意匠ウォッチ

発行日2024-04-16
公報種別意匠公報(S)
登録番号1768302
登録日2024-04-08
意匠に係る物品ナットキャップ
意匠分類M3-193(ねじ、くぎ、開閉金物、係止具等)
出願番号2023020695
出願日2023-10-06
意匠権者株式会社サンネクスト
代理人個人,個人,個人,個人
意匠に係る物品の説明本意匠登録出願に係るナットキャップは、ボルトに締結されるナットに対して装着され、ナットに緩みが生じたときにナットとともに一体的に回転する。参考分解斜視図1は、ナットキャップの分解斜視図である。参考分解斜視図2は、内蓋が装着されたキャップ本体の斜視図であり、外蓋を取り外した状態を図示する。参考分解斜視図1を参照して、ナットキャップは、キャップ本体11、内蓋12、外蓋13、Oリング14及びOリング押さえ15を含む。キャップ本体11は中空構造であり、上側の開口に内蓋12が装着される。内蓋12には、ドーナツ状の溝が形成されており、かかる溝にボール12Aが転動可能に収められている。内蓋12は、透明な外蓋13によって覆われており、この外蓋13を介してナットキャップの外側からボール12Aを観察することができる。使用状態を示す参考平面図は、平面図に示すナットキャップがナットとともに矢印X方向に所定量回転した状態を示している。ナットキャップの周方向における位置は変わるが、重力の作用によりボール12Aの位置は変動しない。したがって、ナットキャップとボール12Aとの位置関係を、視覚を通じて観察することで、ナットの緩みを判別することができる。 A-A´参考断面図及び底面図を参照して、底面図に描かれた同心円は、内側から外側に向かって、内蓋12の裏面に形成された凹部の輪郭を示す円、Oリング14の輪郭を示す円、Oリング押さえ15の輪郭を示す円、キャップ本体11の輪郭を示す円である。
意匠の説明背面図、右側面図及び左側面図は、正面図と同一に表れるため省略する。上述したように、参考分解斜視図1及び参考分解斜視図2に示す外蓋13は透明である。

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