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公開番号2025014961
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-30
出願番号2023117964
出願日2023-07-20
発明の名称把持アーム
出願人北日本通信工業株式会社
代理人個人
主分類A63F 9/30 20060101AFI20250123BHJP(スポーツ;ゲーム;娯楽)
要約【課題】爪部材の交換作業を簡便にすることにより作業負担を軽減することができる把持アームを提供する。
【解決手段】固定部材2104は、爪部材203aのガイド溝2201にガイドされながら爪部材203aを所定位置に案内可能な軸部2104aと、軸部2104aにおけるアーム本体部203bの爪部材203aの取付側の先端部に設けられ、爪部材203aを所定位置に取り付けた状態で爪部材203aをアーム本体部203bに対して押圧するための押圧部2104bと、アーム本体部203bの爪部材203aの取付側とは反対側に設けられ、軸部2104aが軸孔から抜脱するのを防止する抜止部材2104cと、押圧部2104bがアーム本体部203bに対して押圧する方向に付勢するスプリングバネとを備えている。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
アーム本体部と、該アーム本体部の先端部に対して着脱可能な爪部材とを備え、景品取得装置に取り付けられて景品を把持するために用いられる把持アームであって、
前記爪部材は、基端部にガイド溝を有するとともに、該ガイド溝に連通する挿通孔が開設されており、
前記アーム本体部の先端部には、前記爪部材を所定位置に取り付けた場合に前記挿通孔と整合する位置に軸孔が開設されているとともに、該軸孔に挿通される固定部材が設けられており、
前記固定部材は、前記爪部材の前記ガイド溝にガイドされながら該爪部材を前記所定位置に案内可能な軸部と、該軸部における前記アーム本体部の該爪部材の取付側の先端部に設けられ、該爪部材を該所定位置に取り付けた状態で該爪部材を該アーム本体部に対して押圧するための押圧部と、該アーム本体部の該爪部材の取付側とは反対側に設けられ、該軸部が前記軸孔から抜脱するのを防止する抜止部と、該押圧部が該アーム本体部に対して押圧する方向に付勢する付勢手段とを備えていることを特徴とする把持アーム。
続きを表示(約 580 文字)【請求項2】
前記固定部材が可動可能な第一の状態と、前記押圧部により前記爪部材を前記アーム本体部に対して押圧した状態で前記固定部材を保持する第二の状態とに変位可能な保持部材を備えたことを特徴とする請求項1に記載の把持アーム。
【請求項3】
前記保持部材は、前記アーム本体部の前記爪部材の取付側とは反対側において、前記固定部材の軸方向とは交差する方向に、第一の位置と第二の位置との間でスライド可能に設けられており、
前記保持部材が前記第一の位置では、該保持部材が前記固定部材の軸方向の動きに干渉しない状態とされることで前記第一の状態となり、該保持部材が前記第二の位置では、該固定部材の軸方向の動きを規制することで前記第二の状態となることを特徴とする請求項2に記載の把持アーム。
【請求項4】
前記保持部材が前記第二の位置になると該保持部材のスライド方向における該保持部材の後端近傍に進出し、該第二の位置にある該保持部材を所定の押圧力を加えて前記第一の位置にスライドさせることで後退可能に構成された係合突部を備えたことを特徴とする請求項3に記載の把持アーム。
【請求項5】
前記固定部材の前記固定部材の可動範囲を規制する規制手段を備えたことを特徴とする請求項1乃至4のうちいずれか一項に記載の把持アーム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、把持アームに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
クレーンゲーム機に代表される景品取得ゲーム装置は、筐体内部に形成されたプレイフィールド内に多数の景品が載置されて使用されるものである。遊戯者は、レバーやボタン等の操作手段を用いて把持アームを有する景品取得装置をプレイフィールド内で移動させることができる。そして、遊戯者は、所望とする景品が載置されている位置まで景品取得装置を移動させた後、把持アームでこの景品を把持させ、その状態で、景品排出口まで揚送することにより、景品を獲得することができる。
【0003】
このような景品取得ゲーム装置で使用される景品取得装置の把持アームには先端部に爪部材が着脱可能に取り付けられており、プレイフィールド内に載置される景品の種類に応じて、オペレータによって適切な形態の爪部材を選択して使用することができるようになっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2022-097611号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上記特許文献1に記載の把持アームは、爪部材をネジ止めにて把持アームに取り付けられる構成であるため、爪部材の交換作業負担が大きく、また、ネジを緩めた際に爪部材が落下し、爪部材を紛失してしまうおそれもある。
【0006】
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、爪部材の交換作業を簡便にすることにより作業負担を軽減することができる把持アームを提供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を解決するため、請求項1に記載の発明は、アーム本体部と、該アーム本体部の先端部に対して着脱可能な爪部材とを備え、景品取得装置に取り付けられて景品を把持するために用いられる把持アームであって、
前記爪部材は、基端部にガイド溝を有するとともに、該ガイド溝に連通する挿通孔が開設されており、
前記アーム本体部の先端部には、前記爪部材を所定位置に取り付けた場合に前記挿通孔と整合する位置に軸孔が開設されているとともに、該軸孔に挿通される固定部材が設けられており、
前記固定部材は、前記爪部材の前記ガイド溝にガイドされながら該爪部材を前記所定位置に案内可能な軸部と、該軸部における前記アーム本体部の該爪部材の取付側の先端部に設けられ、該爪部材を該所定位置に取り付けた状態で該爪部材を該アーム本体部に対して押圧するための押圧部と、該アーム本体部の該爪部材の取付側とは反対側に設けられ、該軸部が前記軸孔から抜脱するのを防止する抜止部と、該押圧部が該アーム本体部に対して押圧する方向に付勢する付勢手段とを備えていることを特徴とする。
【0008】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の把持アームにおいて、
前記固定部材が可動可能な第一の状態と、前記押圧部により前記爪部材を前記アーム本体部に対して押圧した状態で前記固定部材を保持する第二の状態とに変位可能な保持部材を備えたことを特徴とする。
【0009】
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の把持アームにおいて、
前記保持部材は、前記アーム本体部の前記爪部材の取付側とは反対側において、前記固定部材の軸方向とは交差する方向に、第一の位置と第二の位置との間でスライド可能に設けられており、
前記保持部材が前記第一の位置では、該保持部材が前記固定部材の軸方向の動きに干渉しない状態とされることで前記第一の状態となり、該保持部材が前記第二の位置では、該固定部材の軸方向の動きを規制することで前記第二の状態となることを特徴とする。
【0010】
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の把持アームにおいて、
前記保持部材が前記第二の位置になると該保持部材のスライド方向における該保持部材の後端近傍に進出し、該第二の位置にある該保持部材を所定の押圧力を加えて前記第一の位置にスライドさせることで後退可能に構成された係合突部を備えたことを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)

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