意匠ウォッチ

発行日2024-12-13
公報種別意匠公報(S)
登録番号1786849
登録日2024-12-05
意匠に係る物品収納棚
意匠分類D6-510(室内整理用家具・用具)
出願番号2024013703
出願日2024-07-02
意匠権者株式会社興和工業,株式会社ミツトヨ
代理人弁理士法人来知国際特許事務所
意匠に係る物品の説明本物品は収納棚に係る。特に、塗装前・塗装後の部品(たとえば自動車用部品)を収納する。例えば、板金工程完了後の部品を収納し塗装工程に搬送する。更に塗装工程完了後の部品を収納し組立工程に搬送する。収納棚は台車、本体箱縦収納部と、本体箱横収納部と、付属箱とから構成される。台車の上に本体箱縦収納部および本体箱横収納部が積載される。付属箱は本体箱と着脱可能に本体箱右側面に連結される。本体箱左側面には取手が設けられている。台車下面には車輪が設けられている。取手および車輪を介して収納棚は搬送容易である。本体箱横収納部には、長尺でない部品が横方向に収納される。本体箱横収納部は複数の棚板と棚板間に形成される収納空間とから構成される。棚板の手前には切欠が設けられ、部品の取り出しが容易となる。本体箱縦収納部には、長尺部品が縦方向に収納される。本体箱縦収納部上面には部品断面形状に対応したスリットが設けられる。本体箱縦収納部測面上側は外側に開閉可能である。当該開状態において長尺部品を側方からスリットに挿入し、本体箱縦収納部測面を閉状態とする。付属箱には、本体箱縦収納部に収納不可なほどに長尺な部品が縦方向に収納される。付属箱の基本構造は本体箱縦収納部に類似する。部品と接触する箇所には緩衝材が介挿される。収納棚の主要材料は限定されないが、段ボール製であるとより好ましい。段ボール材料は適度な強度と適度な柔らかさを併せ持つ。また段ボール板を積層すると高剛性部材となる。これにより確実に部品を収納するとともに、部品自体や塗装を傷つけることがない。万が一搬送時に人と接触しても怪我をすることもない。スリット、側面開閉機構、連結機構等の加工や組み立ても容易である。また、複数回使用により不要になった場合、廃棄時の環境負荷も低い。なお、参考斜視図は六面図を再構成し全体形状を理解するための補助図面であり、細部構成表示については省略している。
意匠の説明

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