TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2024145424
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-15
出願番号2023057762
出願日2023-03-31
発明の名称遊技機
出願人株式会社三洋物産
代理人個人
主分類A63F 7/02 20060101AFI20241004BHJP(スポーツ;ゲーム;娯楽)
要約【課題】 遊技者にとって有利な所定期間中における遊技の実行結果に関する情報の表示の態様にかかる好適な表示制御が可能な遊技機を提供する。
【解決手段】 副制御基板940は、第1の遊技情報の少なくとも一部を視認し難くする所定の表示対象を当該第1の遊技情報の前面側に重なるように表示する視認困難化表示としての特定表示5050を表示部479aに表示可能に構成される。よって、第1の遊技情報の少なくとも一部が所定の表示対象によって視認し難くされたことによって遊技者が抱く感情に変化を与えることができる。例えば、第1の遊技情報が遊技者に残念感を抱かせ易い情報となり得る状況において当該残念感を抱かせ易い情報が所定の表示対象によって視認し難くされたことによって、遊技者が抱く当該残念感を和らげることができる。
【選択図】 図173
特許請求の範囲【請求項1】
所定の取得条件が成立した場合に特別情報を取得する特別情報取得手段と、
前記特別情報取得手段により取得された特別情報を複数記憶可能な取得情報記憶手段と、
前記取得情報記憶手段に記憶されている特別情報が所定の判定情報と対応しているか否かの判定を順次行う判定手段と、
前記判定手段により前記判定が行われることに先立って又は前記判定手段により前記判定が行われたことに基づいて遊技回用動作が開始され、前記判定の結果に対応した報知結果とし前記遊技回用動作が終了されることを遊技回の1回として、前記取得情報記憶手段に記憶されている特別情報に応じて各遊技回の前記遊技回用動作が行われるように報知手段を制御する遊技回制御手段と、
前記判定手段による判定結果が前記所定の判定情報に対応した判定結果となり、所定の移行条件が成立した場合に遊技状態を通常遊技状態よりも遊技者に有利な特別遊技状態に移行させる遊技状態移行手段と、を有する主制御手段と、
該主制御手段から送信される制御用コマンドに基づいて遊技に関する情報を表示可能な表示部を制御する表示制御手段とを備え、
前記特別遊技状態において遊技者が所定数以上の遊技媒体を複数回獲得することが可能に構成された遊技機であって、
前記主制御手段は、
遊技者が遊技を行うことにより獲得した遊技媒体の数と、遊技者が遊技を行うために用いられた遊技媒体の数との差に相当する差数に関する情報を記憶する差数情報記憶手段と、
該差数情報記憶手段に記憶される差数に関する情報に基づいて差数に関する制御用コマンドを前記表示制御手段に送信する差数コマンド送信手段と、
前記差数情報記憶手段に記憶される差数に関する情報に基づいて前記差数が予め定めた制限数以上となった場合に遊技者による遊技の実行を制限する遊技実行制限手段と、
前記特別遊技状態中において前記差数が予め定めた制限数以上となった場合に当該特別遊技状態の遊技が継続可能とされた特別遊技継続状態とする特別遊技継続手段と、を有し、
前記表示制御手段は、前記表示部において実行される表示演出を含む表示内容の少なくとも一部を、前記差数コマンド送信手段によって送信される制御用コマンドに基づいて選択することが可能であって、
前記特別遊技状態を少なくとも含む遊技者にとって有利な所定期間中における遊技の実行結果に関する第1の遊技情報を当該所定期間が終了する場合に表示する遊技情報表示と、
前記第1の遊技情報の少なくとも一部を視認し難くする所定の表示対象を前記第1の遊技情報の前面側に重なるように表示する視認困難化表示とを前記表示部に表示可能であり、
前記第1の遊技情報は、単位が異なる少なくとも2以上の情報を含み、
前記所定の表示対象は、前記所定期間が開始されるより前に実行された遊技の結果を含めて表示内容を決定可能な遊技情報であって前記第1の遊技情報に含まれる少なくとも1の単位を利用した遊技の結果を、文字を用いて表現した文字情報を含んで構成されることを特徴とする遊技機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、弾球遊技機に代表される遊技機に関する。
続きを表示(約 5,700 文字)【背景技術】
【0002】
従来の遊技機として、特別遊技状態を少なくとも含む遊技者にとって有利な所定期間中における遊技の実行結果に関する情報を表示可能な遊技機が知られている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2016-86825号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、かかる遊技者にとって有利な所定期間中における遊技の実行結果に関する情報の表示の態様について、未だ改良の余地がある可能性がある。
【0005】
本発明は、上記例示した事情等に鑑みてなされたものであり、遊技者にとって有利な所定期間中における遊技の実行結果に関する情報の表示の態様にかかる好適な表示制御を可能とした遊技機を提供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係る遊技機は、上記の課題を解決するために、
所定の取得条件が成立した場合に特別情報を取得する特別情報取得手段と、
前記特別情報取得手段により取得された特別情報を複数記憶可能な取得情報記憶手段と、
前記取得情報記憶手段に記憶されている特別情報が所定の判定情報と対応しているか否かの判定を順次行う判定手段と、
前記判定手段により前記判定が行われることに先立って又は前記判定手段により前記判定が行われたことに基づいて遊技回用動作が開始され、前記判定の結果に対応した報知結果とし前記遊技回用動作が終了されることを遊技回の1回として、前記取得情報記憶手段に記憶されている特別情報に応じて各遊技回の前記遊技回用動作が行われるように報知手段を制御する遊技回制御手段と、
前記判定手段による判定結果が前記所定の判定情報に対応した判定結果となり、所定の移行条件が成立した場合に遊技状態を通常遊技状態よりも遊技者に有利な特別遊技状態に移行させる遊技状態移行手段と、を有する主制御手段と、
該主制御手段から送信される制御用コマンドに基づいて遊技に関する情報を表示可能な表示部を制御する表示制御手段とを備え、
前記特別遊技状態において遊技者が所定数以上の遊技媒体を複数回獲得することが可能に構成された遊技機であって、
前記主制御手段は、
遊技者が遊技を行うことにより獲得した遊技媒体の数と、遊技者が遊技を行うために用いられた遊技媒体の数との差に相当する差数に関する情報を記憶する差数情報記憶手段と、
該差数情報記憶手段に記憶される差数に関する情報に基づいて差数に関する制御用コマンドを前記表示制御手段に送信する差数コマンド送信手段と、
前記差数情報記憶手段に記憶される差数に関する情報に基づいて前記差数が予め定めた制限数以上となった場合に遊技者による遊技の実行を制限する遊技実行制限手段と、
前記特別遊技状態中において前記差数が予め定めた制限数以上となった場合に当該特別遊技状態の遊技が継続可能とされた特別遊技継続状態とする特別遊技継続手段と、を有し、
前記表示制御手段は、前記表示部において実行される表示演出を含む表示内容の少なくとも一部を、前記差数コマンド送信手段によって送信される制御用コマンドに基づいて選択することが可能であって、
前記特別遊技状態を少なくとも含む遊技者にとって有利な所定期間中における遊技の実行結果に関する第1の遊技情報を当該所定期間が終了する場合に表示する遊技情報表示と、
前記第1の遊技情報の少なくとも一部を視認し難くする所定の表示対象を前記第1の遊技情報の前面側に重なるように表示する視認困難化表示とを前記表示部に表示可能であり、
前記第1の遊技情報は、単位が異なる少なくとも2以上の情報を含み、
前記所定の表示対象は、前記所定期間が開始されるより前に実行された遊技の結果を含めて表示内容を決定可能な遊技情報であって前記第1の遊技情報に含まれる少なくとも1の単位を利用した遊技の結果を、文字を用いて表現した文字情報を含んで構成されることを特徴としている。
【発明の効果】
【0007】
本発明に係る遊技機であれば、遊技者にとって有利な所定期間中における遊技の実行結果に関する情報の表示の態様にかかる好適な表示制御を可能とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
遊技機の一例としてのパチンコ機の正面側斜視図
パチンコ機を開放状態で示す斜視図
パチンコ機を他の開放状態で示す斜視図
パチンコ機を更に他の開放状態で示す斜視図
パチンコ機の正面図
パチンコ機の前ブロックを取り外した状態を示す正面図
遊技盤の正面図
パチンコ機の背面側斜視図
パチンコ機の背面図
パチンコ機の電気的な構成を示すブロック図
主制御メイン処理の一例を示すフローチャート
主制御割込み処理の一例を示すフローチャート
装飾図柄の正面図
装飾図柄表示装置にて実行される装飾図柄の変動表示の画面遷移の一例を示す画面図
装飾図柄表示装置にて実行される装飾図柄の変動表示の画面遷移の一例を示す画面図
装飾図柄表示装置にて実行される装飾図柄の変動表示の画面遷移の一例を示す画面図
装飾図柄表示装置にて実行される装飾図柄の変動表示の画面遷移の一例を示す画面図
装飾図柄表示装置にて実行される装飾図柄の変動表示の画面遷移の一例を示す画面図
装飾図柄表示装置にて実行される装飾図柄の変動表示の画面遷移の一例を示す画面図
(A)は、装飾図柄表示装置に表示される変動表示の画面の一例を示す画面図、(B)は、4種類の各ステージの特徴を説明するための説明図
各ステージにおいて実行される変動表示を説明するための説明図
(A)は、装飾図柄表示装置の表示画面の一例を示す概略図、(B)は、図22(A)における領域NE部分の拡大図
変動演出の進行に伴う領域NE内の表示態様の変化の一例を示す概略図
変動演出の進行に伴う領域NE内の表示態様の変化の一例を示す概略図
変動演出の進行に伴う領域NE内の表示態様の変化の一例を示す概略図
変動演出の進行に伴う領域NE内の表示態様の変化の一例を示す概略図
変動演出の進行に伴う領域NE内の表示態様の変化の一例を示す概略図
変動演出の進行に伴う領域NE内の表示態様の変化の一例を示す概略図
マップの拡大部分表示の一例を示す概略図
マップの表示態様の一例を示す概略図
マップの表示態様の一例を示す概略図
マップの拡大部分表示に対応する変動演出を示す概略図
マップの拡大部分表示に対応する変動演出を示す概略図
マップ対応ブロック表示の移動速度を説明するための概略図
マップ対応ブロック表示の移動速度を説明するための概略図
実行中の変動演出に対応するブロックの上下方向の長さが変化する変動演出を説明するための概略図
変動演出の実行中にポインタが一時停止する変動演出を説明するための概略図
マップ対応ブロック表示を複数表示させる変動演出を説明するための概略図
マップ対応ブロック表示を複数表示させる変動演出を説明するための概略図
マップ対応ブロック表示を複数表示させる第2の変動演出を説明するための概略図
マップ対応ブロック表示を複数表示させる第2の変動演出を説明するための概略図
ポインタが表示される変動演出の一例を説明するための説明図
第2実施形態における変動演出を説明するための画面遷移図
第2実施形態における変動演出を説明するための画面遷移図
第2実施形態における変動演出を説明するための画面遷移図
第2実施形態における変動演出を説明するための画面遷移図
第2実施形態における変動演出を説明するための画面遷移図
第2実施形態における変動演出を説明するための画面遷移図
第2実施形態における変動演出を説明するための画面遷移図
第2実施形態における変動演出を説明するための画面遷移図
第2実施形態における変動演出を説明するための画面遷移図
第2実施形態における変動演出を説明するための画面遷移図
第2実施形態における変動演出を説明するための画面遷移図
第2実施形態における変動演出を説明するための画面遷移図
第2実施形態における変動演出を説明するための画面遷移図
第2実施形態における変動演出を説明するための画面遷移図
第2実施形態における変動演出を説明するための画面遷移図
第2実施形態における変動演出を説明するための画面遷移図
第2実施形態における変動演出を説明するための画面遷移図
第2実施形態における変動演出を説明するための画面遷移図
第2実施形態における変動演出を説明するための画面遷移図
第2実施形態における変動演出を説明するための画面遷移図
第2実施形態における変動演出を説明するための画面遷移図
第2実施形態における変動演出を説明するための画面遷移図
第2実施形態における変動演出を説明するための画面遷移図
第2実施形態における変動演出を説明するための画面遷移図
第2実施形態における変動演出を説明するための画面遷移図
第2実施形態における変動演出を説明するための画面遷移図
第2実施形態における変動演出を説明するための画面遷移図
漢字演出における共通部と最終形態の漢字の一例を説明するための説明図
第2実施形態における変動演出を説明するための画面遷移図
第2実施形態における変動演出を説明するための画面遷移図
第2実施形態における変動演出を説明するための画面遷移図
第2実施形態における変動演出を説明するための画面遷移図
第2実施形態における変動演出を説明するための画面遷移図
第2実施形態における変動演出を説明するための画面遷移図
第2実施形態における変動演出を説明するための画面遷移図
第2実施形態における変動演出を説明するための画面遷移図
特定演出を説明するための説明図
第1操作装置、第2操作装置、および第3操作装置を説明するための説明図
第2実施形態における変動演出を説明するための画面遷移図
第2実施形態における変動演出を説明するための画面遷移図
第2実施形態における変動演出を説明するための画面遷移図
第2実施形態における変動演出を説明するための画面遷移図
第2実施形態における変動演出を説明するための画面遷移図
第2実施形態における変動演出を説明するための画面遷移図
第2実施形態における変動演出を説明するための画面遷移図
第2実施形態における変動演出を説明するための画面遷移図
第2実施形態における変動演出を説明するための画面遷移図
第2実施形態における変動演出を説明するための画面遷移図
第2実施形態における変動演出を説明するための画面遷移図
第2実施形態における変動演出を説明するための画面遷移図
第2実施形態における変動演出を説明するための画面遷移図
第2実施形態における変動演出を説明するための画面遷移図
第2実施形態における変動演出を説明するための画面遷移図
第2実施形態における変動演出を説明するための画面遷移図
第2実施形態における変動演出を説明するための画面遷移図
第2実施形態における変動演出を説明するための画面遷移図
第2実施形態における変動演出を説明するための画面遷移図
第2実施形態における変動演出を説明するための画面遷移図
【発明を実施するための形態】
【0009】
本発明に係る遊技機の実施形態について、遊技機の一種である弾球遊技機の一例としてのパチンコ機100を説明し、その後に変形例や他の種類の遊技機を説明する。まず、パチンコ機100の実施形態について、構造的な構成、電気的な構成、各種の制御処理を順に説明する。
【0010】
<構造的な構成>
まず、図1から図9を主に参照して、パチンコ機100の構造部分の構成について説明する。図1~図4は、パチンコ機100の各種状態を示す斜視図であり、図1はパチンコ機100の閉鎖状態を示し、図2は外枠101に対して前ブロック102及び中間ブロック103が一体的に開放されている状態を示し、図3は中間ブロック103に対して前ブロック102が開放されている状態を示し、図4は中間ブロック103に対して後ブロック104が開放されている状態を示している。また、図5は、パチンコ機100の正面図であり、図6は、図5の状態からパチンコ機100の前ブロック102を取り外した状態を示している。なお、各図において各種の配線は省略されており、また、図3及び図6において遊技盤400の構成の一部は省略されている。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する
Flag Counter

関連特許

株式会社三洋物産
遊技機
1か月前
株式会社三洋物産
遊技機
8日前
株式会社三洋物産
遊技機
1か月前
株式会社三洋物産
遊技機
13日前
株式会社三洋物産
遊技機
13日前
株式会社三洋物産
遊技機
13日前
株式会社三洋物産
遊技機
13日前
株式会社三洋物産
遊技機
1か月前
株式会社三洋物産
遊技機
1か月前
株式会社三洋物産
遊技機
1か月前
株式会社三洋物産
遊技機
1か月前
株式会社三洋物産
遊技機
1か月前
株式会社三洋物産
遊技機
8日前
株式会社三洋物産
遊技機
8日前
株式会社三洋物産
遊技機
8日前
株式会社三洋物産
遊技機
8日前
株式会社三洋物産
遊技機
1か月前
株式会社三洋物産
遊技機
8日前
株式会社三洋物産
遊技機
8日前
株式会社三洋物産
遊技機
8日前
株式会社三洋物産
遊技機
8日前
株式会社三洋物産
遊技機
8日前
株式会社三洋物産
遊技機
8日前
株式会社三洋物産
遊技機
8日前
株式会社三洋物産
遊技機
1か月前
株式会社三洋物産
遊技機
8日前
株式会社三洋物産
遊技機
8日前
株式会社三洋物産
遊技機
8日前
株式会社三洋物産
遊技機
8日前
株式会社三洋物産
遊技機
8日前
株式会社三洋物産
遊技機
1か月前
株式会社三洋物産
遊技機
1か月前
株式会社三洋物産
遊技機
8日前
株式会社三洋物産
遊技機
1か月前
株式会社三洋物産
遊技機
24日前
株式会社三洋物産
遊技機
1か月前
続きを見る