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公開番号2025007217
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-17
出願番号2023108478
出願日2023-06-30
発明の名称遊技機
出願人京楽産業.株式会社
代理人個人,個人
主分類A63F 7/02 20060101AFI20250109BHJP(スポーツ;ゲーム;娯楽)
要約【課題】新たな態様の演出によって遊技の興趣を高めうる遊技機を提案する。
【解決手段】発光色が異なるLED115(R、G、B)からの光とカラーフィルタを使って画像をカラー表示する第1表示モジュール31aと、第1表示モジュール31aから出射される光を用いてフィールドシーケンシャル表示方式によって画像をカラー表示する第2表示モジュール31bを備え、複数のLEDを表示期間内に連続して発光させるDC駆動方式と、表示期間内において順次発光させるPWM駆動方式と、を実行可能であり、複数のLED115(R、G、B)の駆動方式として、両駆動方式を切り替え可能である。
【選択図】図41
特許請求の範囲【請求項1】
発光色が異なる複数の光源と、
前記複数の光源からの光によって発光する発光部材と、
前記発光部材から出射される光を用いて画像をカラー表示する第1の液晶表示手段と、
該第1の液晶表示手段よりも前に設けられた第2の液晶表示手段と、
一の表示期間内において前記複数の光源を発光させる制御を行う発光制御手段と、
を備え、
前記第1の液晶表示手段は、
複数の色要素を有する画素を複数備える第1液晶手段と、
前記一の表示期間ごとに前記第1液晶手段が備える各画素を各光源の発光に応じて制御することにより、各画素から出射される光を用いた表示を行う第1表示制御手段と、
を備え、
前記第2の液晶表示手段は、前記第1の液晶表示手段と同じ前記表示期間内において、前記第1の液晶表示手段から出射される光を用いて前記第1の液晶表示手段とは異なる表示方式によって画像をカラー表示し、
前記複数の光源を前記表示期間内に連続して発光させる第1駆動方式と、前記複数の光源を前記表示期間内において順次発光させる第2駆動方式と、を実行可能であり、
前記発光制御手段は、前記複数の光源の駆動方式として、前記第1駆動方式と前記第2駆動方式とを切り替え可能である、
ことを特徴とする遊技機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、遊技媒体を用いた遊技機に関するものである。
続きを表示(約 4,100 文字)【背景技術】
【0002】
パチンコ機などの遊技機では、液晶画面を備える画像表示装置や、音声出力装置(スピーカ)、電動役物などを用いた各種の演出が行われ、遊技者の興趣を高める工夫がなされている。
例えば、始動口への遊技球の入球を契機として行われた図柄の抽選結果に基づいて演出パターンが決定され、この演出パターンに応じて画像表示装置に演出画像が表示される(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2015-062748公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
このような画像表示装置を用いた遊技機において、奥行きのある演出を行いたいという要請があり、複数の透過型液晶表示装置を奥行き方向に並べて配置したものが知られている。
しかしながら、透過型液晶表示装置(液晶モジュール)が2枚重ねられると光の透過性が悪く、手前側の液晶表示装置からはバックライトから出射された光量の5%程度しか出射されない、という問題がある。
そのような問題に対してバックライトを明るくする(光量を増やす)と、消費電力が増加し、電源容量が限られた遊技機では役物の点数を減らさざるを得ないなどの不都合が生じる。当然、省エネという観点からも望ましくない。
さらに、バックライトの光量を増やすと液晶モジュールの温度が上昇するという問題もある。通常の液晶モジュールの耐熱温度は0度から50度程度であり、それを超過すると故障や低寿命化など様々な不具合の原因となる。このような問題は、耐熱性が高い高仕様の液晶モジュールを採用することで解決可能ではあるが、そのような液晶モジュールはえてして高価であり、遊技機全体のコスト増の原因となる。
本発明は、上記の課題を鑑みてなされたものであり、消費電力を抑えて省エネに対応するとともに高コスト化を回避しつつ、複数の液晶モジュールによる奥行きのある新たな演出によって、遊技の興趣を高めうる遊技機を提案することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明は、上述の課題を解決するためになされたものであり、以下の形態により実現することが可能である。
本発明に係る第1の形態は、発光色が異なる複数の光源と、前記複数の光源からの光によって発光する発光部材と、前記発光部材から出射される光を用いて画像をカラー表示する第1の液晶表示手段と、該第1の液晶表示手段よりも前に設けられた第2の液晶表示手段と、一の表示期間内において前記複数の光源を発光させる制御を行う発光制御手段と、を備え、前記第1の液晶表示手段は、複数の色要素を有する画素を複数備える第1液晶手段と、前記一の表示期間ごとに前記第1液晶手段が備える各画素を各光源の発光に応じて制御することにより、各画素から出射される光を用いた表示を行う第1表示制御手段と、を備え、前記第2の液晶表示手段は、前記第1の液晶表示手段と同じ前記表示期間内において、前記第1の液晶表示手段から出射される光を用いて前記第1の液晶表示手段とは異なる表示方式によって画像をカラー表示し、前記複数の光源を前記表示期間内に連続して発光させる第1駆動方式と、前記複数の光源を前記表示期間内において順次発光させる第2駆動方式と、を実行可能であり、前記発光制御手段は、前記複数の光源の駆動方式として、前記第1駆動方式と前記第2駆動方式とを切り替え可能である、遊技機を特徴とする。
【発明の効果】
【0006】
上記のように構成したので、本発明によれば、遊技の興趣を高めうる遊技機を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
本発明の実施形態に係る遊技機の正面図である。
本実施形態に係る遊技機の裏面側の一例を示した斜視図である。
本実施形態に係る遊技機に備えられている遊技制御装置の構成を示したブロック図である。
演出制御CPUのブロック図である。
ベース枠体に各ユニットを組み付けた状態を示す背面図である。
図5の一部分解斜視図である。
本実施形態の演出基板ケースに格納される演出制御基板(第1演出基板)を説明する図である。
本実施形態の演出基板ケースに格納される演出制御基板(第2演出基板)を説明する図である。
本実施形態の演出基板ケースを説明する概略正面図である
本実施形態の演出基板ケースを説明する概略斜視図である。
演出基板ケースの分解斜視図である。
演出基板ケースの分解斜視図である。
演出基板ケースに対して装着される部品を説明する図である。
統合データROMを搭載したROM基板を示す図である。
ROMカセットの概略構成図である。
ROMカセットの分解斜視図である。
ROMカセットの分解斜視図である。
第1液晶モジュールの基本構成を説明する概略図である。
第1液晶モジュールを構成する要素の積層構造を示す概略図である。
TN方式による液晶モジュールの基本的な働きを説明する図である。
TN方式による液晶モジュールの働きをさらに詳しく説明する図である。
VA方式による液晶モジュールの駆動制御を説明する図である。
第1液晶モジュールの表示制御を説明するタイミングチャートである。
第2液晶モジュールを構成する要素の積層構造を示す概略図である。
第2液晶モジュールの基本構成を説明する概略図である。
第2液晶モジュールにおけるカラー表示の概念を説明する図である。
第2液晶モジュールの表示制御を説明するタイミングチャートである。。
第2液晶モジュールの一画素に注目した表示制御を説明するタイミングチャートである。
本実施形態の画像表示ユニットの構成を示す図である。
本実施形態の画像表示ユニットにおける表示制御を説明するタイミングチャートである。
本実施形態の画像表示ユニットにおける第1液晶モジュールの一画素単位の制御信号を説明するタイミングチャートである(その1)。
本実施形態の画像表示ユニットにおける第1液晶モジュールの一画素単位の制御信号を説明するタイミングチャートである(その2)。
本実施形態の画像表示ユニットの画像表示態様の一例を説明する図である。
本実施形態の画像表示ユニットの変形例を示す図である。
図21の画像表示ユニットによる画像表示を説明する概略断面図である。
液晶画面の基本構成を説明する図である。
液晶モジュールの同期信号を示す図である。
本実施形態の画像表示ユニットが備える2つの複数の液晶画面の垂直同期タイミングを合わせるための同期信号を説明する図(その1)である。
本実施形態の画像表示ユニットが備える2つの複数の液晶画面の垂直同期タイミングを合わせるための同期信号を説明する図(その2)である。
遊技機が備えるLEDモジュールを説明する図である。
LEDモジュールのDC駆動による発光とPWM駆動による発光とを用いた表示態様を説明する図である。
二重液晶表示を行わない場合の表示態様を説明する図である。
図33に示した構成に準じた表示態様を説明する図である。
本実施形態の遊技機における演出制御基板の制御プログラムの構成を説明する図である。
演出制御CPUの起動シーケンスを説明する図である。
マスターボリューム値の変化に伴う音域ごとの音量バランスを説明する概念図である。
遊技機が備える音声制御回路を説明する概略構成図である。
各マスターボリューム値における、音域ごとの音量の変化を説明する図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本発明を図面に示した実施の形態により詳細に説明する。
<遊技機の基本構成>
図1は、本実施形態に係る遊技機の一例を示した正面図、図2は、本実施形態に係る遊技機の裏面側の一例を示した斜視図、図3は、本実施形態に係る遊技機に備えられている遊技制御装置の構成を示したブロック図である。
【0009】
図1に示す遊技機1には、遊技ホールの島構造体に取付けられる外枠2に内枠(開閉枠)3が開閉可能に装着され、この内枠3にガラス枠4が開閉可能に装着されている。
ガラス枠4には窓4aが形成され、その窓4aに透明板(ガラス板)4bが装着されている。内枠3には遊技球が打出される盤面を有する遊技盤10が装着され、この遊技盤10の盤面とその前側の透明板との間に遊技球が転動、流下可能な遊技領域10aが形成されている。透明板4bは、例えばガラス板であり、ガラス枠4に対して着脱可能に固定されている。
【0010】
ガラス枠4は、左右方向の一端側(例えば遊技機に正対して左側)においてヒンジ機構部5を介して外枠2に連結されており、ヒンジ機構部5を支点として左右方向の他端側(例えば遊技機に正対して右側)を外枠2から開放させる方向に回動可能とされている。ガラス枠4は、透明板とともに遊技盤10を覆い、ヒンジ機構部5を支点として扉のように回動することによって、遊技盤10を含む外枠2の内側部分を開放することができる。ガラス枠4の他端側には、ガラス枠4の他端側を外枠2に固定するロック機構が設けられている。ロック機構による固定は、専用の鍵によって解除することが可能とされている。また、ガラス枠4には、ガラス枠4が外枠2から開放されているか否かを検出する開放検出スイッチ252が設けられている。
(【0011】以降は省略されています)

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