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公開番号2024173922
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-13
出願番号2023206509,2023092007
出願日2023-12-06,2023-06-03
発明の名称ゲームプログラム、ゲームシステム、ゲーム方法、情報処理装置、及び生成方法
出願人株式会社ポケモン
代理人個人
主分類A63F 13/65 20140101AFI20241206BHJP(スポーツ;ゲーム;娯楽)
要約【課題】ユーザの睡眠情報を適切に測定できない事態が発生した等の場合において、センサが取得した情報によらずに睡眠情報の修正を認める場合であっても、ユーザが適切な睡眠を取る動機付けを確保できることを可能にするゲームプログラム、ゲームシステム、ゲーム方法、情報処理装置、及び生成方法を提供する。
【解決手段】ゲームプログラムは、プロセッサに、センサによって取得されるユーザの睡眠情報を取得する睡眠情報取得ステップと、睡眠情報取得ステップにおいて睡眠情報が取得されていない場合において、ユーザの操作入力に基づいてセンサによらずに変更睡眠情報を生成する睡眠情報変更ステップと、睡眠情報取得ステップにおいて睡眠情報が取得されている場合、睡眠情報に基づいてゲームの第1の効果を決定し、睡眠情報取得ステップにおいて睡眠情報が取得されていない場合、睡眠情報変更ステップにおいて生成される変更睡眠情報に基づいて第1の効果とは異なる第2の効果を決定するゲーム制御ステップとを実行させる。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
プロセッサと、メモリとを備えるユーザの睡眠に関する睡眠情報を用いたゲームの実行を管理するコンピュータに実行させるためのゲームプログラムであって、
前記ゲームプログラムは、前記プロセッサに、
センサによって取得される前記ユーザの睡眠情報を取得する睡眠情報取得ステップと、
前記睡眠情報取得ステップにおいて前記睡眠情報が取得されていない場合において、前記ユーザの操作入力に基づいて前記センサによらずに変更睡眠情報を生成する睡眠情報変更ステップと、
前記睡眠情報取得ステップにおいて前記睡眠情報が取得されている場合、前記睡眠情報に基づいて前記ゲームの第1の効果を決定し、前記睡眠情報取得ステップにおいて前記睡眠情報が取得されていない場合、前記睡眠情報変更ステップにおいて生成される前記変更睡眠情報に基づいて前記第1の効果とは異なる第2の効果を決定するゲーム制御ステップと
を実行させるゲームプログラム。
続きを表示(約 1,500 文字)【請求項2】
前記睡眠情報取得ステップが前記睡眠情報の取得を開始した後、前記睡眠情報の取得を終了せずに中断した場合、
前記睡眠情報変更ステップが、前記睡眠情報の取得の開始の時点から前記操作入力の時点までの時間が所定の条件を満たす場合に、前記操作入力を受け付けて前記変更睡眠情報を生成する請求項1に記載のゲームプログラム。
【請求項3】
前記ゲーム制御ステップが、前記所定の条件に基づいて前記変更睡眠情報が生成された場合、前記第1の効果及び前記第2の効果とは異なる効果を決定する請求項2に記載のゲームプログラム。
【請求項4】
前記ゲームが、出力部及び入力部を有する端末装置において実行され、
前記ユーザの前記入力部への入力指示を取得する入力取得ステップと、
前記睡眠情報取得ステップが取得した前記睡眠情報を前記出力部に出力させる出力制御ステップと
を更に備え、
前記入力取得ステップが、前記出力部による前記睡眠情報の出力後、前記睡眠情報取得ステップが取得した前記睡眠情報の少なくとも一部について、取得した前記睡眠情報とは異なる内容の睡眠情報の入力指示を受け付け、
前記睡眠情報変更ステップが、前記入力指示に基づいて前記変更睡眠情報を生成する請求項1に記載のゲームプログラム。
【請求項5】
前記ゲーム制御ステップが、前記睡眠情報取得ステップが前記睡眠情報を取得した場合、前記睡眠情報に基づいて前記ゲームの効果を決定し、
前記出力制御ステップが、前記ゲーム制御ステップが決定した前記睡眠情報に基づく前記ゲームの効果と、前記変更睡眠情報に基づく前記ゲームの効果とを比較可能に出力する請求項4に記載のゲームプログラム。
【請求項6】
前記出力制御ステップが、前記睡眠情報及び前記変更睡眠情報を前記出力部に出力させ、
前記入力取得ステップが、前記睡眠情報と前記変更睡眠情報とのいずれかを選択する選択指示を取得し、
前記ゲーム制御ステップが、前記選択指示に基づいて前記ゲームの効果を決定する請求項5に記載のゲームプログラム。
【請求項7】
前記入力取得ステップが、前記睡眠情報として前記ユーザの睡眠時間変更の入力指示を受け付けた場合、
前記睡眠情報変更ステップが、前記入力指示による前記睡眠時間変更について、予め定められた変更可能な睡眠時間の上限以下での変更を受け付けて変更睡眠情報を生成する請求項4に記載のゲームプログラム。
【請求項8】
前記睡眠情報変更ステップが、睡眠情報取得ステップによる前記睡眠情報の取得の開始の時点から前記ユーザの所定の操作入力の時点までの時間において所定の条件を満たす場合に、前記変更睡眠情報の生成する請求項1に記載のゲームプログラム。
【請求項9】
前記ゲーム制御ステップが前記第1の効果を決定した後、前記睡眠情報の内容を確定する睡眠情報確定ステップ
を更に備え、
前記睡眠情報を確定した後に、前記睡眠情報変更ステップによる前記睡眠情報の変更を制限する請求項1に記載のゲームプログラム。
【請求項10】
前記ゲーム制御ステップが前記第2の効果を決定した後、前記変更睡眠情報の内容を確定する睡眠情報確定ステップ
を更に備え、
前記変更睡眠情報の内容を確定した後に、前記睡眠情報変更ステップによる前記変更睡眠情報の変更を制限する請求項1に記載のゲームプログラム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ゲームプログラム、ゲームシステム、ゲーム方法、情報処理装置、及び生成方法に関する。特に、本発明は、ユーザの睡眠情報を用いてゲームの進行処理が実行されるゲームプログラム、ゲームシステム、ゲーム方法、情報処理装置、及び生成方法に関する。
続きを表示(約 2,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来、ユーザの睡眠に関する睡眠情報を用いたゲームを実行するゲームシステムであって、ユーザの睡眠情報を取得する睡眠情報取得部と、睡眠情報の少なくとも一部について、睡眠情報とは異なる内容の睡眠情報に基づいて睡眠情報を変更した変更睡眠情報を生成する睡眠情報変更部と、睡眠情報変更部により変更睡眠情報が生成されていない場合、睡眠情報に基づいてゲームの第1の効果を決定し、睡眠情報変更部により変更睡眠情報が生成されている場合、変更睡眠情報に基づいて第1の効果とは異なる第2の効果を決定するゲーム制御部とを備えるゲームシステムが知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載のゲームシステムによれば、ユーザの睡眠情報を適切に測定できない事態が発生した場合であっても、睡眠情報を適切に取得し、睡眠情報を用いたゲームを進行可能にできる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-161264号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載のゲームシステムにおいて出願人は、ユーザの睡眠情報を適切に測定できない事態が発生した場合であっても、睡眠情報を適切に取得した上で睡眠情報を用いたゲームを進行可能にするゲームを提案した。しかしながら、その後のゲームシステムの検討において、センサが取得した情報に基づかずに睡眠情報の修正を認めた場合、ユーザが睡眠をせずに自己申告でゲームを進行させることが可能であることから、ユーザに適切で健康的な睡眠を取得してもらうという動機づけが薄まる可能性が懸念された。ただし、睡眠情報を用いたゲームでは、ほとんどのユーザは1日に1回の睡眠をとることから1日に1回だけゲーム結果を取得できる。この場合、睡眠中に何らかのエラーが発生したり、ユーザが睡眠の計測をし忘れたりして睡眠情報を取得できない事態が生じると、ゲーム結果を取得できず、ユーザの不利益や不満は睡眠情報を用いないゲームに比べて極めて大きくなり得る。
【0005】
したがって、本発明の目的は、ユーザの睡眠情報を適切に測定できない事態が発生した等の場合において、センサが取得した情報によらずに睡眠情報の修正を認める場合であっても、ユーザが適切な睡眠を取る動機付けを確保できることを可能にするゲームプログラム、ゲームシステム、ゲーム方法、情報処理装置、及び生成方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、上記目的を達成するため、プロセッサと、メモリとを備えるユーザの睡眠に関する睡眠情報を用いたゲームの実行を管理するコンピュータに実行させるためのゲームプログラムであって、ゲームプログラムは、プロセッサに、センサによって取得されるユーザの睡眠情報を取得する睡眠情報取得ステップと、睡眠情報取得ステップにおいて睡眠情報が取得されていない場合において、ユーザの操作入力に基づいてセンサによらずに変更睡眠情報を生成する睡眠情報変更ステップと、睡眠情報取得ステップにおいて睡眠情報が取得されている場合、睡眠情報に基づいてゲームの第1の効果を決定し、睡眠情報取得ステップにおいて睡眠情報が取得されていない場合、睡眠情報変更ステップにおいて生成される変更睡眠情報に基づいて第1の効果とは異なる第2の効果を決定するゲーム制御ステップとを実行させるゲームプログラムが提供される。
【発明の効果】
【0007】
本発明に係るゲームプログラム、ゲームシステム、ゲーム方法、情報処理装置、及び生成方法によれば、ユーザの睡眠情報を適切に測定できない事態が発生した等の場合において、センサが取得した情報によらずに睡眠情報の修正を認める場合であっても、ユーザが適切な睡眠を取る動機付けを確保できることを可能にするゲームプログラム、ゲームシステム、ゲーム方法、情報処理装置、及び生成方法を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本実施形態に係るゲームシステムの概要図である。
本実施形態に係るゲームシステムの機能構成ブロック図である。
本実施形態に係る格納ユニットが有する各格納部のデータ構成図である。
本実施形態に係るゲームシステムにおける処理のフロー図である。
本実施形態に係るゲームシステムにおける処理の変形例のフロー図である。
本実施形態に係るゲームシステムにおける処理の変形例のフロー図である。
本実施形態に係るゲームシステムにおける処理の変形例のフロー図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
[実施の形態]
<ゲームシステム1の概要>
図1は、本実施形態に係るゲームシステムの概要を示す。具体的に図1(a)は、本実施形態に係るゲームシステム1の構成の概要を示し、図1(b)は、本実施形態に係るゲームシステム1が備える端末装置10の表示の流れの一例を示す。図1(b)では、左から右に進むにしたがって時間が経過している様子を示す。
【0010】
本実施形態に係るゲームシステム1は、ユーザの睡眠に関する睡眠情報を用いてゲームを実行するシステムである。図1(a)に示すようにゲームシステム1は、ユーザの端末装置10と、ユーザの睡眠状態を測定する睡眠測定部11と、ゲーム処理を実行するサーバ20とを備える。端末装置10とサーバ20とは、通信ネットワーク80を介して双方向通信可能に接続される。また、ゲームシステム1において、サーバ20は、ユーザの睡眠情報を受け付けてゲームを進行させる。なお、ゲームシステム1は、サーバクライアント型のゲームシステムであってよい。また、睡眠測定部11は端末装置10と別個独立のデバイスであっても、端末装置10に内蔵されていてもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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