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公開番号
2025014585
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-30
出願番号
2023117270
出願日
2023-07-19
発明の名称
遊技機
出願人
山佐ネクスト株式会社
代理人
主分類
A63F
5/04 20060101AFI20250123BHJP(スポーツ;ゲーム;娯楽)
要約
【課題】遊技機搭載の半導体が偽造されていないか、店員が日常的な点検を行っているが、紫外線の照射や赤外線の照射など、特別な機器が必要とし、コスト面でも作業効率面でも負担がかかるものであった。遊技機搭載の半導体パッケージに偽造防止手段を施すことで、偽造が困難であり、かつ特別な機器を必要とせず、効率的に店員の日常的な点検を行うことができるようにする。
【解決手段】半導体パッケージに凹形状で形成される文字列と凸形状で形成される文字列を生成し、文字列の配列を互いに90度回転した状態とし、凹形状で形成される文字列が正位置となるように遊技機に設置する
【選択図】図15
特許請求の範囲
【請求項1】
箱型の筐体と、当該筐体の前面を覆う前扉で構成され、遊技用価値を使用して遊技を行い、遊技結果に応じて当該遊技用価値が付与される遊技機において、
遊技に関する制御を行う制御手段を備え、
前記制御手段が設置される制御基板は、
前記遊技機の内部に、前記前扉が開放された際に制御手段が視認可能であるように設置されており、
前記制御手段は、集積回路を封止するパッケージを備え、
前記パッケージの表面には、
前記制御基板が前記遊技機の内部に設置された状態で概ね正位置となっている第1の文字列を含む第1表示部と、
前記制御基板が前記遊技機の内部に設置された状態で正位置から概ね90度回転した状態となっている第2の文字列を含む第2表示部と、
を備え、
前記第1の文字列は前記パッケージの表面から高さ方向に凹形状となることにより、文字列を形成するものであり、
前記第2の文字列は前記パッケージの表面から高さ方向に凸形状となることにより、文字列を形成するものである、
ことを特徴とする遊技機。
続きを表示(約 390 文字)
【請求項2】
前記第1の文字列はレーザーマーキングにより形成されており、前記第2の文字列はモールド成型により形成されていることを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
【請求項3】
前記パッケージの表面には、前記第1の文字列が形成される領域と少なくとも一部が正面視で重複する領域に第3表示部における第3の文字列が形成され、前記第1の文字列と前記第3の文字列は深さが異なる凹形状となっていることを特徴とする請求項1または2に記載の遊技機。
【請求項4】
前記パッケージの表面には、前記第2表示部を挟んで前記第1表示部と反対となる位置に第4の文字列が印刷されたシールが貼り付けられており、
前記第4の文字列は、前記制御基板が前記遊技機の内部に設置された状態で概ね正位置の文字列となっていることを特徴とする請求項1乃至3に記載の遊技機。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、遊技に関する様々な制御を行う遊技機用半導体装置を搭載する遊技機に関するものである。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
従来から、遊技機において、不正に利益を獲得できるようにしたプログラムを記憶したマイコンを偽造し、営業時間外に遊技店に忍びこみ、遊技機内のマイコンを不正なマイコンに交換されてしまうことがあった。
【0003】
このようなことを防止するため、遊技機は営業時間外に定期的に店員が内部を確認し、マイコンが不正なものに交換されていないかを確認する。特許文献1には記載されている遊技機用半導体装置では、所定の条件が成立したときにのみ視認可能な識別情報を形成したものである偽造防止手段を半導体パッケージの表面に設けることで、不正な部品が取り付けられた際に店員による発見が容易なものが提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2004-105347号公報(例えば、段落0067など)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1に開示された構成では、紫外線の照射や赤外線の照射など、特別な機器が必要であり、設置店に余計なコストを負担させてしまうこととなる。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、簡便な構成により、偽造が困難であり、店員による日常的な点検も容易な遊技機を提供することを目的としている。
【0007】
本発明は、箱型の筐体と、当該筐体の前面を覆う前扉で構成され、遊技用価値を使用して遊技を行い、遊技結果に応じて当該遊技用価値が付与される遊技機において、遊技の進行に関する制御を行う制御手段を備え、記制御手段が設置される制御基板は、前記遊技機の内部に、前記前扉が開放された際に制御手段が視認可能であるように設置されており、前記制御手段は、集積回路を封止するパッケージを備え、前記パッケージの表面には、前記制御基板が前記遊技機の内部に設置された状態で概ね正位置となっている第1の文字列を含む第1表示部と、前記制御基板が前記遊技機の内部に設置された状態で正位置から概ね90度回転した状態となっている第2の文字列を含む第2表示部と、を備え、前記第1の文字列は前記パッケージの表面から高さ方向に凹形状となることにより、文字列を形成するものであり、前記第2の文字列は前記パッケージの表面から高さ方向に凸形状となることにより、文字列を形成するものである、ことを特徴とする遊技機である。
【0008】
かかる構成にあっては、制御手段のパッケージに凹形状で形成される文字列と凸形状で形成される文字列があり、文字列の配列も互いに90度回転した状態とすることで、制御手段の偽造が困難となっている。さらに、凹凸となっていることでパッケージ自体の見た目が異なるため、不正なものへ交換された場合に発見しやすくなっている。また、制御手段で主に点検対象となる製造番号や製造時期等を示す第1の文字列が正位置となるように設置することで、店員による点検が容易になっている。
【0009】
本発明は、また、前記第1の文字列はレーザーマーキングにより形成されており、前記第2の文字列はモールド成型により形成されていることを特徴とする遊技機である。
【0010】
かかる構成にあっては、それぞれの文字列を異なる製法で生成するため、制御手段の偽造がさらに困難となる。また、レーザーマーキングによって文字列を形成した場合、文字列の色がパッケージ本来の色から変化するため、モールド成型よりもパッケージとの文字のコントラストが大きくなり、普段の点検で目につきやすくなる。
(【0011】以降は省略されています)
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