意匠ウォッチ

発行日2025-03-27
公報種別意匠公報(S)
登録番号1794458
登録日2025-03-18
意匠に係る物品包装用容器のブランク
意匠分類F4-711(包装紙、包装用容器等)
出願番号2024017580
出願日2024-08-26
意匠権者株式会社クラウン・パッケージ
代理人個人
意匠に係る物品の説明本物品は、参考使用状態図(3)、(4)に示す包装用容器用のブランクであり、底面部の正面側に前側部が設けられるとともに、底面部の背面側に後側部が設けられ、前側部から連設された前フラップ部の左右両側には、前左係合溝と前右係合溝が設けられ、後側部から連設された後フラップ部の左右両側には、後左係合溝と後右係合溝が設けられている。各係合溝には、奥側に切込みが形成されている。左側部及び左上部の正面側からは前左突出部が形成され、右側部及び右上部の正面側からは前右突出部が形成され、左側部及び左上部の背面側からは後左突出部が形成され、右側部及び右上部の背面側からは後右突出部が形成され、各突出部は、切込みが形成された係合部と、連結部とを有している。連結部は、各係合部と左側部又は右側部を連結している。係合部と左上部間や係合部と右上部間には切目線が形成されている。本物品を組み立てるには、前側部と後側部と右側部と左側部を底面部に対して立ち上げた後、各係合部の切込みと係合溝の切込みを係合させる。つまり、前左突出部における係合部の切込みと前左係合溝の切込みとを係合し、前右突出部における係合部の切込みと前右係合溝の切込みとを係合し、後左突出部における係合部の切込みと後左係合溝の切込みとを係合し、後右突出部における係合部の切込みと後右係合溝の切込みとを係合して、参考使用状態図(1)(2)に示すようにする。参考使用状態図(1)(2)の状態とすることにより包装用容器が開状態に組み立てられ、商品を収納することができる。その後、切目線を破断して、参考使用状態図(3)に示すように、前フラップ部と後フラップ部を両側の係合部とともに内側に折り曲げ、さらに、右上部と左上部とを内側に折り曲げて、差込み片を被差込み部に差し込むことにより、参考使用状態図(4)に示すように、包装用容器を閉状態とすることができる。
意匠の説明実線で表した部分が、部分意匠として意匠登録を受けようとする部分であり、一点鎖線は部分意匠として意匠登録を受けようとする部分とその他の部分との境界のみを示す線である。本物品は、紙材、特に、段ボール材により形成されている。

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