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公開番号2024024565
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-02-22
出願番号2022127488
出願日2022-08-09
発明の名称恒温恒湿装置
出願人パナソニックIPマネジメント株式会社
代理人弁理士法人クシブチ国際特許事務所
主分類A21C 13/00 20060101AFI20240215BHJP(ベイキング;生地製造または加工の機械あるいは設備;ベイキングの生地)
要約【課題】本開示は庫内の温度分布の偏りを抑制できる恒温恒湿装置を提供する。
【解決手段】恒温恒湿装置は、貯蔵室と、前記貯蔵室の庫内空気を循環するためのファンと、庫内空気の流路に配置され庫内空気を加温するための加温ヒーターと、を備えた恒温恒湿装置であって、前記加温ヒーターは、複数の直線部と、二つの前記直線部の端部を接続する湾曲部とを備え、庫内空気を前記直線部に案内する壁部が設けられている。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項１】
貯蔵室と、前記貯蔵室の庫内空気を循環するためのファンと、庫内空気の流路に配置され庫内空気を加温するための加温ヒーターと、を備えた恒温恒湿装置であって、
前記加温ヒーターは、複数の直線部と、二つの前記直線部の端部を接続する湾曲部とを備え、
庫内空気を前記直線部に案内する壁部が設けられている
恒温恒湿装置。
続きを表示（約 560 文字）【請求項２】
前記加温ヒーターを支持するヒーター取付部材を更に備え、
前記流路は、前記直線部が位置する第１の流路と、前記湾曲部が位置する第２の流路と、を含み、
前記第１の流路と前記第２の流路との間は、前記ヒーター取付部材により区切られ、
前記壁部は、前記第２の流路を遮る、
請求項１に記載の恒温恒湿装置。
【請求項３】
電源と前記加温ヒーターとを電気的に接続する電気配線と、
前記電気配線と前記加温ヒーターとの一方の接続部分に設けられる第１の配線接続部と、前記電気配線と前記加温ヒーターとの他方の接続部分に設けられる第２の配線接続部と、を更に備え、
前記第１の配線接続部と前記第２の配線接続部は、前記湾曲部の近傍に位置する、
請求項１または２に記載の恒温恒湿装置。
【請求項４】
前記壁部は、庫内空気の流路の下流側に配置される、
請求項１に記載の恒温恒湿装置。
【請求項５】
前記壁部は、庫内空気の流路の上流側に配置される、
請求項１に記載の恒温恒湿装置。
【請求項６】
前記加温ヒーターは前記貯蔵室より高い位置に配置される、
請求項１または請求項２に記載の恒温恒湿装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本開示は、恒温恒湿装置に関する。
続きを表示（約 1,300 文字）【背景技術】
【０００２】
特許文献１では、パン生地等を収容する貯蔵室と、空気を加熱する加温用ヒーターと、庫内の空気を循環する庫内循環用ファンとを備える恒温恒湿装置が開示されている。特許文献１における加温用ヒーターは、庫内循環用ファンの駆動により循環した空気を加温し、貯蔵室の温度を制御する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開平８－８４５５６号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
本開示は、庫内の温度分布の偏りを抑制できる恒温恒湿装置を提供する。
【課題を解決するための手段】
【０００５】
本開示における恒温恒湿装置は、貯蔵室と、貯蔵室の庫内空気を循環するためのファンと、庫内空気の流路に配置され庫内空気を加温するための加温ヒーターと、を備えた恒温恒湿装置であって、加温ヒーターは、複数の直線部と、二つの直線部の端部を接続する湾曲部とを備え、庫内空気を直線部に案内する壁部が設けられている。
【発明の効果】
【０００６】
本開示における恒温恒湿装置は、貯蔵室に送られる風流の温度分布の偏りを抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【０００７】
実施の形態１における恒温恒湿装置の斜視図
実施の形態１における恒温恒湿装置の正面側からの内部構造を示す図
図２のＡ－Ａ断面図
図２のＢ－Ｂ断面図
図２のＣ－Ｃ断面図
加温ヒーターの拡大斜視図
他の実施形態における加温ヒーターの平面図
他の実施形態における加温ヒーターの平面図
【発明を実施するための形態】
【０００８】
（本開示の基礎となった知見等）
発明者らが本開示に想到するに至った当時、庫内循環用ファンの駆動により循環した空気を加温ヒーターで加温し、貯蔵室の温度を制御する技術があった。
【０００９】
このような加温ヒーターは、加温の程度が加温ヒーターの各部ごとに異なる場合がある。発明者らは、加温ヒーターの加温の程度が各部ごとに異なる場合、均一な暖気を生み出せず、庫内の温度分布にばらつきが生じ、例えば食品の発酵時間にばらつきが生じるおそれがあるという課題を発見した。発明者らは、その課題を解決するために、本開示の主題を構成するに至った。
本開示は、庫内の温度分布のばらつきを抑制できる恒温恒湿装置を提供する。
【００１０】
以下、図面を参照しながら実施の形態を詳細に説明する。但し、必要以上に詳細な説明を省略する場合がある。例えば、既によく知られた事項の詳細説明、または、実質的に同一の構成に対する重複説明を省略する場合がある。
なお、添付図面および以下の説明は、当業者が本開示を十分に理解するために提供されるのであって、これらにより特許請求の範囲に記載の主題を限定することを意図していない。
（【００１１】以降は省略されています）

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