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公開番号2024133254
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-01
出願番号2024113045,2023072863
出願日2024-07-16,2019-01-29
発明の名称遊技機
出願人株式会社三洋物産
代理人個人
主分類A63F 7/02 20060101AFI20240920BHJP(スポーツ;ゲーム;娯楽)
要約【課題】信号の外部出力を好適に行うことが可能な遊技機を提供すること。
【解決手段】動作電力の供給が開始された場合に設定変更操作が行われている場合、設定値を変更するための処理が実行される。設定値を変更するための処理が開始される場合には第1RAMクリア処理が実行され、設定値を変更するための処理が終了される場合に第2RAMクリア処理が実行される。また、設定値を変更するための処理が開始される場合にセキュリティ信号の出力開始契機が発生し、設定値を変更するための処理が終了される場合にもセキュリティ信号の出力開始契機が発生する。セキュリティ信号の出力開始契機が発生した場合には出力継続期間に亘ってセキュリティ信号が外部出力されることとなるが、セキュリティ信号が外部出力されている状況において出力開始契機が発生した場合には出力継続期間が再セットされる。
【選択図】 図6
特許請求の範囲【請求項1】
扉体と遊技盤との間の遊技領域を流下する遊技球が所定入球手段に入球した場合にそれに対応する遊技の履歴情報を履歴記憶手段に記憶させるための履歴記憶処理を実行する履歴記憶実行手段と、
前記履歴記憶手段に記憶されている前記履歴情報を利用して遊技の結果に対応する態様情報を導出するための所定導出処理を実行する情報導出手段と、
当該情報導出手段により異なるタイミングで導出された複数の前記態様情報を記憶することが可能である態様情報記憶手段と、
所定契機が発生したことに基づいて、前記態様情報記憶手段において複数の前記態様情報が前記情報導出手段により導出された順序に対応させて記憶された状態となるように、前記態様情報記憶手段における複数の記憶領域の間において前記態様情報をシフトさせるためのシフト処理を実行するシフト制御手段と、
前記態様情報記憶手段に記憶された複数の前記態様情報のそれぞれに対応する表示が順次実行されるように情報表示手段を表示制御する態様情報表示制御手段と、
所定状況の場合に遊技のための所定処理の実行が規制される規制状況とする手段と、
を備え、
前記履歴記憶実行手段は、前記扉体が閉鎖状態である状況及び開放状態である状況のいずれであっても前記所定入球手段に遊技球が入球した場合にそれに対応する履歴情報を前記履歴記憶手段に記憶させる構成であり、
前記態様情報表示制御手段は、
特定事象が発生したことに基づいて、前記情報表示手段を特定事象対応状態に変化させる特定事象対応手段と、
本遊技機の製造後に特定状況となるまで前記情報表示手段に所定表示が行われるようにするための制御を行う所定表示制御手段と、
を備え、
前記履歴記憶実行手段は、前記規制状況であっても前記履歴記憶処理を実行するための手段を備え、
前記シフト制御手段は、前記規制状況であっても前記シフト処理を実行するための手段を備え、
前記所定表示制御手段は、前記規制状況であっても前記特定状況となったことに基づいて前記所定表示が終了されるようにするための手段を備えていることを特徴とする遊技機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、遊技機に関するものである。
続きを表示(約 6,500 文字)【背景技術】
【0002】
遊技機としてパチンコ機やスロットマシンなどが知られている。例えば、パチンコ機は、遊技者に付与された遊技球を貯留する皿貯留部を遊技機前面部に備えており、当該皿貯留部に貯留された遊技球が遊技球発射装置に案内されて、遊技者の発射操作に応じて遊技領域に向けて発射される。そして、例えば遊技領域に設けられた入球部に遊技球が入球した場合に、例えば払出装置から皿貯留部に遊技球が払い出される。また、パチンコ機においては、皿貯留部として上側皿貯留部と下側皿貯留部とを備えた構成も知られており、この場合、上側皿貯留部に貯留された遊技球が遊技球発射装置に案内され、当該上側皿貯留部にて余剰となった遊技球が下側皿貯留部に排出される(例えば特許文献1参照)。
【0003】
また、スロットマシンでは、メダルがベットされている状況でスタートレバーが操作されて新たなゲームが開始される場合に制御手段にて抽選処理が実行される。また、抽選処理が実行された場合には制御手段にて回転開始制御が実行されることによりリールの回転が開始され、当該リールの回転中にストップボタンが操作された場合には制御手段にて回転停止制御が実行されることによりリールの回転が停止される。そして、リールの回転停止後の停止結果が抽選処理の当選役に対応したものである場合には、当該当選役に対応した特典が遊技者に付与される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2013-106772号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ここで、上記例示等のような遊技機においては、情報表示手段の表示制御を好適に行う必要があり、この点について未だ改良の余地がある。
【0006】
本発明は、上記例示した事情等に鑑みてなされたものであり、情報表示手段の表示制御を好適に行うことが可能な遊技機を提供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決すべく請求項1記載の発明は、扉体と遊技盤との間の遊技領域を流下する遊技球が所定入球手段に入球した場合にそれに対応する遊技の履歴情報を履歴記憶手段に記憶させるための履歴記憶処理を実行する履歴記憶実行手段と、
前記履歴記憶手段に記憶されている前記履歴情報を利用して遊技の結果に対応する態様情報を導出するための所定導出処理を実行する情報導出手段と、
当該情報導出手段により異なるタイミングで導出された複数の前記態様情報を記憶することが可能である態様情報記憶手段と、
所定契機が発生したことに基づいて、前記態様情報記憶手段において複数の前記態様情報が前記情報導出手段により導出された順序に対応させて記憶された状態となるように、前記態様情報記憶手段における複数の記憶領域の間において前記態様情報をシフトさせるためのシフト処理を実行するシフト制御手段と、
前記態様情報記憶手段に記憶された複数の前記態様情報のそれぞれに対応する表示が順次実行されるように情報表示手段を表示制御する態様情報表示制御手段と、
所定状況の場合に遊技のための所定処理の実行が規制される規制状況とする手段と、
を備え、
前記履歴記憶実行手段は、前記扉体が閉鎖状態である状況及び開放状態である状況のいずれであっても前記所定入球手段に遊技球が入球した場合にそれに対応する履歴情報を前記履歴記憶手段に記憶させる構成であり、
前記態様情報表示制御手段は、
特定事象が発生したことに基づいて、前記情報表示手段を特定事象対応状態に変化させる特定事象対応手段と、
本遊技機の製造後に特定状況となるまで前記情報表示手段に所定表示が行われるようにするための制御を行う所定表示制御手段と、
を備え、
前記履歴記憶実行手段は、前記規制状況であっても前記履歴記憶処理を実行するための手段を備え、
前記シフト制御手段は、前記規制状況であっても前記シフト処理を実行するための手段を備え、
前記所定表示制御手段は、前記規制状況であっても前記特定状況となったことに基づいて前記所定表示が終了されるようにするための手段を備えていることを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、情報表示手段の表示制御を好適に行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
第1の実施形態におけるパチンコ機を示す斜視図である。
パチンコ機の主要な構成を分解して示す斜視図である。
遊技盤の構成を示す正面図である。
遊技領域を流下した遊技球の排出に関する構成を説明するための説明図である。
主制御装置の正面図である。
パチンコ機の電気的構成を示すブロック図である。
当否抽選などに用いられる各種カウンタの内容を説明するための説明図である。
主側ROMに記憶されている各種テーブルを説明するための説明図である。
主側CPUにて実行されるメイン処理を示すフローチャートである。
主側CPUにて実行される設定値更新処理を示すフローチャートである。
主側CPUにて実行されるタイマ割込み処理を示すフローチャートである。
主側CPUにて実行される特図特電制御処理を示すフローチャートである。
主側CPUにて実行される特図変動開始処理を示すフローチャートである。
主側CPUに入球検知センサの検知結果が入力されるようにする構成を説明するための説明図である。
主側CPUにて実行される入球検知処理を示すフローチャートである。
払出制御装置及び当該払出制御装置との間で通信を行う各種装置の電気的構成を説明するためのブロック図である。
払出側CPUにて実行されるタイマ割込み処理を示すフローチャートである。
管理用ICの電気的構成を説明するためのブロック図である。
管理側I/Fの入力ポートの構成を説明するための説明図である。
対応関係用メモリの構成を説明するための説明図である。
履歴用メモリの構成を説明するための説明図である。
主側CPUにて実行される認識用処理を示すフローチャートである。
管理側CPUにて実行される管理処理を示すフローチャートである。
(a)~(d)第1~第15バッファと信号の種類との対応関係の情報が対応関係用メモリに格納される様子を示すタイムチャートである。
主側CPUにて実行される管理用出力処理を示すフローチャートである。
管理側CPUにて実行される履歴設定処理を示すフローチャートである。
(a)~(e)履歴用メモリに履歴情報が格納されていく様子を示すタイムチャートである。
主側CPUにて実行される設定値更新信号の出力処理を示すフローチャートである。
管理側CPUにて実行される設定更新認識用処理を示すフローチャートである。
管理側CPUにて実行される表示出力処理を示すフローチャートである。
管理側CPUにて実行される表示用処理を示すフローチャートである。
(a)主側CPUにて実行されるデータ出力用処理を示すフローチャートであり、(b)管理側CPUにて実行される外部出力用処理を示すフローチャートである。
第2の実施形態における主側ROMに記憶されている各種テーブルを説明するための説明図である。
第3の実施形態における別保存用メモリの構成を説明するための説明図である。
管理側CPUにて実行される設定更新認識用処理を示すフローチャートである。
管理側CPUにて実行される繰り返し変更の監視処理を示すフローチャートである。
第4の実施形態における主側CPUにて実行される繰り返し変更の監視処理を示すフローチャートである。
第5の実施形態における管理側CPUにて実行される設定更新認識用処理を示すフローチャートである。
第6の実施形態における履歴用メモリの構成を説明するための説明図である。
管理側CPUにて実行される履歴設定処理を示すフローチャートである。
管理側CPUにて実行される設定更新認識用処理を示すフローチャートである。
第7の実施形態における履歴用メモリの構成を説明するための説明図である。
管理側CPUにて実行される設定更新認識用処理を示すフローチャートである。
第8の実施形態における履歴用メモリの構成を説明するための説明図である。
管理側CPUにて実行される設定更新認識用処理を示すフローチャートである。
管理側CPUにて実行される履歴設定処理を示すフローチャートである。
管理側CPUにて実行される表示出力処理を示すフローチャートである。
第9の実施形態における管理側I/Fの入力ポートの構成を説明するための説明図である。
主側CPUにて実行される認識用処理を示すフローチャートである。
管理側CPUにて実行される管理処理を示すフローチャートである。
(a)~(h)第1~第12バッファと信号の種類との対応関係の情報が対応関係用メモリに格納される様子を示すタイムチャートである。
第10の実施形態における各入球検知センサの検知結果を主側CPU及び管理用ICに送信する信号経路の構成を説明するためのブロック図である。
第11の実施形態における主制御装置の正面図である。
MPUの制御に基づき第1~第4報知用表示装置において各種表示を行うための電気的な構成を説明するためのブロック図である。
管理側CPUにて実行される表示用処理を示すフローチャートである。
主側CPUにて実行される設定値更新処理を示すフローチャートである。
(a)遊技履歴の管理結果が表示される場合における第1~第4報知用表示装置の表示態様を説明するための説明図であり、(b)パチンコ機の設定状態が変更される場合における第1~第4報知用表示装置の表示態様を説明するための説明図である。
(a)~(h)第1~第4報知用表示装置が表示状態となる様子を示すタイムチャートである。
(a)第12の実施形態における第1報知用表示装置の構成を説明するための説明図であり、(b)第2報知用表示装置の構成を説明するための説明図である。
第1~第4報知用表示装置にて遊技履歴の管理結果を表示する場合及びパチンコ機の設定状態を変更することが可能な変更可能状態であることを表示する場合における第1報知用表示装置及び第2報知用表示装置の表示内容を説明するための説明図である。
主側CPUにて実行される設定値更新処理を示すフローチャートである。
第13の実施形態における異常表示エリアの構成を説明するための説明図である。
主側CPUにて実行される異常設定処理を示すフローチャートである。
主側CPUにて実行される異常表示用処理を示すフローチャートである。
第14の実施形態における主側CPUにて実行される管理用出力処理を示すフローチャートである。
別形態における主側CPUにて実行されるメイン処理を示すフローチャートである。
第15の実施形態における主側ROMのプログラム及びデータの設定態様を説明するための説明図である。
主側RAMにおける各エリアの設定態様を説明するための説明図である。
主側CPUにて実行されるタイマ割込み処理を示すフローチャートである。
主側CPUにて実行される管理用処理を示すフローチャートである。
主側CPUにて実行される管理実行処理を示すフローチャートである。
遊技履歴を管理するために使用される非特定制御用のワークエリアの各種エリアを説明するための説明図である。
主側CPUにて実行されるチェック処理を示すフローチャートである。
主側CPUにて実行される通常の入球管理処理を示すフローチャートである。
主側CPUにて実行される結果演算処理を示すフローチャートである。
主側CPUにて実行される表示用処理を示すフローチャートである。
第16の実施形態における主側CPUにて実行される管理用処理を示すフローチャートである。
第17の実施形態における主側CPUにて実行される管理実行処理を示すフローチャートである。
第18の実施形態における主側CPUにて実行される管理実行処理を示すフローチャートである。
第19の実施形態における主側CPUにて実行される管理実行処理を示すフローチャートである。
第20の実施形態における主側CPUにて実行される管理用処理を示すフローチャートである。
主側CPUにて実行される管理実行処理を示すフローチャートである。
第21の実施形態における電気的構成を説明するための説明図である。
第22の実施形態における主側CPUにて実行されるメイン処理を示すフローチャートである。
主側CPUにて実行される設定値更新処理を示すフローチャートである。
主側CPUにて実行されるタイマ割込み処理を示すフローチャートである。
主側CPUにて実行される設定確認用処理を示すフローチャートである。
主側CPUにて実行されるRAM監視処理を示すフローチャートである。
別形態における主側CPUにて実行されるメイン処理を示すフローチャートである。
別形態における主側CPUにて実行される設定値更新処理を示すフローチャートである。
第23の実施形態における主側CPUにて実行されるメイン処理を示すフローチャートである。
第24の実施形態における主側CPUにて実行されるRAM監視処理を示すフローチャートである。
第25の実施形態における主側CPUにて実行されるRAM監視処理を示すフローチャートである。
主側CPUにて実行される管理実行処理を示すフローチャートである。
主側CPUにて実行される別監視処理を示すフローチャートである。
第26の実施形態における主側CPUにて実行される管理用処理を示すフローチャートである。
第27の実施形態における主側CPUにて実行される管理用処理を示すフローチャートである。
第28の実施形態における主側CPUにて実行される管理用処理を示すフローチャートである。
第29の実施形態における主側CPUにて実行される管理用処理を示すフローチャートである。
第30の実施形態における主側CPUにて実行されるメイン処理を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
<第1の実施形態>
以下、遊技機の一種であるパチンコ機10の第1の実施形態を、図面に基づいて詳細に説明する。図1はパチンコ機10の斜視図、図2はパチンコ機10の主要な構成を分解して示す斜視図である。なお、図2では便宜上パチンコ機10の遊技領域PA内の構成を省略している。
(【0011】以降は省略されています)

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