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公開番号
2025012387
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-24
出願番号
2023115182
出願日
2023-07-13
発明の名称
遊技場用システム
出願人
ダイコク電機株式会社
代理人
弁理士法人サトー
主分類
A63F
7/02 20060101AFI20250117BHJP(スポーツ;ゲーム;娯楽)
要約
【課題】所定の対象状態がオンとオフとのいずれであるかを示す信号を所定間隔で送信する遊技機を管理対象とした場合に適切に状態管理する。
【解決手段】状態特定手段は、対象状態がオンとオフのいずれの状態であるかを示す状態信号を所定間隔で出力可能な遊技機、或いはこれに付設される遊技装置に関する対象状態をオン状態と特定している状態で、オフを示す状態信号により当該対象状態をオフ状態と特定する第1特定処理、並びに、状態信号に関する通信異常が発生した場合にオフを示す状態信号を受信しなくとも当該対象状態をオフ状態と特定する第2特定処理を実行可能とするので、当該遊技機を管理対象とした場合に適切に状態管理し得るようになる。
【選択図】図6
特許請求の範囲
【請求項1】
遊技機及びこれに付設される遊技装置を備える遊技場用システムであって、
前記遊技機或いは前記遊技装置は、当該遊技機或いは遊技装置に関する対象状態がオンとオフとのいずれの状態であるかを示す状態信号を所定間隔で出力可能に構成されており、
前記状態信号によりオンである旨が示された場合に、前記対象状態をオン状態と特定する状態特定手段と、
前記状態信号に関する通信異常が発生したか否かを判定する通信異常判定手段と、を備え、
前記状態特定手段は、前記対象状態をオン状態と特定している状態において、
前記状態信号によりオフである旨が示された場合に、前記対象状態をオフ状態と特定する第1特定処理と、
前記通信異常判定手段により通信異常が発生したと判定された場合に、前記状態信号によりオフである旨が示されることなく、前記対象状態をオフ状態と特定する第2特定処理と、を実行可能に構成された遊技場用システム。
続きを表示(約 850 文字)
【請求項2】
前記対象状態は、前記遊技機或いは当該遊技機の付随装置から出力される信号によりオンとオフとのいずれの状態であるかを示す状態であり、
前記遊技装置は、前記状態信号を所定間隔で出力可能に構成されており、
前記通信異常判定手段は、前記遊技装置との間における通信状況を監視し、当該通信状況に異常が発生した場合に前記通信異常が発生したと判定可能であり、
前記状態特定手段は、前記遊技装置から出力される前記状態信号により前記対象状態をオン状態と特定している状態において、前記通信異常判定手段により通信異常が発生したと判定された場合に、前記対象状態をオフ状態と特定することで、前記第2特定処理を実行可能である請求項1に記載の遊技場用システム。
【請求項3】
前記状態特定手段は、前記対象状態をオン状態と特定している状態において前記通信異常が発生し、所定条件が成立することなく当該通信異常が解消したという第1条件と、当該通信異常の解消後にオン状態を特定可能であるという第2条件と、が成立した場合に、当該通信異常の発生から解消に至るまでオン状態が継続されたと見做す請求項1又は2に記載の遊技場用システム。
【請求項4】
前記所定条件は、前記通信異常の発生から所定期間が経過することで成立し、
前記状態特定手段は、前記所定条件が成立するまで、前記第2特定処理の実行を遅延させるとともに、前記第1条件と前記第2条件とが成立すれば、当該通信異常の際の前記第2特定処理を実行せずに前記オン状態が継続されたと見做す請求項3に記載の遊技場用システム。
【請求項5】
前記第2条件は、前記通信異常が解消された場合に、前記状態信号が前記所定間隔で出力されることに基づき、少なくとも1回オフを示す状態信号が出力されても、その出力後、オンを示す状態信号の出力によりオン状態を特定可能であれば成立する請求項3に記載の遊技場用システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は遊技場用システムに関する。
続きを表示(約 3,000 文字)
【背景技術】
【0002】
従来より、遊技場では遊技機側から出力される遊技信号に基づいて各種状態を管理しており、係る遊技機(以下「従来機」と称す)としては、例えば特許文献1に示されるような各状態に対応した期間にレベル出力されるパルス信号(同文献1の段落0025参照)を出力するものが多くを占めていた。
もっとも、近年では、例えば特許文献2の段落0025に示される「大当り(状態)」のように、各状態がONとOFF(オンとオフ)の何れであるかを示すデータ信号を所定間隔で送信する遊技機(以下「データ信号機」と称す)も登場しつつある。
このようなデータ信号機の場合、その遊技機が継続して情報出力すれば従来機同様に状態特定できるが、遊技機の電源がOFF(電断)されると後続の遊技情報が送信されず、その状態OFFを特定できないことから従来機同様の状態特定ができなくなる。また、データ信号機から送信される遊技情報は遊技装置を中継して管理装置側へ送信される場合もあるが、この場合、遊技装置を電断しても上記同様に状態OFFを特定できなくなる虞がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-69096公報
特開2023-49510公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記について具体例を挙げて説明する。例えば、大当り中に遊技機や遊技装置にてトラブルが発生し、トラブル解消のために従業員が遊技機、或いは遊技装置を電断した場合、従来機であれば電断により信号出力されないことで状態判定もOFFとなるが、データ信号機の場合、後続の遊技情報が送信されないことから状態判定をOFFにできない。つまり、遊技機が従来機かデータ信号機かで状態判定の挙動が異なるようになり、特に両者が混在する遊技場や従来機に慣れた遊技場では扱い難いといった問題が生じ得る。
また、遊技機や遊技装置を設置する場合、設置作業が終われば遊技場の開店まで遊技機や遊技装置を電断するが、この場合、遊技機を開放する所謂ドアオープンを行って電断することもあり、電断により後続のドアオープンOFFのデータ信号が送信されないことから、管理装置側でドアオープン状態の終了をいつまでも特定できないといった問題も想定される。
このような問題は上記に限らず、例えば特別状態や不正等、他の各種状態についても同様に生じうることから、対応が望まれている。
【0005】
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的は、所定の対象状態がオンとオフとのいずれであるかを示す信号を所定間隔で送信する遊技機を管理対象とした場合に適切に状態管理し得る遊技場用システムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、遊技機及びこれに付設される遊技装置を備える遊技場用システムであって、
前記遊技機或いは前記遊技装置は、当該遊技機或いは遊技装置に関する対象状態がオンとオフとのいずれの状態であるかを示す状態信号を所定間隔で(例えば図6に示す大当り状態の「on」「off」を示すデータ信号を200ms間隔で)出力可能に構成されており、
前記状態信号によりオンである旨が示された場合に、前記対象状態をオン状態と特定する状態特定手段(例えば遊技装置2や中継装置4)と、
前記状態信号に関する通信異常(例えば電断による通信不良)が発生したか否かを判定する通信異常判定手段(例えば中継装置4)と、を備え、
前記状態特定手段は、前記対象状態をオン状態と特定している状態(例えば図6の状態特定が「on」の大当り状態)において、
前記状態信号によりオフである旨が示された場合に、前記対象状態をオフ状態と特定する(例えば同図の大当り状態のデータ信号「off」の場合(2)に、その状態特定を「off」として大当り終了を特定する)第1特定処理と、
前記通信異常判定手段により通信異常が発生したと判定された場合に、前記状態信号によりオフである旨が示されることなく、前記対象状態をオフ状態と特定する(例えば同図の電源状態が「off」となった場合(5)に、大当り状態のデータ信号「off」が示されることなく、その状態特定を「off」として大当り終了を特定する)第2特定処理と、を実行可能に構成されている。
【0007】
本発明によれば、対象状態がオンとオフのいずれの状態であるかを示す状態信号を所定間隔で出力可能な遊技機、或いはこれに付設される遊技装置に関する対象状態をオン状態と特定している状態で、オフを示す状態信号により当該対象状態をオフ状態と特定する第1特定処理、並びに、状態信号に関する通信異常が発生した場合にオフを示す状態信号を受信しなくとも当該対象状態をオフ状態と特定する第2特定処理を実行可能とするので、当該遊技機を管理対象とした場合に適切に状態管理し得るようになる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
第1実施形態における遊技場用システムの全体構成を示す概略図
遊技機の正面図
遊技装置の正面図
モード別スペック値を示す説明図
(a)及び(b)は、データ信号機及び従来機の出力と状態特定の違いを示す図
データ信号機の出力、通信状況、状態特定の一例を示す図
第2実施形態における扉センサと共に示すドアオープンのイメージ図
第3実施形態におけるデータ信号機の出力、通信状況、状態特定の一例を示す図
第4実施形態における遊技場用システムの全体構成をブロック図として示す概略図
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明を具体化した複数の実施形態について、図面に基づき説明する。なお、各実施形態において実質的に同一の構成部位には同一の符号を付す等して説明を省略する。
<第1実施形態>
第1実施形態について図1~図6を参照しながら説明する。図1は、遊技場用システムの全体構成を示す概略図である。遊技場内には多数の遊技機1が設置されており、それら遊技機1と1対1で対応して、その側方の遊技装置2と上方の情報表示装置3とが夫々付設されている。
【0010】
遊技機1は対応する遊技装置2に接続され、遊技装置2及び情報表示装置3は2台ずつ中継装置4に接続され、中継装置4はLAN5を介して管理装置6と接続されている。管理装置6は、遊技機1における遊技状況を示す遊技情報を受信することにより、遊技機1単位で遊技情報を管理する。この場合、遊技機1における遊技情報は、当該遊技機1側から遊技装置2、中継装置4を順次経由して管理装置6にて受信される。一方、管理装置6において設定される遊技装置2の各種設定情報(例えば後述する図3の表示部34の表示設定や基準値の設定等)は、当該管理装置6側から中継装置4を経由して遊技装置2にて受信される。
(【0011】以降は省略されています)
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