意匠ウォッチ

発行日2024-06-12
公報種別意匠公報(S)
登録番号1772883
登録日2024-06-04
意匠に係る物品ドアガードストッパー
意匠分類M3-227(ねじ、くぎ、開閉金物、係止具等)
出願番号2023023722
出願日2023-11-16
意匠権者個人
代理人個人,個人,個人
意匠に係る物品の説明本物品は、使用状態を示す参考図に示すように、ドアガードに取り付けて使用する器具である。一般的に、ドアガードは、アーム部と係止部とからなり、アーム部および係止部のうちのいずれか一方がドアに固定され、他方が壁に固定されている。ドアガードは、アーム部を係止部に係合させた状態で、ドアを開放しようとすると、アーム部が摺動して、アーム部の端部が係止部に接触することでドアの開放角度を制限する。そのため、ドアガードは、訪問者が強硬に屋内へ侵入することを防止する防犯器具として使用されている。しかしながら、アーム部を係止部に係合させても、ドアと壁の隙間からドアの内側に手を入れることができれば、アーム部と係止部との係合をドアの外側から解除することも不可能ではない。そのため、ドアガードは、ピッキングなどによって、家主が気づかない内にドアの鍵を外して侵入しようとする者に対しては、十分な防犯機能を発揮できない。本物品は、使用状態を示す参考図に示すように、ドアガードのアーム部を係止部に係合させた状態で、アーム部の端部と係止部との間に位置するように取り付けることができる。この状態からドアを開放しようとすると、本物品がアーム部の端部と係止部との間に挟まれるため、アーム部の摺動が阻害される。そのため、本物品をドアガードに取り付けるだけで、ドアと壁との隙間からドアの内側に人の手が入らないようにドアの開放角度をより小さく制限することができる。したがって、本物品は、ドアガードを防犯機能の高いものに取り換えることなく、ドアガードの防犯機能を高めることができる。また、本物品は、たとえば本体部をステンレスなどの硬い材料で構成しても、ドアガードに接する箇所に配置されたゴムなどの緩衝材が、ドアガードの損傷を防止することができる。そのため、本物品は、賃貸住宅などで原状回復が求められるドアガードの場合であっても、安心して使用することができる。さらに、本物品は、ドアガードへの取り付けの際にアーム部に引掛けして取り付けるのみで良く、容易に着脱することができる。
意匠の説明

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