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発行日
2024-10-31
公報種別
意匠公報(S)
登録番号
1783514
登録日
2024-10-22
意匠に係る物品
電気加熱式串物焼き器
意匠分類
C6
-430(飲食用具及び調理用器具)
出願番号
2024009586
出願日
2020-11-19
意匠権者
森永牛乳配給株式会社
代理人
個人
意匠に係る物品の説明
本意匠は、電気加熱式の電気ヒータで、串物を加熱調理する、電気加熱式串物焼き器に関する発明である。 串物とは、加熱調理が必要な食材を串に刺した串焼き食材で、串団子、さらに鮎、貝、エビ、イカなどの魚介類、加えて鳥肉などの肉類を串刺しにしたものが例示できる。串物焼き器として、店先、レジ横などでの串焼きの実演販売用途の、例えば串刺し団子焼き器がある。 従来の串刺し団子焼き器は、実用新案登録第3168796号にあるように、火床を備え、炭火で串刺し団子を焼いていた。 しかしながら、防火の観点から、店先、店内での炭火での串物を加熱調理する実演販売は倦厭されており、テナントによっては、直火での加熱調理が許可されないことがある。そのため直火禁止店舗においても、販促の効果が高いことから、串物の加熱調理の実演販売が可能な串物焼き器が望まれていた。 そこで、本意匠は、電気加熱式の電気ヒータで、串物を加熱調理する、電気加熱式串物焼き器を提供することを目的とする。 本意匠は、上記課題を解決するために、 (1)加熱制御装置と、天面に起立するレール、前記レールの内側の天面に載置される皿部、正面に前記加熱制御装置の設定をする操作パネルを備え、前記加熱制御装置を覆う筐体と、前記加熱制御装置に電気的に接続しつつ前記皿部に備えられた電気ヒータと、前記レールに載せられ、回転可能な回転体と、前記回転体に載置され串物の串を刺す輪状の串受部と、からなることを特徴とする電気加熱式串物焼き器。 (2)さらに、前記電気ヒータの加熱温度を測定する温度センサを備え、前記温度センサの測定温度に基づき、前記加熱制御装置により電気ヒータへの通電制御を行うことを特徴とする(1)に記載の電気加熱式串物焼き器。 (3)前記電気ヒータが、円錐台形状の螺旋形状であることを特徴とする(1)に記載の電気加熱式串物焼き器。 (4)前記皿部の中央部に、前記皿部の外周の縁より高い円錐台形状の突部を備え、前記電熱ヒータの一端が前記突部の天面から起立したことを特徴とする(1)に記載の電気加熱式串物焼き器。 (5)前記串物が、串刺し団子であることを特徴とする(1)に記載の電気加熱式串物焼き器。 (6)円錐台形状の螺旋形状であることを特徴とする電気加熱式串物焼き器に使用されることを特徴とする電気ヒータ。の構成とした。 本意匠は以上の構成であるから、直火禁止店舗においても、串物の加熱調理しながらの実演販売が可能な電気加熱式串物焼き器が可能になる。また、円錐台形状の螺旋電気ヒータであれば、串物の均一な加熱と、作業者への熱負荷が軽減される。皿部の円錐台形状の突部から起立する電気ヒータであれば、串物のない部分での加熱、エネルギーロスが抑え、省エネで効率的に串物を焼くことができる。 以下、添付の図面を参照し、本意匠の実施の形態について詳細に説明する。なお、本意匠は以下の実施例に限定されるものではない。 添付の各参考図に示すように、本意匠である電気加熱式串物焼き器1は、加熱制御装置(筐体2内部)と、筐体2と、電気ヒータ3と、回転体5と、串受部とからなる。 さらに、電気ヒータ3の加熱温度を測定する温度センサ4を備えてもよい。温度センサ4は、ここでは、電気ヒータ3に非接触で、電気ヒータ3の近傍の雰囲気温度を測定している。加熱温度の測定方法、場所(電気ヒータ3に接触、食材に接触など)は、適宜選定できる。 加熱制御装置は、商用電源などの給電を受けて電気ヒータ3への通電を制御し、電気ヒータ3の加熱温度を制御する。加熱温度は、食材に適した、電流値、電圧値、通電時間などパラメータにより通電制御する場合には、食材毎に電気ヒータ温度、加熱時間(タイマー)を設定してもよい。また、温度センサ4の測定温度に基づき、加熱制御装置により電気ヒータ3への通電制御を行い、目標温度を保持するようにしてもよい。通電制御として、通電のオンオフなどもある。 筐体2は、斜視写真2に示すように天面に円状にレール2aが起立し、レール2aの内側の天面には皿部2bが載置され、正面には加熱制御装置の設定をする操作パネル2dを備え、加熱制御装置を覆う。 参考底面図3に示すように、筐体2の底面には、滑り留め、キズ防止のためゴム製の脚2eを4つ備える。また、筐体2の側面には、商用電源に接続するプラグ7aを備えるコード7が突出し、コード7の他端は加熱制御装置へ電気的に接続し、コード7を介して加熱制御装置に給電される。 皿部2bは、串物の焼き汁(肉汁)などが流れ出さないような堰であり、景観の観点から、皿部2b内部には、充填物を載置するとよい。充填物としては、砂、砂利、礫、軽石などの石類、灰、その他不燃物、或いは焼き汁を吸収する炭、その他多孔質、繊維質などの吸収材などが例示できる。 電気ヒータ3は、加熱制御装置に電気的に接続しつつ皿部2bから起立し、通電により加熱され、放熱し、食材を加熱調理する。各図に示すように、電気ヒータ3は、円錐台形状の螺旋形状が好ましい。串の傾きに沿って頂上側が狭くなることで、食材の均一加熱が可能になるとともに、作業者の顔への熱負荷が低減される。 電気ヒータとしては、その他に、棒状に複数本起立するタイプの電気ヒータ、棒状の複数本の電気ヒータを横に寝せるタイプ、とぐろ状に平面に載置されるタイプの電気ヒータなども、串物の形状及び立て方、串受部の形状によっては、選択可能である。 さらに、皿部2bの中央部に、皿部2bの外周の縁より高い円錐台形状の突部2cを備えとよい。電気ヒータ3の一端が突部2cの天面から起立することで、加熱対象がない部分への加熱負荷が低減され、省エネで加熱できる。 回転体5は、開口5bした輪部と、輪部の底面に設けられた車輪5dと、天面に串受部に刺す杭5cが起立する。車輪5dがレール2aの上に載せられ、回転可能であるので、輪部を筐体2の天面上で回転可能にする。 串受部は輪状で、ドーナツ型のワラを束ねた俵6などが例示され、使用状態を示す写真にあるように、串物(ここでは団子10bを串10cに刺した、串刺し団子10)の串10cを刺し、串物の位置固定に利用される。 俵6に回転体5の杭5cを刺すことで、俵6は回転体5に位置固定され、回転体5とともに回転する。それにより、加熱調理者が、電気ヒータ3を挟み向こう側の串物を電気ヒータ3越しに作業しなくとも作業でき、電気ヒータ3による火傷、熱負荷を受けることがない。 以下、符号の説明1 電気加熱式串物焼き器2 筐体2a レール2b 皿部2c 突部2d 操作パネル2e 脚3 電気ヒータ4 温度センサ5 回転体5b 開口5c 杭5d 車輪6 俵7 コード7a プラグ10 串刺し団子10b 団子10c 串
意匠の説明
参考斜視図1は、本意匠である電気加熱式串物焼き器から俵を除いたときの斜視写真である。参考斜視図2は、本意匠である電気加熱式串物焼き器から回転体を除いたときの斜視写真である。参考斜視図3は、本物品の部品である回転体の底面写真である。使用状態を示す参考図は、本意匠である電気加熱式串物焼き器を団子焼き機として使用した際の斜視写真である。参考底面図は、符号入り、底面図である。
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