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公開番号2025028193
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-28
出願番号2024218571,2023082032
出願日2024-12-13,2019-03-22
発明の名称遊技機
出願人株式会社三洋物産
代理人個人
主分類A63F 7/02 20060101AFI20250220BHJP(スポーツ;ゲーム;娯楽)
要約【課題】遊技への注目度を高めることが可能な遊技機を提供すること。
【解決手段】当否抽選の結果が大当たり結果となった場合、開閉実行モードが実行される。開閉実行モードでは、可変入賞装置32を閉鎖状態から開放状態とし、その後、閉鎖状態とする切換制御が行われるラウンド遊技が複数回に亘って実行される。各ラウンド遊技は、可変入賞装置32への遊技球の入賞個数が上限入賞個数になると終了するように構成されている。上限入賞個数として第1個数と、第1個数とは異なる第2個数とを設定する上限入賞個数設定手段を備えており、上限入賞個数設定手段により設定された上限入賞個数を遊技者が認識可能となる特定報知を実行することが可能となっている。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
所定の発射操作に基づいて遊技球を発射可能な発射手段と、
予め定められた判定契機に基づいて所定の移行判定を実行する移行判定手段と、
前記所定の移行判定の結果が予め定められた移行対応結果であることに基づいて遊技状態を所定遊技状態よりも遊技者に有利な特別遊技状態に移行させる移行手段と、
所定の可変入球手段を遊技球が入球不可又は入球しにくい第1態様から遊技球が入球可能又は前記第1態様よりも入球しやすい第2態様とし、その後、前記第1態様とする特定遊技を実行することが可能な手段と、
を備え、
前記特別遊技状態にて前記特定遊技が実行され得るように構成されており、
前記特定遊技の実行中に前記所定の可変入球手段への遊技球の入球数が特定数になった場合に当該実行中の前記特定遊技を終了させることが可能な手段を備え、
第1発射操作により発射された遊技球が通過可能であり、前記第1発射操作とは異なる第2発射操作により発射された遊技球が通過しない第1領域と、前記第2発射操作により発射された遊技球が通過可能であり、前記第1発射操作により発射された遊技球が通過しない第2領域とが設けられており、
前記第1領域を通過する遊技球が通過可能であり、遊技球が通過したことに基づいて第1特典を付与可能とする第1通過部と、
前記第2領域を通過する遊技球が通過可能であり、遊技球が通過したことに基づいて前記第1特典とは異なる第2特典を付与可能とする第2通過部と、
を備え、
所定の前記特定遊技の実行中に前記所定の可変入球手段への遊技球の入球数が前記特定数より少ない状態で前記第2発射操作により遊技球が発射された状況で前記入球数が前記特定数に到達するより前に当該所定の前記特定遊技が終了可能であることを特徴とする遊技機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は遊技機に関するものである。
続きを表示(約 3,600 文字)【背景技術】
【0002】
例えばパチンコ遊技機等の遊技機においては、所定の抽選契機に基づいて抽選処理を実行し、その抽選結果が特定結果となった場合、通常遊技状態よりも遊技者にとって有利な特別遊技状態に移行させるものが知られている(例えば特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2004-81853号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ここで、遊技機においては遊技への注目度を高める上で未だ改善の余地がある。
【0005】
本発明は、上記例示した事情等に鑑みてなされたものであり、遊技への注目度を高めることが可能な遊技機を提供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、
所定の発射操作に基づいて遊技球を発射可能な発射手段と、
予め定められた判定契機に基づいて所定の移行判定を実行する移行判定手段と、
前記所定の移行判定の結果が予め定められた移行対応結果であることに基づいて遊技状態を所定遊技状態よりも遊技者に有利な特別遊技状態に移行させる移行手段と、
所定の可変入球手段を遊技球が入球不可又は入球しにくい第1態様から遊技球が入球可能又は前記第1態様よりも入球しやすい第2態様とし、その後、前記第1態様とする特定遊技を実行することが可能な手段と、
を備え、
前記特別遊技状態にて前記特定遊技が実行され得るように構成されており、
前記特定遊技の実行中に前記所定の可変入球手段への遊技球の入球数が特定数になった場合に当該実行中の前記特定遊技を終了させることが可能な手段を備え、
第1発射操作により発射された遊技球が通過可能であり、前記第1発射操作とは異なる第2発射操作により発射された遊技球が通過しない第1領域と、前記第2発射操作により発射された遊技球が通過可能であり、前記第1発射操作により発射された遊技球が通過しない第2領域とが設けられており、
前記第1領域を通過する遊技球が通過可能であり、遊技球が通過したことに基づいて第1特典を付与可能とする第1通過部と、
前記第2領域を通過する遊技球が通過可能であり、遊技球が通過したことに基づいて前記第1特典とは異なる第2特典を付与可能とする第2通過部と、
を備え、
所定の前記特定遊技の実行中に前記所定の可変入球手段への遊技球の入球数が前記特定数より少ない状態で前記第2発射操作により遊技球が発射された状況で前記入球数が前記特定数に到達するより前に当該所定の前記特定遊技が終了可能であることを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、遊技への注目度を高めることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
第1の実施の形態におけるパチンコ機を示す正面図である。
パチンコ機の主要な構成を展開して示す斜視図である。
パチンコ機の主要な構成を展開して示す斜視図である。
(a)は遊技盤ユニットを示す正面図、(b)は普電役物の断面図である。
案内通路部の正面図である。
(a)は閉鎖状態である場合の可変入賞装置の断面図、(b)は開放状態である場合の可変入賞装置の断面図である。
(a)は開閉扉を省略した状態での可変入賞装置の正面図、(b)は開放状態である場合の可変入賞装置の斜視図である。
パチンコ機の電気的構成を示すブロック図である。
図柄表示装置の表示画面における表示内容を説明するための概略図である。
図柄表示装置の表示画面における表示内容を説明するための概略図である。
当否抽選などに用いられる各種カウンタの内容を説明するための説明図である。
大当たり種別テーブルの説明図である。
主制御装置のMPUにて実行されるタイマ割込み処理を示すフローチャートである。
通常処理を示すフローチャートである。
遊技回制御処理を示すフローチャートである。
(a)は変動開始処理を示すフローチャート、(b)は大当たり用の停止結果テーブルの説明図である。
遊技状態移行処理を示すフローチャートである。
大入賞口開閉処理を示すフローチャートである。
V入賞用処理を示すフローチャートである。
各ラウンド用の設定処理を示すフローチャートである。
上限数振分テーブルの説明図である。
開閉実行モード終了時の移行処理を示すフローチャートである。
開閉実行モード中の遊技の流れを説明するための説明図である。
開閉実行モード中の遊技の流れを説明するための説明図である。
第2の実施の形態に係る演出制御装置のMPUにて実行される開閉実行モード用演出処理を示すフローチャートである。
待機期間用処理を示すフローチャートである。
ラウンド開始用処理を示すフローチャートである。
ラウンド中用処理を示すフローチャートである。
ラウンド終了用処理を示すフローチャートである。
表示画面の表示例を示す概略図である。
開閉実行モード中の遊技演出の流れを説明するための説明図である。
第3の実施の形態に係る可変入賞装置の通路構造を示す図である。
タイマ割込み処理を示すフローチャートである。
転落入賞用処理を示すフローチャートである。
通常処理を示すフローチャートである。
大入賞口開閉処理を示すフローチャートである。
各ラウンド用の設定処理を示すフローチャートである。
(a)は上限数振分テーブルの説明図、(b)は開閉パターンテーブルの説明図である。
開放中用処理を示すフローチャートである。
ラウンド更新用又はエンディング開始用処理を示すフローチャートである。
(a)はシャッタ駆動用処理を示すフローチャート、(b)はシャッタの動作態様を説明するための説明図である。
(a)は開閉実行モード終了時の移行処理を示すフローチャート、(b)は大当たり種別テーブルの説明図である。
開閉実行モード中の遊技の流れを説明するための説明図である。
開閉実行モード中の遊技の流れを説明するための説明図である。
開閉実行モード中の遊技の流れを説明するための説明図である。
第4の実施の形態に係る可変入賞装置の通路構造を示す図である。
閉鎖状態にある場合の可変入賞装置の正面図である。
(a)は大当たり種別テーブルの説明図、(b)はシャッタ用振分テーブルの説明図、(c)はシャッタの動作態様を説明するための説明図である。
通常処理を示すフローチャートである。
V振分用処理を示すフローチャートである。
大入賞口開閉処理を示すフローチャートである。
上限数振分テーブルの説明図である。
V入賞用処理を示すフローチャートである。
開閉実行モード終了時の移行処理を示すフローチャートである。
開閉実行モード中の遊技の流れを説明するための説明図である。
開閉実行モード中の表示画面の表示例を示す概略図である。
開閉実行モード中の表示画面の表示例を示す概略図である。
(a)は通路構造の他の例を示す図、(b)は(a)のB-B線断面図である。
通路構造の他の例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
<第1の実施の形態>
以下、遊技機の一種であるパチンコ遊技機(以下、「パチンコ機」という)の第1の実施形態を、図面に基づいて説明する。図1はパチンコ機10の正面図、図2及び図3はパチンコ機10の主要な構成を展開して示す斜視図である。なお、図2では便宜上パチンコ機10の遊技領域内の構成を省略している。
【0010】
パチンコ機10は、当該パチンコ機10の外殻を形成する外枠11と、この外枠11に対して前方に回動可能に取り付けられた遊技機本体12とを有する。遊技機本体12は、内枠13と、その内枠13の前方に配置される前扉枠14と、内枠13の後方に配置される裏パックユニット15とを備えている。
(【0011】以降は省略されています)

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