TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2025015707
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-30
出願番号2024200122,2022165297
出願日2024-11-15,2022-10-14
発明の名称遊技機
出願人株式会社ユニバーサルエンターテインメント
代理人個人
主分類A63F 5/04 20060101AFI20250123BHJP(スポーツ;ゲーム;娯楽)
要約【課題】精算ボタンの押下や単位遊技の終了時で実行される遊技媒体の払出処理を共通化し、メインROMのプログラム領域の容量が圧迫されることを軽減することが可能な遊技機を提供する。
【解決手段】精算ボタンの押下によりメダルの払い出しを行うためのメダル払出処理を、単位遊技の終了時に実行されるメダルの払出処理にも使用することで、メダル払出処理の共通化を図る。また、精算ボタンが押下される場合には、クレジットカウンターとメダル投入カウンターにより記憶されたメダル枚数に基づいてメダル払出処理を行い、単位遊技の終了時には、払出枚数カウンターにより記憶されたメダル枚数に基づいてメダル払出処理を行うところ、各メダルカウンター格納領域の下位アドレスが入力パラメーとして、メダル払出処理に提供される。
【選択図】図203
特許請求の範囲【請求項1】
遊技の進行、及び遊技に関する状態を制御する遊技制御手段と、
プログラム、及びテーブルデータが記憶された第1記憶手段と、
前記プログラムの実行に伴い、データを記憶する第2記憶手段と、
遊技者が遊技の開始を指示する遊技開始指示手段と、
当籤役を決定可能な役決定手段と、
有利な停止操作態様を報知可能な報知手段と、を備え、
前記第2記憶手段に、第1格納領域と第2格納領域を設けることが可能であり、
前記遊技制御手段は、
所定の条件が成立している場合に、前記第1格納領域に記憶された情報の全てを前記第2格納領域に退避する退避手段と、
前記所定の条件の成立、及び、特定の条件が成立している場合に、前記第2格納領域に退避してある情報を、前記第1格納領域に復帰させる復帰手段と、を有し、
前記遊技者によって前記遊技開始指示手段が操作された場合に、
前記退避手段は、前記第1格納領域に記憶されている情報であって、前記報知手段による報知を実行可能な有利状態に関する情報を、前記第2格納領域に退避し、
前記有利状態に関する情報を更新する遊技状態関連処理手段は、前記第1格納領域に記憶されている情報を更新し、
前記遊技者によって前記遊技開始指示手段が操作された場合であって、所定のペナルティ条件が成立する場合に、前記復帰手段は、前記第2格納領域に退避してある情報を、前記第1格納領域に復帰させ、
前記所定のペナルティ条件は、遊技状態が、特定のボーナス状態か否かに基づく条件であることを特徴とする遊技機。
続きを表示(約 430 文字)【請求項2】
前記第1格納領域は、遊技に関する情報群を格納するための領域であり、前記第2格納領域は、前記第1格納領域とは異なる位置にある領域であり、
前記退避手段、及び前記復帰手段は、一部の処理を除き共通のプログラムであり、
前記退避手段、及び前記復帰手段は、前記第1格納領域の先頭アドレスを、2バイトのデータをセット可能な第1のレジスタにセットし、前記第2格納領域の先頭アドレスを、2バイトのデータをセット可能な第2のレジスタにセットし、
前記第1のレジスタにセットされた転送元アドレスから前記第2のレジスタにセットされた転送先アドレスに転送命令で前記転送元アドレスに格納された情報を転送し、
前記退避手段による処理が実行される場合は、前記転送命令を実行する前に、前記第1のレジスタにセットされた前記転送元アドレスと、前記第2のレジスタにセットされた前記転送先アドレスを入れ替えることを特徴とする請求項1に記載の遊技機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、遊技機に関する。
続きを表示(約 2,900 文字)【背景技術】
【0002】
従来、複数の図柄が夫々の周面に配された複数のリールと、各リールに対応するように設けられ、各リールの周面に配された複数の図柄のうちの一部の図柄を遊技者が視認可能なように表示する複数の表示窓と、メダルが投入されていることを条件に、遊技者による操作(以下「開始操作」という)を検出すると、各リールの回転の開始を要求する信号を出力するスタートスイッチと、遊技者による操作(以下「停止操作」という)を検出すると、リールの種別に応じて当該リールの回転の停止を要求する信号を出力するストップスイッチと、スタートスイッチ及びストップスイッチにより出力された信号に基づいて、ステッピングモータの動作を制御し、各リールの回転及びその停止を行う制御部と、を備えたパチスロ機からなる遊技機が知られている。通常、このようなパチスロ機では、複数の表示窓により表示される図柄の組合せに基づいて、入賞か否かが判別され、入賞と判別されるとメダルがホッパーから払い出されてメダル受け部に貯留される。
【0003】
このような遊技機のなかには、単位遊技開始待ち状態で精算ボタンが押下された際に実行される精算処理と、単位遊技の終了時で実行される払出処理が、別処理で実行される遊技機が開示されている(特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2019-170605号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
遊技媒体を払い出すことに関しては、精算処理と払出処理で違いはなく、共通処理部分が存在するものの、特許文献1のように、精算処理と払出処理が別処理となっていることは一般的であり、このような共通処理部分を有した別処理がそれぞれ記述されていることが、メインROMのプログラム領域を圧迫する要因の1つとなっている。
【0006】
本発明は、上記のような点に鑑みてなされたものであり、単位遊技開始待ち状態での精算ボタンの押下や、単位遊技の終了時で実行される遊技媒体の払出処理を共通化し、メインROMのプログラム領域の容量が圧迫されることを軽減することが可能な遊技機を提供することを目的とする。
【0007】
また、本発明は、精算ボタンの押下や単位遊技の終了時で実行される遊技媒体の払出処理を実行する際に、対象のカウンタの下位アドレスをセットすることで、メインROMのプログラム領域の容量が圧迫されることを軽減することが可能な遊技機を提供することを目的とする。
【0008】
さらに、本発明は、払出処理の共通化を行うことにより、プログラムの構成や記述をより簡潔なものとすることができ、当該プログラムの開発効率やメンテナビリティを向上させることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記目的を達成するため、本発明は、以下の遊技機を提供する。
【0010】
本発明の第1の実施態様に係る発明は、下記の構成を有する。
遊技の進行、及び遊技に関する状態を制御する遊技制御手段(例えば、マイクロプロセッサ2100)と、
プログラム、及びテーブルデータが記憶された第1記憶手段(例えば、メインROM2102)と、
前記プログラムの実行に伴い、データを記憶する第2記憶手段(例えば、メインRAM2103)と、
遊技者が遊技の開始を指示する遊技開始指示手段(例えば、スタートレバー)と、
当籤役を決定可能な役決定手段(例えば、図179に示す内部抽籤処理を実行するメインCPU2101)と、
有利な停止操作態様を報知可能な報知手段(例えば、指示モニタやメイン表示装置)と、を備え、
前記第2記憶手段に、第1格納領域(例えば、共通情報格納領域)と第2格納領域(例えば、共通情報バックアップ領域)を設けることが可能であり、
前記遊技制御手段は、
所定の条件が成立している場合に、前記第1格納領域に記憶された情報の全てを前記第2格納領域に退避する退避手段(例えば、図207の共通情報バックアップ生成処理を実行するメインCPU2101)と、
前記所定の条件の成立、及び、特定の条件(例えば、ペナルティ条件)が成立している場合に、前記第2格納領域に退避してある情報を、前記第1格納領域に復帰させる復帰手段(例えば、図208の共通情報復帰処理を実行するメインCPU2101)と、を有し、
前記遊技者によって前記遊技開始指示手段が操作された場合に、
前記退避手段は、前記第1格納領域に記憶されている情報であって、前記報知手段による報知を実行可能な有利状態(例えば、AT状態)に関する情報(例えば、各種情報)を、前記第2格納領域に退避し(例えば、図163のステップS4602に対応する処理)、
前記有利状態に関する情報を更新する遊技状態関連処理手段は、前記第1格納領域に記憶されている情報を更新し(例えば、図163のステップS4603、ステップS4604、図164のステップS4622等に対応する処理)、
前記遊技者によって前記遊技開始指示手段が操作された場合であって、所定のペナルティ条件が成立する場合に、前記復帰手段は、前記第2格納領域に退避してある情報を、前記第1格納領域に復帰させ(例えば、図164のステップS4624に対応する処理)、
前記所定のペナルティ条件は、遊技状態が、特定のボーナス状態か否か(例えば、疑似BIGや疑似REGといったボーナス状態であるか否か)に基づく条件であることを特徴とする遊技機。
本発明の第2の実施態様に係る発明は、第1の実施態様において下記の構成を有する。
前記第1格納領域は、遊技に関する情報群を格納するための領域であり、前記第2格納領域は、前記第1格納領域とは異なる位置にある領域であり、
前記退避手段、及び前記復帰手段は、一部の処理を除き共通のプログラムであり、
前記退避手段、及び前記復帰手段は、前記第1格納領域の先頭アドレスを、2バイトのデータをセット可能な第1のレジスタ(例えば、DEレジスタ、HLレジスタ)にセットし、前記第2格納領域の先頭アドレスを、2バイトのデータをセット可能な第2のレジスタ(例えば、HLレジスタ、DEレジスタ)にセットし、
前記第1のレジスタにセットされた転送元アドレスから前記第2のレジスタにセットされた転送先アドレスに転送命令で前記転送元アドレスに格納された情報を転送し、
前記退避手段による処理が実行される場合は、前記転送命令を実行する前に、前記第1のレジスタにセットされた前記転送元アドレスと、前記第2のレジスタにセットされた前記転送先アドレスを入れ替えるように構成される。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する
Flag Counter

関連特許

個人
盤上遊戯具
1か月前
個人
玩具
25日前
個人
フィギュア
1か月前
個人
球技用ベース
3か月前
株式会社三共
遊技機
4か月前
株式会社三共
遊技機
4か月前
株式会社三共
遊技機
4か月前
株式会社三共
遊技機
4か月前
株式会社三共
遊技機
4か月前
株式会社三共
遊技機
4か月前
株式会社三共
遊技機
4か月前
株式会社三共
遊技機
4か月前
株式会社三共
遊技機
4か月前
株式会社三共
遊技機
4か月前
株式会社三共
遊技機
4か月前
株式会社三共
遊技機
4か月前
株式会社三共
遊技機
4か月前
株式会社三共
遊技機
4か月前
株式会社三共
遊技機
4か月前
株式会社三共
遊技機
4か月前
株式会社三共
遊技機
4か月前
株式会社三共
遊技機
4か月前
株式会社三共
遊技機
4か月前
株式会社三共
遊技機
4か月前
株式会社三共
遊技機
4か月前
株式会社三共
遊技機
4か月前
株式会社三共
遊技機
4か月前
株式会社三共
遊技機
4か月前
株式会社三共
遊技機
4か月前
株式会社三共
遊技機
4か月前
株式会社三共
遊技機
4か月前
株式会社三共
遊技機
4か月前
株式会社三共
遊技機
4か月前
株式会社三共
遊技機
4か月前
株式会社三共
遊技機
4か月前
株式会社三共
遊技機
4か月前
続きを見る