意匠ウォッチ

発行日2023-11-28
公報種別意匠公報(S)
登録番号1758337
登録日2023-11-17
意匠に係る物品住宅
意匠分類L3-21(組立て家屋、屋外装備品等)
出願番号2023008150
出願日2023-04-19
意匠権者ミサワホーム株式会社
代理人個人
意匠に係る物品の説明本願意匠に係る建築物は、屋外に面する大窓が形成された正面外壁の内側に位置し、複数の引き戸によって、同一階の隣接する他の領域との間が仕切られる住宅の一部の領域に係るものである。当該一部の領域は、同一階の隣接する他の領域のうちどこからでもアクセスが自在な共用領域とされている。大窓は、略十字型のサッシで区切られており、正面外壁に対して屋内側に後退した位置に配置されている。したがって、正面外壁のうち大窓の左右両側に位置する部分には、左袖壁と右袖壁がそれぞれ設けられており、大窓は、これら左袖壁と右袖壁との間に配置されている。また、大窓は、その高さ寸法が、共用領域における床から天井までの高さと略等しく設定されている。平面視において、左袖壁の先端から背面側に間隔を空けた位置には左柱が立設され、右袖壁の先端から背面側に間隔を空けた位置には右柱が立設されている。なお、右柱と右袖壁との間には1枚の引き戸が設けられており、右柱と右袖壁との間の出入口を開閉できるようになっている。平面視において、左柱と右柱との間には、左右方向中心によりも右側に寄った位置に中間壁が立設されている。中間壁は、左柱及び右柱よりも背面側に突出しており、複数の引き戸よりも背面側に位置する上記他の領域を左右に仕切った状態となっている。複数の引き戸は、中間壁を境にして左側に4枚の引き戸、右側に3枚の引き戸が設けられた状態となっている。左側4枚の引き戸は、それぞれが引き違い可能なものであって、左柱よりも背面側に位置しており、正面外壁と直交する左側壁と中間壁と間の開口部を開閉できるようになっている。右側3枚の引き戸は、それぞれが引き違い可能なものであって、右柱よりも背面側に位置しており、正面外壁と直交する右側壁と中間壁と間の開口部を開閉できるようになっている。大窓から共用領域内に差し込んだ太陽光は、複数の引き戸を通じて、隣接する他の領域側にも差し込まれることとなり採光性に優れる。
意匠の説明青色で着色された部分以外の部分が、意匠登録を受けようとする部分である。実線で表した部分が、部分意匠として意匠登録を受けようとする部分である。透明部分を示す参考正面図及び透明部分を示す参考背面図において、朱色で着色された部分は透明である。

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