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公開番号
2025048676
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-03
出願番号
2023174745
出願日
2023-09-20
発明の名称
ゴルフ練習装置
出願人
個人
代理人
主分類
A63B
69/36 20060101AFI20250326BHJP(スポーツ;ゲーム;娯楽)
要約
【課題】ゴルフコースでは、起伏に富んでおり足場状態に応じたボールの打ち方が必要であるが、平坦な床でのゴルフ練習場では練習ができない。
従ってゴルフコースと同じように傾斜面でのショットの練習をゴルフ練習場でしたい希望を殆どのゴルファーが持っている。
【解決手段】回動枠1により足場プレート3を回動させる一軸目の制御。
固定枠7により回動枠1を回動させる二軸目の制御。
これによりゴルフコースのつま先上がりやつま先下がり、及び左足下がりや左足上がりの足場状態を模擬できる。また、足場とボールの距離や高さの違いに対応する為にボールセット板12をアーム11にてボール位置までスライドさせてティー13のトップが水平になる様にティー13を動かしてボールをセットしながらゴルフ練習が出来るゴルフ練習装置である。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
地面又は床面に固定される固定枠と、その固定枠に軸支されてX軸周りに回動可能に収容される回動枠と、その回動枠に軸支されてY軸周りに回動可能に収容される足場プレートを有し、
前記回動枠は、所定の傾斜角で前記固定枠に固定される固定手段を有し、
前記足場プレートは、所定の傾斜角で前記回動枠に固定される固定手段と、X方向に進退し、ボールをX方向所定位置に配置するボールセッターを有するゴルフ練習装置
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【請求項2】
ボールセッターは、足場プレートに設けられるガイド部材に沿って進退するアームと、そのアームの先端部に自在継手を介して係合するボールセット板又はカップを有することを特徴とする請求項1に記載のゴルフ練習装置
【請求項3】
固定手段は、回動枠に設けられる係止穴又はキャッチャーと、そのいずれかと係合する固定枠から突出する固定ピンを有し、及び、足場プレートに設けられる係止穴又はキャッチャーと、そのいずれかと係合する回動枠から突出する固定ピンを有してなることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のゴルフ練習装置
【請求項4】
地面又は床面に固定される固定部材と、その固定部材に軸支されてX軸周りに回動可能に配置される回動枠と、その回動枠に軸支されてY軸周りに回動可能に収容される足場プレートを有し、
前記回動枠は、所定の傾斜角で前記固定部材に固定される固定手段を有し、
前記足場プレートは、所定の傾斜角で前記回動枠に固定される固定手段と、X方向に進退し、ボールをX方向所定位置に配置するボールセッターを有するゴルフ練習装置
【請求項5】
地面又は床面に固定される基台と、その基台に保持又は固定される揺動軸に軸支され、所定の傾斜角に保持される足場プレートを有し、
前記足場プレートは、前記揺動軸の軸方向及びその軸方向に直交する方向に進退し、それら各方向の所定位置にボールを配置するボールセッターを有するゴルフ練習装置
【請求項6】
足場プレートは、揺動軸とその揺動軸から離隔して基台上に立設する高さ調整支柱に保持されてなることを特徴とする請求項5に記載のゴルフ練習装置
【請求項7】
足場プレートは、その裏面又は側面から回動可能に垂下する傾斜アームを有し、基台は、前記傾斜アームの先端部と係合する複数の保持穴又は保持ストッパーを有し、
前記傾斜アームは、前記足場プレートの設定傾斜角に応じて前記複数の保持穴又は保持ストッパーのうちの所定の保持穴又は保持ストッパーに係合させてなることを特徴とする請求項5に記載のゴルフ練習装置
【請求項8】
地面又は床面に固定される基台のY軸周り及びX軸周りの所定の傾斜角に保持される足場プレートと、その足場プレートからX方向に進退し、ボールをX方向所定位置に配置するボールセッターを有するゴルフ練習装置
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ゴルフ練習にあたりゴルフ練習場とは異なり、ゴルフコースと同様に三次元的に変化できる足場プレートと、それに対応したボールセッターを備えたゴルフ練習装置に関する
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
ゴルフ練習場では、常に足場が平坦な練習である。ところが実際のゴルフコースでは、起伏に富んでおり通常と異なる姿勢や重心の位置の偏りのためにミスショットが出やすくなる。例えばつま先上がりの足場では重心が後ろに偏り見上げる姿勢になる為にボール下や上をたたいてミスショットする。
そのために足場状態に応じたボールの打ち方があるが、ゴルフ練習場では練習ができない。
従ってゴルフコースと同じように傾斜面でのショットの練習をゴルフ練習場でしたい希望を殆どのゴルファーが持っている。
【0003】
ゴルフコースでの足場の状態としては、一般的につま先上がりとつま先下がり及び左足下がりと左足上がりの四つが代表的な足場状態である。
これら四つの足場状態が模擬できる足場プレートを有するゴルフ練習装置が求められる。
更にゴルフコースでは、ボールも起伏した地面の上にあり、足場の勾配とボールのある位置の勾配が異なるために足場状態により足場とボールの高さや距離が異なる。例えばつま先上がりではボールは足場より高い位置にあるが、ボールのある位置の勾配により距離が近くなったり、遠くなったりする。 つま先下がりでは、より低く、より遠くになったりする。
前記のゴルフ練習装置としては、足場プレートとは別にボールとの距離や高さを設定できる様にするのが望ましい。
【0004】
ゴルフ練習装置として、特許文献1にゴルフ練習装置が提案されている。ここでは上面に人工芝(12a)が張られた本体(12)と、本体の下方に位置し、一辺において本体を回動可能に連結されて基台(14)と、本体を一辺を中心として傾斜させる傾斜手段を備えており、基台及び本体を回転させることが出来る様に構成されている。
【0005】
同様に特許文献2にゴルフ練習装置が提案されている。ここでは練習用本体をユニバーサルジョイントで固定して、油圧、空気圧等により、加圧コンプレッサーをプログラム化されたコントローラーと接続して足場本体を三次元的に変化させるゴルフ練習機材が提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2006-223515
実用新案登録第3126699号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
一般にボールに向かってスウイングすると、ボールは立ち位置の左前方に飛んでいく。ゴルフ練習場では、ボールの飛ぶ方向が決められている。特許文献1では足場プレートとなる本体は、一方向の傾斜になる為に前記の四つの足場状態を模擬するためには立ち位置を前後左右にかえることになる。
立ち位置を変えるとボールの飛ぶ方向も変わる。ゴルフ練習場のボールの飛ぶ方向に合わせるために本体を回転・移動させる必要がある。
【0008】
起伏に富んだゴルフコースでは、足場の勾配とボールがある地面の勾配とが異なる場合が多い。そのためにボールの位置は足場より、より高く又はより低くなる。又、やむもおえずボールの近くに足を置いたり、より遠くが足場になったり様々である。特許文献1の様な足場プレート上にボール置くやり方では対応が難しい。
【0009】
立ち位置を決めた後ボールを打つ為にボールをセットすることになるが、傾斜した足場プレート上ではボールが動いてしまう。表面に人工芝を張ってもボールが不安定である。またゴルフ練習ではボールの下の人工芝をたたくことになるが人工芝が摩耗して滑りやすくなり、傾斜があると転げ落ちてしまう。
【0010】
前記文献2では、足場プレートである練習用本体を4軸以上の多軸で固定・保持し、その軸を油圧システム等で加圧して位置制御する方式である。平板の難しい多軸制御である。かつ、油圧システムや空気加圧コンプレッサー等高価な設備がゴルフ練習場に新たに必要となる。更にゴルフ練習場では、沢山のゴルフ練習席があり油圧配管設備等が大規模となる。
(【0011】以降は省略されています)
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