基板10及び枠制御基板160と、それらを覆うカバー10c及び160cを示す図である。
遊技機1の構成を示すブロック図である。
カードユニット9の構成を示すブロック図である。
カードユニット9への紙幣6の挿入、及びカードユニット9から遊技機1への遊技球数の移行の様子を示す図である。
遊技機1からカードユニット9への遊技球数の移行の様子を示す図である。
遊技機1からカードユニット9への遊技球数の移行の様子を示す図である。
カードユニット9からのカード7の排出の様子を示す図である。
カードユニット9へのカード7の挿入の様子を示す図である。
遊技機1の遊技状態を示す図である。
遊技機1の遊技フローを示す図である。
遊技機1における図柄変動と保留表示画像を示す図である。
遊技機1の各演出モードと、遊技状態と、背景画像とを示す図である。
遊技機1の通常変動演出を示す図である。
遊技機1のノーマルリーチ演出を示す図である。
遊技機1のルーレット演出を示す図である。
遊技機1のルーレット演出を示す図である。
遊技機1のSPリーチ演出を示す図である。
遊技機1の先読み保留表示変化演出を示す図である。
遊技機1における通常電源投入操作、主制御基板RAMクリア電源投入操作、枠制御基板RAMクリア電源投入操作、及び全RAMクリア電源投入操作を示す図である。
遊技機1の状態と、主制御基板10のメインRAM110cの状態フラグ記憶領域における15種類のフラグのセットの有無との関係を示す図である。
遊技機1の状態と、遊技球数制御部180の遊技球数RAM180cの状態フラグ記憶領域における16種類のフラグのセットの有無との関係を示す図である。
遊技機1の状態と、カードユニット9におけるカードユニット制御基板90の状態フラグ記憶領域における11種類のフラグのセットの有無との関係を示す図である。
遊技機1の主制御基板10のメイン処理を示すフローチャートである。
遊技機1における主制御基板10から枠制御基板160への遊技機情報通知コマンドの送信のシーケンスを示す図である。
遊技機1の主制御基板10のタイマ割込み処理を示すフローチャートである。
遊技機1の演出制御部120mのメイン処理を示すフローチャートである
演出制御部120mのタイマ割込み処理を示すフローチャートである。
遊技機1の発射制御部170のメイン処理を示すフローチャートである。
遊技機1の発射制御部170の発射制御処理を示すフローチャートである。
遊技機1の遊技球数制御部180のメイン処理を示すフローチャートである。
遊技機1の枠制御基板160からカードユニット9への遊技機情報通知データの送信のシーケンスを示す図である。
遊技機1の枠制御基板160からカードユニット9への計数通知データの送信のシーケンスを示す図である。
遊技機1のカードユニット制御基板90のメイン処理を示すフローチャートである
カードユニット9及び遊技機1間の貸出通知データ及び貸出受領結果応答データの送受信のシーケンスを示す図である。
遊技機1の主制御基板10の初期設定処理を示すフローチャートである。
遊技機1の主制御基板10の初期設定処理を示すフローチャートである。
遊技機1の主制御基板10の遊技機情報通知処理を示すフローチャートである。
遊技機1の遊技球数制御部180の初期設定処理を示すフローチャートである。
遊技機1の遊技球数制御部180のエラー判定処理を示すフローチャートである。
遊技機1におけるエラーの発生時の遊技球数表示器84及び枠制御表示器85の表示を示す図である。
遊技機1の遊技球数制御部180の応答処理を示すフローチャートである。
遊技機1の遊技球数制御部180の遊技機情報通知処理を示すフローチャートである。
遊技機1の遊技球数制御部180の遊技機情報通知データ送信処理を示すフローチャートである。
遊技機1の遊技球数制御部180の遊技機情報通知データ送信処理を示すフローチャートである。
遊技機1の遊技球数制御部180の遊技機情報通知データ送信処理を示すフローチャートである。
遊技機1の遊技球数制御部180の計数処理を示すフローチャートである。
遊技機1の遊技球数制御部180の遊技球数移行条件成立判定処理を示すフローチャートである。
遊技機1の操作情報記憶領域とその更新例を示す図である。
遊技機1の遊技球数制御部180の計数通知処理を示すフローチャートである。
遊技機1の遊技球数制御部180の貸出制御処理を示すフローチャートである。
遊技機1の遊技球数制御部180の遊技報知制御処理を示すフローチャートである。
遊技機1の遊技球数制御部180の遊技報知制御処理を示すフローチャートである。
遊技機1の遊技球数制御部180の着席中ランプ発光色決定テーブル及び着席中背景色決定テーブルを示す図である。
遊技機1の遊技球数制御部180の離席中ランプ発光色決定テーブル及び離席中背景色決定テーブルを示す図である。
遊技機1のカードユニット制御基板90の紙幣挿入認識処理を示すフローチャートである。
遊技機1のカードユニット制御基板90のカード挿入認識処理を示すフローチャートである。
遊技機1のカードユニット制御基板90の移行処理を示すフローチャートである。
遊技機1のカードユニット制御基板90の貸出処理を示すフローチャートである。
遊技機1のカードユニット制御基板90の応答確認処理を示すフローチャートである。
遊技機1のカードユニット制御基板90の返却処理を示すフローチャートである。
遊技機1のカードユニット制御基板90の遊技機情報解析処理を示すフローチャートである。
遊技機1のカードユニット制御基板90の遊技機情報解析処理を示すフローチャートである。
遊技機1の主制御基板10の入力制御処理を示すフローチャートである。
遊技機1の主制御基板10の第1始動口検出スイッチ入力処理を示すフローチャートである。
遊技機1の主制御基板10の特別図柄記憶領域、及び演出制御基板120の演出情報記憶領域を示す図である。
遊技機1の主制御基板10の事前判定テーブルを示す図である。
遊技機1の主制御基板10の特定領域検出スイッチ入力処理を示すフローチャートである。
遊技機1の主制御基板10の特図特電制御処理を示すフローチャートである。
遊技機1の主制御基板10の特別図柄記憶判定処理を示すフローチャートである。
遊技機1の主制御基板10の特別図柄変動回数更新処理を示すフローチャートである。
遊技機1の主制御基板10の大当たり判定処理を示すフローチャートである。
遊技機1の主制御基板10の特別遊技抽選判定テーブル及び補助遊技抽選判定テーブルを示す図である。
遊技機1の主制御基板10の図柄決定テーブルを示す図である。
遊技機1の主制御基板10の図柄決定テーブルを示す図である。
遊技機1の主制御基板10の第1特別図柄用変動パターン決定テーブルを示す図である。
遊技機1の主制御基板10の第2特別図柄用変動パターン決定テーブルを示す図である。
遊技機1の主制御基板10の特別図柄変動処理を示すフローチャートである。
遊技機1の主制御基板10の特別図柄停止処理を示すフローチャートである。
遊技機1の主制御基板10の状態フラグ設定処理を示すフローチャートである。
遊技機1の主制御基板10の特別遊技制御テーブルを示す図である。
遊技機1の主制御基板10の大当たり用大入賞口開閉制御テーブルを示す図である。
遊技機1の主制御基板10の小当たり用大入賞口開閉制御テーブルを示す図である。
遊技機1の主制御基板10の特殊ハズレ図柄停止時設定テーブルを示す図である。
遊技機1の主制御基板10の大当たり遊技処理を示すフローチャートである。
遊技機1の主制御基板10の小当たり遊技処理を示すフローチャートである。
遊技機1の主制御基板10の小当たり遊技用特定領域開閉制御テーブルを示す図である。
遊技機1の第2種大当たり遊技移行処理を示すフローチャートである。
遊技機1の主制御基板10の大当たり遊技終了処理を示すフローチャートである。
遊技機1の主制御基板10の特別遊技終了時設定テーブルを示す図である。
遊技機1の主制御基板10の状態フラグ設定処理を示すフローチャートである。
遊技機1の主制御基板10の普図普電制御処理を示すフローチャートである。
遊技機1の主制御基板10の普通図柄変動処理を示すフローチャートである。
遊技機1の主制御基板10の普通図柄の変動パターン決定テーブルを示す図である。
遊技機1の主制御基板10の補助遊技制御テーブルを示す図である。
遊技機1の主制御基板10の補助遊技用可動片開放制御テーブルを示す図である。
遊技機1の主制御基板10の補助遊技処理を示すフローチャートである。
遊技機1の主制御基板10の終了条件成立判定処理を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
<第1実施形態>
図1は、本発明の第1実施形態である遊技機1及びカードユニット9の正面図である。図2は、遊技機1における第2大入賞口17を拡大した図である。図3は、遊技機1及びカードユニット9の背面側の斜視図である。図4は、遊技機1の背面における主制御基板10及び枠制御基板160と、それらを覆うカバー10c及び160cを示す図である。図5は、遊技機1の構成を示すブロック図である。図6は、カードユニット9の構成を示すブロック図である。
【0010】
本実施形態の遊技機1は、一種二種混合機であり、仮想遊技媒体である遊技球を遊技機1内に封入して循環させる、管理遊技機と称するものである。遊技機1は、カードユニット9と接続される。
(【0011】以降は省略されています)

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