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公開番号2025017543
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-06
出願番号2023120640
出願日2023-07-25
発明の名称遊技機
出願人株式会社サンセイアールアンドディ
代理人弁理士法人ネクスト
主分類A63F 7/02 20060101AFI20250130BHJP(スポーツ;ゲーム;娯楽)
要約【課題】遊技球数の管理に関する不具合を防止することができる遊技機を提供する。
【解決手段】パチンコ遊技機1は、遊技領域3を流下した遊技球を回収して打球位置29aに誘導する球循環機構30を備え、機内に装填した複数の遊技球を球循環機構30により循環させて遊技に用いる。そして、球循環機構30内に補充する遊技球の入口となるアウト口19と、球循環機構30内から排出する遊技球の出口となる排球口34dと、アウト口19に入球した遊技球を循環球の増加として検出するアウト口センサOSと、排球口34dから排出される遊技球を検出する排球センサ34eとを備え、枠制御用マイコン151が、アウト口センサOS及び排球センサ34eの検出に基づいて、機内に装填されて用いられる遊技球数である循環球数の増加及び減少を判別する。
【選択図】図47
特許請求の範囲【請求項1】
遊技球を遊技領域に向けて発射する発射手段と、前記遊技領域を流下した遊技球を回収して前記発射手段による打球位置に誘導する球循環機構とを備え、機内に装填した複数の遊技球を前記球循環機構により循環させて遊技に用いることが可能な遊技機であって、
前記球循環機構内に補充する遊技球の入口となる補充口と、
前記球循環機構内から排出する遊技球の出口となる排球口と、
前記補充口に入球した遊技球を検出する増加検出手段と、
前記排球口から排出される遊技球を検出する減少検出手段と、
前記増加検出手段及び前記減少検出手段の検出に基づいて、機内に装填されて用いられる遊技球数である循環球数の増加及び減少を判別する循環球数判別手段と、を備えている
ことを特徴とする遊技機。
続きを表示(約 950 文字)【請求項2】
前記補充口は、前記遊技領域に常に開口するアウト口であり、
前記増加検出手段は、前記アウト口への通過球を検出するアウト口センサであり、
遊技店員が操作可能な特定操作手段を、遊技者が操作不可能な位置に備え、
前記循環球数判別手段は、前記特定操作手段に対する特定の操作が行われてから終了条件が成立するまでの特定期間に生じた前記増加検出手段による遊技球の検出に応じて、前記循環球数の増加を判別する請求項1に記載の遊技機。
【請求項3】
球循環機構は、遊技球を上昇方向に移動させる循環用動作に応じて当該遊技球を前記打球位置に誘導する一方、遊技球を下降方向に移動させる排球用動作に応じて当該遊技球を前記排球口に誘導する球揚送部を備え、
前記循環球数判別手段は、前記球揚送部による前記排球用動作中に生じた前記減少検出手段による遊技球の検出に応じて、前記循環球数の減少を判別する請求項2に記載の遊技機。
【請求項4】
前記遊技領域を前側から視認可能に覆う扉体を備え、少なくとも前記扉体の開放中に、前記循環球数に関する情報を表示可能に構成されている請求項2に記載の遊技機。
【請求項5】
遊技球数に関する制御を実行する球数制御手段と、機前方から視認可能に設けられて遊技者の持ち球数を表示する持ち球数表示手段とを備え、
前記球数制御手段は、前記扉体の閉鎖中において、前記持ち球数表示手段に前記持ち球数を表示するよう制御可能であると共に、前記扉体の開放中において、前記持ち球数表示手段に、前記持ち球数と、前記循環球数に関する情報とを交互に表示するよう制御可能である請求項4に記載の遊技機。
【請求項6】
遊技球数に関する制御を実行する球数制御手段と、演出に関する制御を実行する演出制御手段と、前記演出制御手段の制御に基づいて演出を表示する演出表示手段とを備え、
前記球数制御手段は、前記循環球数に関する情報を前記演出制御手段に出力可能に構成され、
前記演出制御手段は、前記扉体の開放中において、前記循環球数に関する情報を前記演出表示手段に表示するよう制御可能である請求項4に記載の遊技機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、パチンコ遊技機等の遊技機に関するものである。
続きを表示(約 3,700 文字)【背景技術】
【0002】
遊技機としては例えば、遊技球を用いて遊技を行うパチンコ遊技機が知られている。このパチンコ遊技機は、その内部に配置された遊技盤の前面を、窓を通じて機前方から視認することができ、その窓と遊技盤前面との間には、遊技球が流下する遊技領域が形成されている。遊技領域には、遊技球が入球可能な入球口が複数箇所に設けられていると共に、遊技球の挙動に変化を与える遊技釘等が設けられている。遊技者は、パチンコ遊技機のハンドル等を操作して遊技球を打ち出し、その遊技球を遊技領域に流入させる。そして、遊技領域で遊技球が入球口に入球すると、予め定められた数の賞球や、遊技者に有利な状態を付与するか否かの抽選処理が実行される機会が、遊技者に付与される。このように遊技者は、パチンコ遊技機で遊技を行う場合、遊技球の挙動に応じて利益を得ることができる(例えば、特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-187552号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
パチンコ遊技機としては、近年、機内部に封入した所定個数の遊技球を循環させて遊技に使用し、遊技者側に遊技球を払い出さずにデータ上で遊技球数(持ち球数等)を管理する構造が開発されている。このような構造のパチンコ遊技機は、従来構造と比較して遊技球数の管理に関する構成が煩雑であり、改善の余地がある。
【0005】
本発明は、従来における問題点を解決するためになされたものであり、その目的は、遊技球数の管理に関する不具合を防止することができる遊技機を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前記目的を達成するため本発明に係る遊技機は、遊技球を遊技領域に向けて発射する発射手段と、前記遊技領域を流下した遊技球を回収して前記発射手段による打球位置に誘導する球循環機構とを備え、機内に装填した複数の遊技球を前記球循環機構により循環させて遊技に用いることが可能な遊技機であって、前記球循環機構内に補充する遊技球の入口となる補充口と、前記球循環機構内から排出する遊技球の出口となる排球口と、前記補充口に入球した遊技球を検出する増加検出手段と、前記排球口から排出される遊技球を検出する減少検出手段と、前記増加検出手段及び前記減少検出手段の検出に基づいて、機内に装填されて用いられる遊技球数である循環球数の増加及び減少を判別する循環球数判別手段と、を備えていることを特徴とする。
【0007】
これによれば、機内で循環させて用いる遊技球の数(循環球数)について、例えば、どれだけの遊技球数が足りていないか、といった具体的な遊技球数を判別可能とすることにより、遊技店員による循環球の補充作業の要否の判断等を容易とすることができ、遊技球数の管理に関する不具合の発生を防止することができる。
【発明の効果】
【0008】
前記構成を有する本発明に係る遊技機によれば、遊技球数の管理に関する不具合を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施形態におけるパチンコ遊技機の正面図である。
遊技盤の正面図である。
球循環機構から球送り部を取り除いた状態の概略構成図である。
球送り部の概略構成図である。
主制御基板及び周辺機器の電気的構成を示すブロック図である。
サブ制御基板及び周辺機器の電気的構成を示すブロック図である。
発射阻止事由と、関連する制御基板、発射阻止状態との関係を示す説明図である。
(a)は、発射阻止状態で全停止状態となる場合の球送りソレノイド及び発射モータの動作に関するタイムチャートであり、(b)は、発射阻止状態で空打ち状態となる場合の球送りソレノイド及び発射モータの動作に関するタイムチャートである。
(a)は、店員呼出しが行われていない状態でパチンコ遊技機の呼出しボタンが操作された場合の情報の流れを示す説明図であり、(b)は、店員呼出しが行われている状態でパチンコ遊技機の呼出しボタンが操作された場合の情報の流れを示す説明図である。
店員呼出しが行われている状態で遊技店における台毎表示装置の台毎ボタンが操作された場合の情報の流れを示す説明図である。
遊技時間の経過と差玉数の変化との関係の一例を示す曲線グラフである。
性能表示モニタによる表示の種類及び内容の一覧である。
当否判定テーブルの説明図である。
(a)は、大当たり図柄決定用テーブルの説明図であり、(b)は、小当たり図柄決定用テーブルの説明図であり、(c)は、時短図柄決定用テーブルの説明図である。
リーチ判定テーブルの説明図である。
(a)は、特図1変動パターン選択テーブルの説明図であり、(b)は、特図2変動パターン選択テーブルの説明図である。
普通図柄当否判定テーブルの説明図である。
普図当たり種別判定テーブルの説明図である。
普図変動パターン選択テーブルの説明図である。
メイン側主制御処理のフローチャートである。
メイン側タイマ割込処理のフローチャートである。
図柄用センサ検出処理のフローチャートである。
普通動作処理のフローチャートである。
特別図柄待機処理のフローチャートである。
特図大当たり判定処理のフローチャートである。
特図変動パターン選択処理のフローチャートである。
特別図柄関連処理のフローチャートである。
特別電動役物処理(1種大当たり、V当たり)のフローチャートである。
特別電動役物処理(小当たり)のフローチャートである。
遊技状態移行処理のフローチャートである。
サブ側主制御処理のフローチャートである。
(a)は、1msタイマ割込処理のフローチャートであり、(b)は、10msタイマ割込処理のフローチャートである。
受信コマンド解析処理のフローチャートである。
普図対応変動演出開始処理のフローチャートである。
特図対応変動演出開始処理のフローチャートである。
枠制御処理のフローチャートである。
枠制御側割込処理のフローチャートである。
遊技球数管理処理のフローチャートである。
球循環駆動処理のフローチャートである。
外部通信処理のフローチャートである。
発射許可判定処理のフローチャートである。
配線部材で接続されるサブ制御基板と他の基板とに関する配置関係を示す説明図である。
サブ制御基板の要部構造を示す簡略なブロック図である。
電飾基板及び可動体基板とサブ制御基板との、配線部材を通じた接続関係を示す説明図である。
(a)は、サブ制御基板に設けられる第1コネクタ又は第2コネクタの端面構造を示しており、(b)は、電飾基板に設けられる電飾基板コネクタ又は可動体基板に設けられる可動体基板コネクタの端面構造を示している。
サブ制御基板の演出制御用マイコンが実行する配線状態異常判定処理のフローチャートである。
第1の球循環管理処理のフローチャートである。
図46Aの続きのフローチャートである。
図46Aの続きのフローチャートである。
第2の球循環管理処理のフローチャートである。
(a)は、報知終了後に無音期間が生じる第1のケースの流れに関するタイムチャートであり、(b)は、第2のケースの流れに関するタイムチャートであり、(c)は、第3のケースのながらに関するタイムチャートである。
所定の異常に関する判定処理のフローチャートである。
計数条件判定処理のフローチャートである。
別の実施形態における遊技制御用マイコンが実行する無音期間判定処理のフローチャートである。
別の実施形態における枠制御用マイコンが実行する計数条件判定処理のフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本発明の実施形態に係る遊技機について図面を参照しつつ説明する。以下の説明では、遊技機として、遊技球を用いて遊技を行うパチンコ遊技機を例に挙げる。なお、パチンコ遊技機の各部について方向や位置関係を説明する場合は、このパチンコ遊技機と対向して遊技を行う遊技者から見た状態での「左」「右」及び「上」「下」を基準とする。また、遊技者から見て近い側(手前側)を「前」とし、遠い側(奥側)を「後」とする。
(【0011】以降は省略されています)

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