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公開番号
2025015704
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-30
出願番号
2024200119,2022165294
出願日
2024-11-15,2022-10-14
発明の名称
遊技機
出願人
株式会社ユニバーサルエンターテインメント
代理人
個人
主分類
A63F
5/04 20060101AFI20250123BHJP(スポーツ;ゲーム;娯楽)
要約
【課題】精算ボタンの押下や単位遊技の終了時で実行される遊技媒体の払出処理を共通化し、メインROMのプログラム領域の容量が圧迫されることを軽減することが可能な遊技機を提供する。
【解決手段】精算ボタンの押下によりメダルの払い出しを行うためのメダル払出処理を、単位遊技の終了時に実行されるメダルの払出処理にも使用することで、メダル払出処理の共通化を図る。また、精算ボタンが押下される場合には、クレジットカウンターとメダル投入カウンターにより記憶されたメダル枚数に基づいてメダル払出処理を行い、単位遊技の終了時には、払出枚数カウンターにより記憶されたメダル枚数に基づいてメダル払出処理を行うところ、各メダルカウンター格納領域の下位アドレスが入力パラメーとして、メダル払出処理に提供される。
【選択図】図203
特許請求の範囲
【請求項1】
中央処理装置、リードメモリ、及びリードライトメモリを含んだマイクロプロセッサを実装して遊技の進行を制御する遊技機であって、
前記中央処理装置は、
拡張レジスタ、汎用レジスタ、フラグレジスタ、インデックスレジスタ、及びスタックポインタとを含むメインレジスタと、
拡張レジスタ、汎用レジスタ、フラグレジスタ、及びインデックスレジスタとを含むサブレジスタと、
前記メインレジスタ、及び前記サブレジスタを含むバンク0、及びバンク1と、
インタラプトページアドレスレジスタ、メモリリフレッシュレジスタ、プログラムカウンタ、割込み許可レジスタ1、及び割込み許可レジスタ2とを含む制御レジスタと、を含んで構成され、
前記リードメモリは、遊技の進行に直接関与するプログラム、及びデータが記憶された第1記憶手段と、遊技の進行に直接関与しないプログラム、及びデータが記憶された第2記憶手段で構成され、
前記第2記憶手段に記憶されたプログラムには、前記第1記憶手段に記憶されたプログラムより呼び出されて処理を実行した後、必ず、呼び出した前記第1記憶手段のプログラムに戻る特定サブルーチンと、前記第2記憶手段に記憶されたプログラムより呼び出されて処理を実行した後、必ず、呼び出した前記第2記憶手段のプログラムに戻る通常サブルーチンとがあり、
前記中央処理装置は、
前記特定サブルーチンを呼び出す場合に使用する特定コール命令を実行して前記特定サブルーチンを呼び出し、
前記特定サブルーチンから、呼び出した前記第1記憶手段に記憶されたプログラムに戻る場合に使用する特定リターン命令を実行して、前記第1記憶手段に記憶されたプログラムに戻るよう制御し、
前記特定コール命令は、呼び出す特定サブルーチンが、前記第2記憶手段の特定アドレスより前に記憶されたプログラムを呼び出す場合と、前記特定アドレス以降のアドレスに記憶されたプログラムを呼び出す場合とでは、前記第1記憶手段に記憶される命令容量が異なり、
前記命令容量は、前記特定アドレスより前に記憶されたプログラムを呼び出す場合より、前記特定アドレス以降のアドレスに記憶されたプログラムを呼び出す場合の方が多く必要であり、
前記特定サブルーチンのプログラム本体が前記特定アドレス以降のアドレスに記憶されている場合に、前記命令容量を少なくするため、前記特定コール命令が、前記特定アドレスより前のアドレスに記憶されているプログラムの呼び出しを経由して、前記特定サブルーチンのプログラム本体を実行し、
前記特定コール命令を実行すると、前記バンク0から前記バンク1に切り替わり、
前記特定リターン命令を実行すると、前記バンク1から前記バンク0に切り替わり、
前記特定サブルーチンは、前記バンク0から前記バンク1に切り替わった後に処理を実行し、
前記特定コール命令が、前記第2記憶手段の特定アドレスより前に記憶されたプログラムを呼び出す場合、当該プログラムが記憶されているアドレスの下位アドレスを用いてそのプログラムを特定することを特徴とする遊技機。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、遊技機に関する。
続きを表示(約 3,000 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、複数の図柄が夫々の周面に配された複数のリールと、各リールに対応するように設けられ、各リールの周面に配された複数の図柄のうちの一部の図柄を遊技者が視認可能なように表示する複数の表示窓と、メダルが投入されていることを条件に、遊技者による操作(以下「開始操作」という)を検出すると、各リールの回転の開始を要求する信号を出力するスタートスイッチと、遊技者による操作(以下「停止操作」という)を検出すると、リールの種別に応じて当該リールの回転の停止を要求する信号を出力するストップスイッチと、スタートスイッチ及びストップスイッチにより出力された信号に基づいて、ステッピングモータの動作を制御し、各リールの回転及びその停止を行う制御部と、を備えたパチスロ機からなる遊技機が知られている。通常、このようなパチスロ機では、複数の表示窓により表示される図柄の組合せに基づいて、入賞か否かが判別され、入賞と判別されるとメダルがホッパーから払い出されてメダル受け部に貯留される。
【0003】
このような遊技機のなかには、単位遊技開始待ち状態で精算ボタンが押下された際に実行される精算処理と、単位遊技の終了時で実行される払出処理が、別処理で実行される遊技機が開示されている(特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2019-170605号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
遊技媒体を払い出すことに関しては、精算処理と払出処理で違いはなく、共通処理部分が存在するものの、特許文献1のように、精算処理と払出処理が別処理となっていることは一般的であり、このような共通処理部分を有した別処理がそれぞれ記述されていることが、メインROMのプログラム領域を圧迫する要因の1つとなっている。
【0006】
本発明は、上記のような点に鑑みてなされたものであり、単位遊技開始待ち状態での精算ボタンの押下や、単位遊技の終了時で実行される遊技媒体の払出処理を共通化し、メインROMのプログラム領域の容量が圧迫されることを軽減することが可能な遊技機を提供することを目的とする。
【0007】
また、本発明は、精算ボタンの押下や単位遊技の終了時で実行される遊技媒体の払出処理を実行する際に、対象のカウンタの下位アドレスをセットすることで、メインROMのプログラム領域の容量が圧迫されることを軽減することが可能な遊技機を提供することを目的とする。
【0008】
さらに、本発明は、払出処理の共通化を行うことにより、プログラムの構成や記述をより簡潔なものとすることができ、当該プログラムの開発効率やメンテナビリティを向上させることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記目的を達成するため、本発明は、以下の遊技機を提供する。
【0010】
本発明の第1の実施態様に係る発明は、下記の構成を有する。
中央処理装置(例えば、メインCPU2101)、リードメモリ(例えば、メインROM2102)、及びリードライトメモリ(例えば、メインRAM2103)を含んだマイクロプロセッサ(例えば、マイクロプロセッサ2100)を実装して遊技の進行を制御する遊技機(例えば、パチスロ機2001)であって、
前記中央処理装置は、
拡張レジスタ、汎用レジスタ、フラグレジスタ、インデックスレジスタ、及びスタックポインタとを含むメインレジスタと、
拡張レジスタ、汎用レジスタ、フラグレジスタ、及びインデックスレジスタとを含むサブレジスタと、
前記メインレジスタ、及び前記サブレジスタを含むバンク0、及びバンク1と、
インタラプトページアドレスレジスタ、メモリリフレッシュレジスタ、プログラムカウンタ、割込み許可レジスタ1、及び割込み許可レジスタ2とを含む制御レジスタと、を含んで構成され、
前記リードメモリは、遊技の進行に直接関与するプログラム、及びデータが記憶された第1記憶手段(例えば、使用領域内ROMエリア2202a)と、遊技の進行に直接関与しないプログラム、及びデータが記憶された第2記憶手段(例えば、使用領域外ROMエリア2202b)で構成され、
前記第2記憶手段に記憶されたプログラムには、前記第1記憶手段に記憶されたプログラムより呼び出されて処理を実行した後、必ず、呼び出した前記第1記憶手段のプログラムに戻る特定サブルーチン(例えば、図177に示した使用領域外RAM初期化処理(継続)を実行するサブプログラムや、図180に示したインタフェース2出力処理(継続)を実行するサブプログラム)と、前記第2記憶手段に記憶されたプログラムより呼び出されて処理を実行した後、必ず、呼び出した前記第2記憶手段のプログラムに戻る通常サブルーチン(例えば、図173に示したCRC演算処理(使用領域外))とがあり、
前記中央処理装置は、
前記特定サブルーチンを呼び出す場合に使用する特定コール命令(例えば、「CALLEX」)を実行して前記特定サブルーチンを呼び出し、
前記特定サブルーチンから、呼び出した前記第1記憶手段に記憶されたプログラムに戻る場合に使用する特定リターン命令を実行して、前記第1記憶手段に記憶されたプログラムに戻るよう制御し、
前記特定コール命令は、呼び出す特定サブルーチンが、前記第2記憶手段の特定アドレス(例えば、「2100」H)より前に記憶されたプログラムを呼び出す場合と、前記特定アドレス以降のアドレスに記憶されたプログラムを呼び出す場合とでは、前記第1記憶手段に記憶される命令容量が異なり(例えば、特定アドレスより前のプログラムを呼び出す場合は2バイト命令、特定アドレス以降のプログラムを呼び出す場合は4バイト命令)、
前記命令容量は、前記特定アドレスより前に記憶されたプログラムを呼び出す場合より、前記特定アドレス以降のアドレスに記憶されたプログラムを呼び出す場合の方が多く必要であり、
前記特定サブルーチンのプログラム本体が前記特定アドレス以降のアドレスに記憶されている場合に、前記命令容量を少なくするため、前記特定コール命令が、前記特定アドレスより前のアドレスに記憶されているプログラム(例えば、「JR」や「JP」命令)の呼び出しを経由して、前記特定サブルーチンのプログラム本体を実行し、
前記特定コール命令を実行すると、前記バンク0から前記バンク1に切り替わり、
前記特定リターン命令を実行すると、前記バンク1から前記バンク0に切り替わり、
前記特定サブルーチンは、前記バンク0から前記バンク1に切り替わった後に処理を実行し、
前記特定コール命令が、前記第2記憶手段の特定アドレスより前に記憶されたプログラムを呼び出す場合、当該プログラムが記憶されているアドレスの下位アドレスを用いてそのプログラムを特定することを特徴とする遊技機。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
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