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公開番号2024146720
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-15
出願番号2023187887,2023056909
出願日2023-11-01,2023-03-31
発明の名称仮想空間においてキャラクタが他のキャラクタとエンカウントするシステム、方法、及びプログラム
出願人グリー株式会社
代理人個人
主分類A63F 13/577 20140101AFI20241004BHJP(スポーツ;ゲーム;娯楽)
要約【課題】 エンカウント判定における改善を提供する。
【解決手段】 本発明の一態様によるシステムは、一又は複数のプロセッサを備える。一又は複数のプロセッサは、第1ユーザのユーザ装置に第2キャラクタが配置されている仮想フィールドを表示させる。第1ユーザが操作する第1キャラクタが仮想フィールドにおいて第2キャラクタに関連付けて設定されているエンカウント可能ゾーン内に存在する場合に、第1キャラクタが第2キャラクタとエンカウント可能な第1エンカウント可能状態にあると判定される。第1キャラクタが第1エンカウント可能状態にある場合に、第1キャラクタが第1エンカウント可能状態になってからの経過時間に応じて第1キャラクタ及び第2キャラクタが参加する第1エンカウントイベントを発生させるか否かを判定する。
【選択図】図7
特許請求の範囲【請求項1】
一又は複数のプロセッサを備えるシステムであって、
前記一又は複数のプロセッサは、
第1ユーザのユーザ装置に第2キャラクタが配置されている仮想フィールドを表示させ、
前記第1ユーザが操作する第1キャラクタが、前記仮想フィールドにおいて前記第2キャラクタに関連付けて設定されているエンカウント可能ゾーン内に存在する場合に、前記第1キャラクタが前記第2キャラクタとエンカウント可能な第1エンカウント可能状態にあると判定し、
前記第1キャラクタが前記第1エンカウント可能状態にある場合に、前記第1キャラクタが前記第1エンカウント可能状態になってからの経過時間に応じて前記第1キャラクタ及び前記第2キャラクタが参加する第1エンカウントイベントを発生させるか否かを判定する、
システム。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
前記第1キャラクタが前記第1エンカウント可能状態にある場合に、前記エンカウント可能ゾーンにおいて前記第1エンカウントイベントが起こる確率を表すイベント発生率に基づいて、前記第1エンカウントイベントを発生させるか否かを判定する、
請求項1に記載のシステム。
【請求項3】
前記イベント発生率は、前記第1ユーザについて定められた第1イベント発生率である、
請求項2に記載のシステム。
【請求項4】
第2ユーザが操作する第3キャラクタが、前記エンカウント可能ゾーン内に存在する場合に、前記第3キャラクタが前記第2キャラクタとエンカウント可能な第2エンカウント可能状態にあると判定し、
前記第3キャラクタが前記第2エンカウント可能状態にある場合に、前記第2エンカウント可能ゾーンにおいて前記第1エンカウントイベントが起こる確率を表す第2イベント発生率に基づいて、前記第3キャラクタ及び前記第2キャラクタが参加する第2エンカウントイベントを発生させるか否かを判定する、
請求項3に記載のシステム。
【請求項5】
前記第1キャラクタが前記第1エンカウント可能状態になってからの経過時間に応じてイベント発生ゲージの値を増減させ、
前記イベント発生ゲージの値が前記イベント発生ゲージに設定されているイベント発生値となったことに応じて前記第1エンカウントイベントを発生させる、
請求項1に記載のシステム。
【請求項6】
前記イベント発生ゲージの値は、前記第1キャラクタが前記エンカウント可能ゾーンから離脱したことに応じて初期値に設定される、
請求項5に記載のシステム。
【請求項7】
前記エンカウント可能ゾーンは、前記仮想フィールドにおいて前記第2キャラクタが配置されている位置から第1距離以内にあるゾーンである、
請求項1に記載のシステム。
【請求項8】
前記仮想フィールドにおいて前記第2キャラクタの知覚範囲を示す知覚ゾーンが設定されており、
前記エンカウント可能ゾーンは、前記知覚ゾーンの内側にある、
請求項1に記載のシステム。
【請求項9】
前記仮想フィールドにおいて前記第2キャラクタの知覚範囲を示す知覚ゾーンが設定されており、
前記エンカウント可能ゾーンは、前記知覚ゾーンの内側のゾーンのうち、前記仮想フィールドにおいて前記第2キャラクタが配置されている位置から所定の距離以内のゾーンである、
請求項1に記載のシステム。
【請求項10】
前記エンカウント可能ゾーンは、前記第2キャラクタを含まないゾーンである、
請求項1に記載のシステム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本明細書の開示は、主に、仮想空間においてキャラクタが他のキャラクタとエンカウントするシステム、方法、及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
仮想空間内に配置されたキャラクタが他のキャラクタとエンカウントしたことに応じてエンカウントイベントを発生させるシステムが知られている。例えば、仮想的なゲームフィールド内を移動するユーザキャラクタが敵キャラクタとエンカウントすると、当該ユーザキャラクタと当該敵キャラクタとの間で戦闘イベントを発生させるゲームシステムが知られている。
【0003】
ユーザキャラクタが他のキャラクタとエンカウントしたか否かを判定する手法として、「ランダムエンカウント」及び「シンボルエンカウント」が知られている。
【0004】
ランダムエンカウントを採用したゲームにおいては、ユーザキャラクタは、ゲームフィールドを移動している間に、所定の確率(イベント発生確率)で他のキャラクタとエンカウントする。イベント発生確率は、ユーザキャラクタがゲームフィールド内を所定距離進むごとに、敵キャラクタとエンカウントする確率を意味する。ランダムエンカウントを採用したゲームにおいては、エンカウントが発生するか否かは、事前に定められたイベント発生確率に応じて確率的に決められる。
【0005】
シンボルエンカウントを採用したゲームにおいては、ゲームフィールドを移動するユーザキャラクタが、当該ゲームフィールドにおいて敵キャラクタのエンカウント領域に進入した場合に、当該ユーザキャラクタと当該敵キャラクタがエンカウントしたと判定される。エンカウント判定にシンボルエンカウントを採用した従来のゲームは、特開2013-248521号公報(特許文献1)に記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2013-248521号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
ランダムエンカウントを採用するゲームにおいては、ユーザキャラクタがゲームフィールド内で移動すると、イベント発生確率に応じた頻度でエンカウントイベントが発生する。このため、ランダムエンカウントにより発生するエンカウントイベントは、ユーザキャラクタがゲームフィールド内を移動中に強制的に発生する。不意に発生するエンカウントイベントによりゲームフィールド内での移動や探索が中断されるので、ランダムエンカウントによるエンカウントイベントの発生は、ユーザにとって苦痛と感じられることがある。また、ランダムエンカウントにおいては、ゲームフィールドを表す映像に表示されていない敵キャラクタとのエンカウントイベントが唐突に始まるという不自然さがある。
【0008】
シンボルエンカウントを採用するゲームにおいては、ユーザキャラクタが敵キャラクタのエンカウント領域に入ると強制的にエンカウントイベントが発生するため、ゲームフィールドの設計や敵キャラクタの配置を綿密に定める必要がある。例えば、ゲームフィールド内の隘路に敵キャラクタが配置されていると、その隘路を通過する度に敵キャラクタとのエンカウントイベントが強制的に発生することになる。このように、従来のシンボルエンカウントには、ユーザキャラクタが敵キャラクタに接近したときにエンカウントイベントの発生が強制されるため、ゲーム開発時に、強制的なエンカウントイベントの発生によりユーザ体験が劣化しないように、ゲームフィールドの地形及び敵キャラクタの配置を適正に決定しなければならない。
【0009】
以上のとおり、従来のエンカウント判定には、改善すべき問題がある。本明細書に記載される様々な発明の目的は、従来のエンカウント判定における改善を提供することである。本明細書に記載される様々な発明のより具体的な目的の一つは、ユーザのキャラクタと他のキャラクタとのエンカウントを判定するための新規なエンカウント判定を提供することである。
【0010】
従来のエンカウント判定には、上記以外にも様々な未解決の問題がある。従来のエンカウント判定における未解決の問題については、本明細書全体を参照することにより明らかにされ得る。本明細書に開示される様々な発明は、上記の課題に代えて又は上記の課題に加えて、本明細書の「発明を実施するための形態」に記載されている又は「発明を実施するための形態」の記載から把握することができる問題の少なくとも一部を解決又は緩和するものであってもよい。本明細書に、実施形態の作用効果が記載されている場合には、その作用効果の記載に基づいて、当該実施形態に対応する発明の課題を把握することができる。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)

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