意匠ウォッチ

発行日2025-05-07
公報種別意匠公報(S)
登録番号1797859
登録日2025-04-24
意匠に係る物品車両用タイヤホイールのナットの緩み抑制具
意匠分類G2-91190(車両)
出願番号2024026273
出願日2024-12-19
意匠権者もりや産業株式会社
代理人個人
意匠に係る物品の説明本物品は、車両用タイヤホイールのナットの緩み抑制具である。より具体的には、参考斜視図、並びに、本物品の第1部材が装着されたボルトを締める該ナットに第2部材を装着する前の状態を示す使用状態を示す参考図1、及び本物品を該ナットに装着した後の状態を示す使用状態を示す参考図2に示すように、本物品は、切り欠き部及び外周凹部を備えるとともに該ナットの少なくとも一部と当接する第1貫通孔を有し、且つ3か所の外壁篏合部を有する第1部材と、該第1部材が着脱可能に嵌入する第2貫通孔を有するとともに第1部材が嵌入したときに前述の外壁篏合部が篏合する内壁篏合部と、該第1部材に嵌入したときに該外周凹部に係合可能な突起部とを有する第2部材とを備える。また、本物品においては、白抜きの矢印の方向に本物品の第2部材を動かして、第1部材が第2部材の第2貫通孔に嵌入し、第1部材の外壁篏合部と第2部材の内壁篏合部とが篏合し、さらに該外周凹部に突起部が係合したときに、第1部材の凹凸と第2部材の凹凸とが当接する。その結果、前述の各凹凸の当接、及び外壁篏合部と内壁篏合部との篏合、さらに該外周凹部への突起部の係合により、第1部材が第2部材の第2貫通孔内において回動し難くなる、及び/又は回動可能範囲を確度高く制限し得ることを利用して、使用状態を示す参考図1に示す本物品の装着時に、該ナットの緩みを確度高く抑制することができる。なお、本物品の一例においては、参考斜視図、並びに使用状態を示す参考図1及び2に示すように一時に2つの該ナットを嵌入させることができる2つの第1貫通孔が設けられているが、本物品の使用例はこれに限定されない。また、第1部材及び第2部材の材質は特に限定されないが、代表的な材質の例は樹脂である。また、参考平面図に示す「W」の長さは、約53mmである。
意匠の説明実線で表した部分が、部分意匠として意匠登録を受けようとする部分である。C-C端面図は、切り欠き部の一方の面が描かれているが、該一方の面と対向する他方の面に沿った端面図はC-C端面図と実質的に左右対称となるため省略する。また、参考B-B断面図は、本願意匠の説明の便宜のための、第1部材を除いた第2部材のみの参考断面図である。本物品においては、第1部材が第2部材の第2貫通孔に嵌入したときに、第1部材の外周に設けられた形状又は模様を構成する単位である凹凸(参考斜視図のa及びb)と、第2部材における第2貫通孔の壁面(第2部材の内周面)に設けられた形状又は模様を構成する単位である凹凸(参考斜視図のc及びd)とが対向する。

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