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公開番号2024079159
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-11
出願番号2022191926
出願日2022-11-30
発明の名称スイング評価装置、方法及びプログラム
出願人住友ゴム工業株式会社,学校法人東京理科大学
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類A63B 69/36 20060101AFI20240604BHJP(スポーツ;ゲーム;娯楽)
要約【課題】 対象ゴルファのスイングに近いゴルフスイングを特定することが可能な装置を提供する。
【解決手段】 ゴルフスイングを評価するためのスイング評価装置である。第1プレーヤのゴルフスイングである第1スイングを計測した第1動作値を取得する取得部と、第1動作値を特異値分解することにより、第1スイングの特徴的な挙動を示す第1協調動作データを抽出する抽出部と、第1プレーヤとは異なる複数の第2プレーヤについて、それぞれのゴルフスイングである複数の第2スイングの特徴的な挙動を示す複数の第2協調動作データを記憶する協調動作データ入力部と、第1協調動作データと、複数の第2協調動作データのそれぞれとを比較した比較結果を取得する比較部と、比較結果に基づいて、複数の第2スイングから、第1スイングに近いゴルフスイング33を判定する判定部と、判定されたゴルフスイング34を表示装置12に出力する出力部とを含む。
【選択図】図8
特許請求の範囲【請求項1】
ゴルフスイングを評価するためのスイング評価装置であって、
第1プレーヤのゴルフスイングである第1スイングを計測した第1動作値を取得する取得部と、
前記第1動作値を特異値分解することにより、前記第1スイングの特徴的な挙動を示す第1協調動作データを抽出する抽出部と、
前記第1プレーヤとは異なる複数の第2プレーヤについて、それぞれのゴルフスイングである複数の第2スイングの特徴的な挙動を示す複数の第2協調動作データを記憶する協調動作データ入力部と、
前記第1協調動作データと、前記複数の第2協調動作データのそれぞれとを比較した比較結果を取得する比較部と、
前記比較結果に基づいて、前記複数の第2スイングから、前記第1スイングに近いゴルフスイングを判定する判定部と、
前記判定されたゴルフスイングを表示装置に出力する出力部とを含む、
スイング評価装置。
続きを表示(約 1,400 文字)【請求項2】
前記複数の第2スイングは、模範となるゴルフスイングのグループである、請求項1に記載のスイング評価装置。
【請求項3】
前記第1動作値は、前記第1プレーヤの身体各部位の位置データを含む、請求項1又は2に記載のスイング評価装置。
【請求項4】
前記第1協調動作データは、前記第1動作値を特異値分解することで得られる空間基底を含み、
前記複数の第2協調動作データは、前記複数の第2スイングをそれぞれ計測した第2動作値を、特異値分解することで得られる空間基底を含む、請求項1又は2に記載のスイング評価装置。
【請求項5】
前記比較部は、前記比較結果として、前記第1協調動作データの空間基底と、前記複数の第2協調動作データの空間基底のそれぞれとの類似度を取得する、請求項4に記載のスイング評価装置。
【請求項6】
前記類似度は、相関係数又はコサイン類似度を含む、請求項5に記載のスイング評価装置。
【請求項7】
前記判定部は、前記複数の第2協調動作データのうち、前記類似度が最も大きい第2協調動作データを、前記第1スイングに近いゴルフスイングとして判定する、請求項5に記載のスイング評価装置。
【請求項8】
前記類似度は、前記第1協調動作データ及び前記複数の第2協調動作データに含まれる複数のモード毎に取得され、
前記比較部は、前記複数のモード毎に、前記第1協調動作データの前記空間基底が、前記類似度に寄与する度合いを示す寄与率を取得する寄与率取得部と、
前記複数のモード毎に、前記類似度を前記寄与率で重み付けた加重類似度を計算して、全てのモードの加重類似度を足し合わせた合計加重類似度を取得する加重類似度取得部とを含み、
前記判定部は、前記複数の第2協調動作データのうち、前記合計加重類似度が最も大きい第2協調動作データを、前記第1スイングに近いゴルフスイングとして判定する、請求項5に記載のスイング評価装置。
【請求項9】
ゴルフスイングを評価するためのスイング評価装置であって、
第1プレーヤのゴルフスイングである第1スイングを計測した第1動作値を取得する取得部と、
前記第1動作値を特異値分解することにより、前記第1スイングの特徴的な挙動を示す第1協調動作データを抽出する抽出部と、
前記第1プレーヤとは異なる複数の第2プレーヤについて、それぞれのゴルフスイングである複数の第2スイングの特徴的な挙動を示す複数の第2協調動作データを記憶する協調動作データ入力部と、
前記第1協調動作データと、前記複数の第2協調動作データのそれぞれとを比較した比較結果を取得する比較部と、
前記比較結果に基づいて、前記複数の第2スイングの中の一つの第2スイングの第2協調動作データの一部と、前記複数の第2スイングの中の他の一つの第2スイングの第2協調動作データの一部とを含む新たなゴルフスイングを算出する算出部と、
前記新たなゴルフスイングを表示装置に出力する出力部とを含む、
スイング評価装置。
【請求項10】
前記複数の第2スイングは、模範となるゴルフスイングのグループである、請求項9に記載のスイング評価装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、スイング評価装置、方法及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
従来、ゴルフスイングなどの動作の解析に用いられる動作解析装置が、種々提案されている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第6554158号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
一般に、初心者ゴルファは、ゴルフ技術の向上のために、上級者ゴルファやプロゴルファ等の模範となるゴルフスイングを手本にして練習することがある。しかしながら、目指すべきゴルフスイングは、プレーヤの個性等によって様々である。特に、自らのスイングと大きくかけ離れたゴルフスイングを手本にして練習しても、十分な技量向上効果が得られないことがある。
【0005】
本発明は、以上のような実状に鑑み案出されたもので、対象ゴルファのスイングに近いゴルフスイングを特定することが可能な装置を提供することを主たる目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、ゴルフスイングを評価するためのスイング評価装置であって、第1プレーヤのゴルフスイングである第1スイングを計測した第1動作値を取得する取得部と、前記第1動作値を特異値分解することにより、前記第1スイングの特徴的な挙動を示す第1協調動作データを抽出する抽出部と、前記第1プレーヤとは異なる複数の第2プレーヤについて、それぞれのゴルフスイングである複数の第2スイングの特徴的な挙動を示す複数の第2協調動作データを記憶する協調動作データ入力部と、前記第1協調動作データと、前記複数の第2協調動作データのそれぞれとを比較した比較結果を取得する比較部と、前記比較結果に基づいて、前記複数の第2スイングから、前記第1スイングに近いゴルフスイングを判定する判定部と、前記判定されたゴルフスイングを表示装置に出力する出力部とを含む、スイング評価装置である。
【発明の効果】
【0007】
本発明のスイング評価装置は、上記の構成を採用したことにより、対象ゴルファのスイングに近いゴルフスイングを特定することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本実施形態のスイング評価装置を含むスイング評価システムを概念的に示す構成図である。
本実施形態のスイング評価装置のブロック図である。
本実施形態のスイング評価方法の処理手順を示すフローチャートである。
第1プレーヤの身体各部位の位置データ、及び、ゴルフクラブのクラブ各部位の位置データを説明する図であり、(a)は、X軸方向(正面)からみた位置データであり、(b)は、Y軸方向(側面)からみた位置データである。
第1プレーヤの第1協調動作データと、複数の第2プレーヤの第2協調動作データとの平均相関係数を、モード毎に示した図である。
第1協調動作データの空間基底が、類似度に寄与する度合いを示す寄与率を示す図である。
複数の第2プレーヤの合計加重類似度を示す図である。
表示装置に表示された第1理想スイングの一例を示す図である。
本発明の他の実施形態のスイング評価装置を示すブロック図である。
本発明の他の実施形態のスイング評価方法の処理手順を示すフローチャートである。
第1プレーヤP1の第1協調動作データと、複数の第2プレーヤの第2協調動作データとの平均相関係数を、モード毎に示した図である。
表示装置に表示された第2理想スイングの一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施形態が図面に基づき説明される。図面は、発明の内容の理解を助けるために、誇張表現や、実際の構造の寸法比とは異なる表現が含まれることが理解されなければならない。また、各実施形態を通して、同一又は共通する要素については同一の符号が付されており、重複する説明が省略される。さらに、実施形態及び図面に表された具体的な構成は、本発明の内容理解のためのものであって、本発明は、図示されている具体的な構成に限定されるものではない。
【0010】
図1は、本実施形態のスイング評価装置2を含むスイング評価システム1を概念的に示す構成図である。本実施形態のスイング評価システム1(スイング評価装置2)では、ゴルフスイングが評価される。本実施形態において、ゴルフスイングが評価される対象ゴルファは、第1プレーヤP1である。
(【0011】以降は省略されています)

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