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公開番号
2025017544
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-06
出願番号
2023120641
出願日
2023-07-25
発明の名称
遊技機
出願人
株式会社サンセイアールアンドディ
代理人
弁理士法人ネクスト
主分類
A63F
7/02 20060101AFI20250130BHJP(スポーツ;ゲーム;娯楽)
要約
【課題】所定の不正行為を防止又は抑止することができる遊技機を提供する。
【解決手段】パチンコ遊技機1は、遊技制御用マイコン61が、所定の異常状態が発生したか否かを判定する。演出制御用マイコン101及び音声制御基板78は、演出決定内容に基づいてスピーカ8に演出音を出力させ、遊技制御用マイコン61による判定が所定の異常状態の発生を示す結果になったことに基づいてスピーカ8に所定の異常報知の音出力を実行させる。スピーカ8による所定の異常報知の実行時間が経過した後、このスピーカ8から音を出力しない無音期間を生じさせるよう制御可能であり、無音期間が生じたことに基づいて、枠制御用マイコン151による持ち球の計数を防ぐための特定制御状態を生じさせる。
【選択図】図48
特許請求の範囲
【請求項1】
遊技に基づいて演出の実行を決定する演出決定手段と、音を出力可能な音出力手段と、前記音出力手段による音出力を制御する音制御手段と、遊技者の持ち球をデータとして機外部に移動させる計数操作の対象となる計数操作手段と、前記計数操作に応じた持ち球の計数を実行する計数制御手段と、所定の異常が発生したか否かを判定する異常判定手段とを備えている遊技機であって、
前記音制御手段は、
前記演出決定手段の決定に基づいて前記音出力手段に演出音を出力させ、
前記異常判定手段による判定が前記所定の異常の発生を示す結果になったことに基づいて前記音出力手段に異常報知音を出力させると共に、
前記音出力手段による前記異常報知音の出力の実行に伴って、当該音出力手段による音出力を制限する音制限期間を生じさせるよう制御可能であり、
前記音制御手段の制御により前記音制限期間が生じたことに基づいて、前記計数制御手段による持ち球の計数を防ぐための特定制御状態を生じさせる
ことを特徴とする遊技機。
続きを表示(約 210 文字)
【請求項2】
前記特定制御状態は、前記計数操作手段の操作に応じた遊技球数の計数の実行を阻止する制御状態である請求項1に記載の遊技機。
【請求項3】
前記特定制御状態は、前記計数操作手段の操作が生じたことを報知する制御状態である請求項1に記載の遊技機。
【請求項4】
前記特定制御状態の解除条件として、遊技店員による操作を少なくとも含む条件が設けられている請求項2に記載の遊技機。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、パチンコ遊技機等の遊技機に関するものである。
続きを表示(約 3,600 文字)
【背景技術】
【0002】
遊技機としては例えば、遊技球を用いて遊技を行うパチンコ遊技機が知られている。このパチンコ遊技機は、その内部に配置された遊技盤の前面を、窓を通じて機前方から視認することができ、その窓と遊技盤前面との間には、遊技球が流下する遊技領域が形成されている。遊技領域には、遊技球が入球可能な入球口が複数箇所に設けられていると共に、遊技球の挙動に変化を与える遊技釘等が設けられている。遊技者は、パチンコ遊技機のハンドル等を操作して遊技球を打ち出し、その遊技球を遊技領域に流入させる。そして、遊技領域で遊技球が入球口に入球すると、予め定められた数の賞球や、遊技者に有利な状態を付与するか否かの抽選処理が実行される機会が、遊技者に付与される。このように遊技者は、パチンコ遊技機で遊技を行う場合、遊技球の挙動に応じて利益を得ることができる(例えば、特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-187552号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
パチンコ遊技機等の遊技機では、不正行為者が不正に利益を獲得するための新たな不正行為が行われる虞があり、その都度対策を行う必要がある。
【0005】
本発明は、従来における問題点を解決するためになされたものであり、その目的は、所定の不正行為を防止又は抑止可能な遊技機を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前記目的を達成するため本発明に係る遊技機は、遊技に基づいて演出の実行を決定する演出決定手段と、音を出力可能な音出力手段と、前記音出力手段による音出力を制御する音制御手段と、遊技者の持ち球をデータとして機外部に移動させる計数操作の対象となる計数操作手段と、前記計数操作に応じた持ち球の計数を実行する計数制御手段と、所定の異常が発生したか否かを判定する異常判定手段とを備えている遊技機であって、前記音制御手段は、前記演出決定手段の決定に基づいて前記音出力手段に演出音を出力させ、前記異常判定手段による判定が前記所定の異常の発生を示す結果になったことに基づいて前記音出力手段に異常報知音を出力させると共に、前記音出力手段による前記異常報知音の出力の実行に伴って、当該音出力手段による音出力を制限する音制限期間を生じさせるよう制御可能であり、前記音制御手段の制御により前記音制限期間が生じたことに基づいて、前記計数制御手段による持ち球の計数を防ぐための特定制御状態を生じさせることを特徴とする。
【0007】
これによれば、音制限期間が生じたことに基づいて特定制御状態を生じさせることにより、不正行為が音制限期間を利用して持ち球を不正に獲得し、そのまま計数操作により遊技を終了する、といった行為を防ぐことができる。
【発明の効果】
【0008】
前記構成を有する本発明に係る遊技機によれば、所定の不正行為を防止又は抑止することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施形態におけるパチンコ遊技機の正面図である。
遊技盤の正面図である。
球循環機構から球送り部を取り除いた状態の概略構成図である。
球送り部の概略構成図である。
主制御基板及び周辺機器の電気的構成を示すブロック図である。
サブ制御基板及び周辺機器の電気的構成を示すブロック図である。
発射阻止事由と、関連する制御基板、発射阻止状態との関係を示す説明図である。
(a)は、発射阻止状態で全停止状態となる場合の球送りソレノイド及び発射モータの動作に関するタイムチャートであり、(b)は、発射阻止状態で空打ち状態となる場合の球送りソレノイド及び発射モータの動作に関するタイムチャートである。
(a)は、店員呼出しが行われていない状態でパチンコ遊技機の呼出しボタンが操作された場合の情報の流れを示す説明図であり、(b)は、店員呼出しが行われている状態でパチンコ遊技機の呼出しボタンが操作された場合の情報の流れを示す説明図である。
店員呼出しが行われている状態で遊技店における台毎表示装置の台毎ボタンが操作された場合の情報の流れを示す説明図である。
遊技時間の経過と差玉数の変化との関係の一例を示す曲線グラフである。
性能表示モニタによる表示の種類及び内容の一覧である。
当否判定テーブルの説明図である。
(a)は、大当たり図柄決定用テーブルの説明図であり、(b)は、小当たり図柄決定用テーブルの説明図であり、(c)は、時短図柄決定用テーブルの説明図である。
リーチ判定テーブルの説明図である。
(a)は、特図1変動パターン選択テーブルの説明図であり、(b)は、特図2変動パターン選択テーブルの説明図である。
普通図柄当否判定テーブルの説明図である。
普図当たり種別判定テーブルの説明図である。
普図変動パターン選択テーブルの説明図である。
メイン側主制御処理のフローチャートである。
メイン側タイマ割込処理のフローチャートである。
図柄用センサ検出処理のフローチャートである。
普通動作処理のフローチャートである。
特別図柄待機処理のフローチャートである。
特図大当たり判定処理のフローチャートである。
特図変動パターン選択処理のフローチャートである。
特別図柄関連処理のフローチャートである。
特別電動役物処理(1種大当たり、V当たり)のフローチャートである。
特別電動役物処理(小当たり)のフローチャートである。
遊技状態移行処理のフローチャートである。
サブ側主制御処理のフローチャートである。
(a)は、1msタイマ割込処理のフローチャートであり、(b)は、10msタイマ割込処理のフローチャートである。
受信コマンド解析処理のフローチャートである。
普図対応変動演出開始処理のフローチャートである。
特図対応変動演出開始処理のフローチャートである。
枠制御処理のフローチャートである。
枠制御側割込処理のフローチャートである。
遊技球数管理処理のフローチャートである。
球循環駆動処理のフローチャートである。
外部通信処理のフローチャートである。
発射許可判定処理のフローチャートである。
配線部材で接続されるサブ制御基板と他の基板とに関する配置関係を示す説明図である。
サブ制御基板の要部構造を示す簡略なブロック図である。
電飾基板及び可動体基板とサブ制御基板との、配線部材を通じた接続関係を示す説明図である。
(a)は、サブ制御基板に設けられる第1コネクタ又は第2コネクタの端面構造を示しており、(b)は、電飾基板に設けられる電飾基板コネクタ又は可動体基板に設けられる可動体基板コネクタの端面構造を示している。
サブ制御基板の演出制御用マイコンが実行する配線状態異常判定処理のフローチャートである。
第1の球循環管理処理のフローチャートである。
図46Aの続きのフローチャートである。
図46Aの続きのフローチャートである。
第2の球循環管理処理のフローチャートである。
(a)は、報知終了後に無音期間が生じる第1のケースの流れに関するタイムチャートであり、(b)は、第2のケースの流れに関するタイムチャートであり、(c)は、第3のケースのながらに関するタイムチャートである。
所定の異常に関する判定処理のフローチャートである。
計数条件判定処理のフローチャートである。
別の実施形態における遊技制御用マイコンが実行する無音期間判定処理のフローチャートである。
別の実施形態における枠制御用マイコンが実行する計数条件判定処理のフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本発明の実施形態に係る遊技機について図面を参照しつつ説明する。以下の説明では、遊技機として、遊技球を用いて遊技を行うパチンコ遊技機を例に挙げる。なお、パチンコ遊技機の各部について方向や位置関係を説明する場合は、このパチンコ遊技機と対向して遊技を行う遊技者から見た状態での「左」「右」及び「上」「下」を基準とする。また、遊技者から見て近い側(手前側)を「前」とし、遠い側(奥側)を「後」とする。
(【0011】以降は省略されています)
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