意匠ウォッチ

発行日2023-10-03
公報種別意匠公報(S)
登録番号1669476
登録日2020-09-15
意匠に係る物品角座金
意匠分類M3-191(ねじ、くぎ、開閉金物、係止具等)
出願番号2019027226
出願日2019-12-08
意匠権者日鉄建材株式会社,株式会社協和製作所
代理人個人
意匠に係る物品の説明本物品は、例えば使用状態の参考図に示すように、互いに平行にX方向に直進する凸面部(P部)と凹面部(Q部)とが前記X方向と平面上で直交又は湾曲面上で直交するY方向に繰り返される山谷のある波形材10(図示例では2枚の波形材10a、10bの重ね合わせ部)における凸面部(P部)又は凹面部(Q部)に開けたボルト挿通孔に通したボルト1に螺合させるナット4に接して使用される角座金である。本物品の角座金2の座面は、座金中心軸と直交するXY平面上の前記X方向から見て凸湾曲面をなす凸湾曲面部分(正面図、参考図1(平面図に相当)の斜線ハッチング部分、使用状態の参考図のP部等参照)を有し、かつ前記X方向に対して直交又は湾曲面上で直交するY方向(向きを90°変えた方向)から見て凹湾曲面をなす凹湾曲面部分(左側面図、参考図1(平面図に相当)の砂地ハッチング部分、使用状態の参考図のQ部等参照)を有している。したがって、本物品の角座金2は、その向きを90°変えることで、波形材の凸面部(P部)の裏面部(裏面の凹湾曲面部)にも凹面部(Q部)の裏面部(裏面の凸湾曲面部)にも共通して使用できる角座金(凹凸面部兼用角座金)である。仮に、角座金の座面全体が単なる凸湾曲面又は凹湾曲面であれば、参考図2のように波形材の凸面部(P部)の裏面の凹湾曲面用の角座金(凸面部裏面用角座金)2Aと波形材の凹面部(Q部)の裏面の凸湾曲面用の角座金(凹面部裏面用角座金)2Bとの2種類の専用角座金が必要となる。なお、使用状態の参考図では、ボルトとして、同じく向きを90°変えることで、波形材の凸湾曲面部分(P部)にも波形材の凹湾曲面部分(Q部)にも共通して使用できる凹凸面部兼用のボルト11を用いている。円形板状の湾曲板ワッシャ3は、表裏反転させることで、波形材の凸面部にも凹面部にも使用することができる。ナット4は座面が平坦な通常のナットである。
意匠の説明背面図は正面図と同一、右側面図は左側面図と同一に表れる。

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