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公開番号2024054331
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-16
出願番号2024020454,2020515037
出願日2024-02-14,2018-09-11
発明の名称車輪付き車両
出願人インディアン・モーターサイクル・インターナショナル・エルエルシー
代理人弁理士法人 HARAKENZO WORLD PATENT & TRADEMARK
主分類F02M 55/02 20060101AFI20240409BHJP(燃焼機関;熱ガスまたは燃焼生成物を利用する機関設備)
要約【課題】エンジンの様々な動作範囲にわたって実質的に一定の圧力変動を維持すること。
【解決手段】車両が開示される。車両は一般に、エンジンを支持するためのフレームと、フレームを支持するための車輪などの1つまたは複数のグランド支持体とを含む。エンジンは、内燃発電プラントと、そのための燃料ポンプ、供給ラインおよび燃料レールを備える燃料供給システムとを含むことができる。燃料レールは、実質的に平坦な内面を有する主壁を有する第1の部材を含むので、一定の圧力変動を維持することができる。
【選択図】図8
特許請求の範囲【請求項1】
車両組立体であって、
フレーム組立体と、前記フレーム組立体を支持するために該フレーム組立体に回転可能に取り付けられた少なくとも1つの車輪組立体と、前記フレームによって支持され、少なくとも1つの車輪を駆動するために構成されているエンジンとを備え、
前記エンジンは、第1のシリンダと、第2のシリンダと、吸気口と、前記第1のシリンダおよび第2のシリンダの両方と接続され、壁を有し前記吸気口から前記第1のシリンダおよび第2のシリンダに少なくとも一部の空気が流れるように構成されているマニホールドと、第1の端部から第2の端部へおおよそ燃料レールの軸に沿って延在する外面を有する燃料レールとを備え、前記外面は非反復形状を規定し、前記マニホールドへの噴射前に燃料を選択された圧力で収容し、
前記燃料レールは、前記第1のシリンダおよび第2のシリンダの間に取り付けられ、
前記燃料レールは、第1のシェル外面を有する第1のシェル部材と第2のシェル外面を有する第2のシェル部材とによって形成される前記外面を備え、
前記第1のシェル部材は、(i)外周と、第1の軸に沿って延在する第1の部分および第2の軸に沿って延在する第2の部分とを有する第1の壁であって、前記第1の軸と前記第2の軸とが非整列である第1の壁、および(ii)前記外周において前記第1の壁から実質的に垂直に延在する第2の壁を有し、前記第1の壁は前記非反復形状を含み、
前記第2のシェル部材は、(i)外周と、第3の軸に沿って延在する第3の部分および第4の軸に沿って延在する第4の部分とを有する第3の壁であって、前記第3の軸と前記第4の軸とが非整列である第3の壁、および(ii)前記外周において前記第3の壁から実質的に垂直に延在する第4の壁を有し、
前記第1のシェル部材の前記第2の壁は、前記第1のシェル部材が前記第2のシェル部材に接続できるように、前記第2のシェル部材の前記第4の壁内に嵌合する大きさである、車両組立体。
続きを表示(約 1,800 文字)【請求項2】
前記燃料レールはさらに、該燃料レールの端部付近に第1のローブ部および第2のローブ部から形成される第1のローブを備え、
前記第1のローブ部は、前記第2の軸上で半径を有する前記第1のシェル部材によって形成され、
前記第2のローブ部は、前記第4の軸上で半径を有する前記第2のシェル部材によって形成され、
前記第1のローブは少なくとも1つの半径を有し、その隣接領域に対して拡張する、請求項1に記載の車両組立体。
【請求項3】
前記第1のシェル部材の前記第1の壁は、第5の軸に沿って延在する第5の部分を有し、
前記第1の軸、前記第2の軸および前記第5の軸は、非整列であり、
前記第2のシェル部材の前記第3の壁は、第6の軸に沿って延在する第6の部分を有し、
前記第3の軸、前記第4の軸および前記第6の軸は、非整列である、請求項2に記載の車両組立体。
【請求項4】
前記燃料レールはさらに、第1の部分、第2の部分、および第3の部分を備え、
前記第2のシェル部材の前記第3の壁の前記第1の部分によって規定される、第1のポータル壁部によって規定される、第1のポートと、
前記第2のシェル部材の前記第3の壁の前記第3の部分によって規定される、第2のポータル壁部によって規定される、第2のポートと、を備え、
前記第1のポータル壁部は第1の平面を規定し、
前記第2の部分は、第2の平面を規定し、
前記第2のポータル壁部は第3の平面を規定し、
前記第1の平面および前記第3の平面は、前記第2の平面と鋭角を形成する、
請求項1に記載の車両組立体。
【請求項5】
前記第1のポートは、第1のポータル軸の周りに規定され、
前記第2のポートは、第2のポータル軸の周りに規定され、
前記第1のポータル軸は前記第1の平面に対し垂直に延在し、前記第2のポータル軸は前記第2の平面に対し垂直に延在する、
請求項4に記載の車両組立体。
【請求項6】
前記第1の壁は、実質的に平面状である、請求項1に記載の車両組立体。
【請求項7】
前記第1のシェル部材の前記第1の壁は、第5の軸に沿って延在する第5の部分を有し、
前記第1の壁は、前記第2の軸および前記第5の軸に沿って延在する前記第1の壁の領域において平面状であり、
前記第1の壁は、エンジンの稼働中に前記燃料レール内の前記選択された圧力を維持するように構成されている、請求項1に記載の車両組立体。
【請求項8】
前記第1のシリンダは、第1のシリンダヘッドと第1のシリンダポートとを含み、
前記マニホールドは、前記第1のシリンダ内に空気および燃料が流れるように、前記第1のシリンダヘッドに接続されている、請求項1に記載の車両組立体。
【請求項9】
前記エンジンは、第2のシリンダヘッドと第2のシリンダポートとを含む前記第2のシリンダをさらに備え、
前記マニホールドは、前記第1のシリンダおよび前記第2のシリンダ内に空気および燃料が流れるように、前記第1のシリンダヘッドと前記第2のシリンダヘッドとの両方に接続されており、
前記マニホールドは、第1の取り付けボアと第2の取り付けボアとを含む、請求項8に記載の車両組立体。
【請求項10】
前記燃料レールはさらに、第1の部分、第2の部分、および第3の部分を備え、
前記第2のシェル部材の前記第3の壁の前記第1の部分によって規定される第1のポータル壁部によって規定される第1のポートと、前記第2のシェル部材の前記第3の壁の前記第3の部分によって規定される第2のポータル壁部によって規定される第2のポートと、前記第2のシェル部材の第3の壁のブラケット壁部に固定された取付けブラケットと、を備え、
前記第1の部分は第1の平面を規定し、前記第2の部分は第2の平面を規定し、前記第3の部分は第3の平面を規定し、
前記第1の平面および第3の平面は、前記第2の平面と鋭角を形成し、
前記ブラケット壁部は、実質的に平面状である、請求項9に記載の車両組立体。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【発明の詳細な説明】
【0001】
〔技術分野〕
本開示は車両に関し、特に、車両用のエンジン構成および/または構成要素に関する。
続きを表示(約 2,700 文字)【0002】
〔背景〕
このセクションでは本開示に関連する背景情報を提供するが、これは必ずしも従来技術ではない。
【0003】
操作者などの貨物を動かす車両は、エンジンなどの動力装置を含む。エンジンは、石油、ガソリン、または他の可燃性物質などの物質を動力とし得る。可燃性物質は、燃料タンクからエンジンの燃焼チャンバに供給される。
【0004】
〔概要〕
このセクションは本開示の一般的な概要を提供するものであり、その全範囲またはその特徴のすべてを包括的に開示するものではない。
【0005】
車輪付き車両などの車両が開示される。車輪付き車両は、第1の車輪または車輪組立体と、第2の車輪または車輪組立体とを含むことができる。車輪組立体は、フレームに対して回転可能に取り付けられている。フレームは貨物を運搬または輸送することができ、貨物は、操作者/ユーザ、および/または様々な貨物コンパートメントとすることができる。さらに、フレームは、エンジンに燃料を供給するための燃料タンクと、車輪の少なくとも1つを駆動するための様々なトランスミッション構成要素とを保持または支持することができる。
【0006】
燃料タンクは、エンジンに移送することができる可燃性燃料、例えば石油製品など、を収容することができる。エンジンにおいて、燃料はシリンダ内でピストンを動かすために、燃焼チャンバに噴射または供給されてもよい。様々な実施形態では、燃料収容チャンバが1つまたは複数の燃焼チャンバ内への噴射前に、ある体積の燃料を収容することができる。様々な実施形態では、燃料チャンバは、燃料レールと呼ぶことができる。燃料レールは、エンジンに固定可能に取り付けられた剛性容器として形成することができる。様々な実施形態では、燃料レールはエンジンのマニホールドに堅固に取り付けられ、燃料レールから燃焼チャンバ内に燃料を噴射する1つまたは複数のインジェクタに接続される。
【0007】
様々な実施形態では、フレーム組立体と、フレーム組立体を支持するためにフレーム組立体に回転可能に取り付けられた少なくとも1つの車輪組立体と、フレームによって支持され、少なくとも1つの車輪を駆動するために構成されているエンジンとを含む車両組立体が開示される。エンジンは、第1のシリンダと、吸気口と、壁を有し吸気口から第1のシリンダに少なくとも一部の空気が流れるように構成されているマニホールドと、マニホールドへの噴射前に燃料を選択された圧力で収容するための非反復外面を有する燃料レールとを含むことができる。燃料レールは、第1のシェル部材を含むことができ、第1のシェル部材は、(i)外周と、第1の軸に沿って延在する第1の部分および第2の軸に沿って延在する第2の部分とを有する第1の壁であって、第1の軸と第2の軸とが非整列である第1の壁、および(ii)外周において第1の壁から実質的に垂直に延在する第2の壁を有している。燃料レールは、さらに、第2のシェル部材を含むことができ、第2のシェル部材は、(i)外周と、第3の軸に沿って延在する第3の部分および第4の軸に沿って延在する第4の部分とを有する第3の壁であって、第3の軸と第4の軸とが非整列である第3の壁、および(ii)外周において第3の壁から実質的に垂直に延在する第4の壁を有している。第1のシェル部材の第2の壁は、第2のシェル部材の第4の壁内に嵌合する大きさである。
【0008】
様々な実施形態では、噴射前に燃料を選択された圧力で収容する燃料レールを含む車両組立体が開示される。燃料レールは、第1のシェル部材と第2のシェル部材とを含む。第1のシェル部材は、(i)外周と、第1の軸に沿って延在する第1の部分および第2の軸に沿って延在する第2の部分とを有する第1の壁であって、第1の軸と第2の軸とが非整列である第1の壁、および(ii)外周において第1の壁から実質的に垂直に延在する第2の壁を有している。第2のシェル部材は、(i)外周と、第3の軸に沿って延在する第3の部分および第4の軸に沿って延在する第4の部分とを有する第3の壁であって、第3の軸と第4の軸とが非整列である第3の壁、および(ii)外周において第3の壁から実質的に垂直に延在する第4の壁を有している。第1のシェル部材の第2の壁は、第2のシェル部材の第4の壁内に嵌合する大きさである。燃料レールは、さらに、燃料レールの端部付近に第1のローブ部と第2のローブ部とから形成される第1のローブを含むことができる。第1のローブ部は、第2の軸上で第1のシェル部材によって形成され、第2のローブ部は、第4の軸上で第2のシェル部材によって形成される。燃料レールは、さらに、第2のローブを概ね通る第1のポートを規定する第2のシェル部材の第3の壁の第1のポータル壁部と、第2のポートを規定する第2のシェル部材の第3の壁の第2のポータル壁部とを含むことができる。第1のポータル壁部は第1の平面を規定し、第2のポータル壁部は第2の平面を規定し、第1の平面および第2の平面は、ポータル面において鋭角で交差している。
【0009】
様々な実施形態では、非反復外面構造を有する燃料収容チャンバを形成するステップを含む、車両用燃料レールを形成する方法が開示される。この方法は、(i)外周と、第1の軸に沿って延在する第1の部分および第2の軸に沿って延在する第2の部分とを有する第1の壁であって、第1の軸と第2の軸とが非整列である第1の壁、および(ii)外周において第1の壁から実質的に垂直に延在する第2の壁を有し第1のシェル部材を形成するステップ、ならびに、(i)外周を有する第3の壁と、第3の軸に沿って延在する第3の部分と、第4の軸に沿って延在する第4の部分とを有し、第3の軸および第4の軸が整列されていない第4の壁と、(ii)外周において第3の壁から実質的に垂直に延在する第4の壁とを有する第2のシェル部材を形成するステップを含む。第1のシェル部材の第2の壁は、第2のシェル部材の第4の壁の上に嵌合する大きさである。
【0010】
さらに適用可能な範囲が、本明細書の記載から明らかにされる。この概要における詳細な説明および特定な例は、一例を示すためのものに過ぎず、本開示の範囲を限定することを意図するものではない。
(【0011】以降は省略されています)

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