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公開番号2024157519
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-11-07
出願番号2024019906,2023071601
出願日2024-02-14,2023-04-25
発明の名称遊技台
出願人株式会社大都技研
代理人個人,個人
主分類A63F 5/04 20060101AFI20241030BHJP(スポーツ;ゲーム;娯楽)
要約【課題】基板に特徴を持った遊技台を提供する。
【解決手段】遊技台が備える或る基板は、複数の導体層と絶縁層を有して構成され、前記複数の導体層のうちの一つは、第一の配線パターンを有する第一の導体層であり、前記複数の導体層のうちの一つは、第二の配線パターンを有する第二の導体層である。また、前記或る基板は、少なくとも一方面の側で前記絶縁層を挟んで前記第一の導体層と前記第二の導体層が構成され、該或る基板の厚さ方向において前記第一の配線パターンと前記第二の配線パターンとが重畳していない非重畳領域を有し、少なくとも前記一方面に特定の能動部品が配置され、前記特定の能動部品が配置された領域の厚さ方向において前記非重畳領域を有する。
【選択図】図20
特許請求の範囲【請求項1】
遊技が可能な遊技台であって、
前記遊技台は、或る基板を備えるものであり、
前記或る基板は、複数の導体層と絶縁層を有して構成された基板であり、
前記複数の導体層のうちの一つは、第一の配線パターンを有する第一の導体層であり、
前記複数の導体層のうちの一つは、第二の配線パターンを有する第二の導体層であり、
前記或る基板は、少なくとも一方面の側で前記絶縁層を挟んで前記第一の導体層と前記第二の導体層が構成された基板であり、
前記或る基板は、該或る基板の厚さ方向において前記第一の配線パターンと前記第二の配線パターンとが重畳していない非重畳領域を有する基板であり、
前記或る基板は、少なくとも前記一方面に特定の能動部品が配置されている基板であり、
前記或る基板は、前記特定の能動部品が配置された領域の厚さ方向において前記非重畳領域を有する基板である、
ことを特徴とする遊技台。
続きを表示(約 590 文字)【請求項2】
請求項1に記載の遊技台であって、
前記特定の能動部品は、所定の端子を含む部品であり、
前記特定の能動部品は、前記所定の端子よりも高温になりうる特定の端子を含む部品であり、
前記或る基板は、少なくとも前記特定の端子が位置する領域の厚さ方向において前記非重畳領域を有する基板である、
ことを特徴とする遊技台。
【請求項3】
請求項2に記載の遊技台であって、
前記或る基板は、前記所定の端子が位置する領域の厚さ方向において前記非重畳領域を有しておらず、該厚さ方向において前記第一の配線パターンと前記第二の配線パターンとが重畳している重畳領域を有する、
ことを特徴とする遊技台。
【請求項4】
請求項2または3に記載の遊技台であって、
前記特定の端子は、前記特定の能動部品における電源端子である、
ことを特徴とする遊技台。
【請求項5】
請求項2または3に記載の遊技台であって、
前記特定の端子は、前記特定の能動部品における出力端子である、
ことを特徴とする遊技台。
【請求項6】
請求項2または3に記載の遊技台であって、
前記特定の端子は、前記特定の能動部品におけるグランド端子である、
ことを特徴とする遊技台。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、弾球遊技機(パチンコ機)、回胴遊技機(スロットマシン)、封入式遊技機あるいはメダルレススロットマシンに代表される遊技台に関する。
続きを表示(約 3,700 文字)【背景技術】
【0002】
従来、遊技台の一つとして、例えば、スロットマシンが知られている。このようなスロットマシンには、各種の基板を備えたものがある(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2016-73461号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、従来の遊技台には、基板に改良の余地がある。
【0005】
本発明の目的は、基板に特徴を持った遊技台を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係る遊技台は、遊技が可能な遊技台であって、前記遊技台は、或る基板を備えるものであり、前記或る基板は、複数の導体層と絶縁層を有して構成された基板であり、前記複数の導体層のうちの一つは、第一の配線パターンを有する第一の導体層であり、前記複数の導体層のうちの一つは、第二の配線パターンを有する第二の導体層であり、前記或る基板は、少なくとも一方面の側で前記絶縁層を挟んで前記第一の導体層と前記第二の導体層が構成された基板であり、前記或る基板は、該或る基板の厚さ方向において前記第一の配線パターンと前記第二の配線パターンとが重畳していない非重畳領域を有する基板であり、前記或る基板は、少なくとも前記一方面に特定の能動部品が配置されている基板であり、前記或る基板は、前記特定の能動部品が配置された領域の厚さ方向において前記非重畳領域を有する基板である、ことを特徴とする遊技台である。
【発明の効果】
【0007】
本発明に係る遊技台によれば、基板に特徴を持った遊技台を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
スロットマシン100を正面側(遊技者側)から見た外観斜視図である。
スロットマシン100の入賞ラインの一例を示す図である。
状態表示LED280の正面図である。
状態表示LED280を構成する部材を分解して示す分解斜視図である。
リフレクタ284の熱カシメ部284dを含む、状態表示LED280の断面図である。
(a)前面扉102を開けた状態のスロットマシン100を示す正面図である。(b)スロットマシン100の側断面図である。
リールバックライト264の正面図である。(b)リールバックライト264の側面図である。(c)リールバックライト264を構成する部材を分解して正面側から見た外観斜視図である。
(a)状態表示LED280のLED基板288の正面図である。(b)リールバックライト264の照明基板268の正面図である。
制御部の回路ブロック図を示したものである。
(a)識別基板610を切り離す前の主制御基板600の平面図である。(b)識別基板610を切り離した後の主制御基板600の平面図である。
副制御基板650の平面図である。
主基板収納ケース640と主制御基板600を示した分解斜視図である。
(a)主制御基板600を収容した状態の主基板収納ケース640を基板収容体642側から見た平面図である。(b)(a)におけるA-A線に沿う断面図である。(c)(b)に対応する従来の基板の構造を示した断面図である。
(a),(b)変形例1に係る主制御基板670の平面図である。
(a)変形例2に係る主制御基板690の平面図である。(b)変形例3に係る主制御基板696の平面図である。
(a)本例に係る基板700を電源層710側から見た平面図であり。(b)(a)におけるX-X線に沿う、基板700の部分断面図である。
(a)LEDドライバIC714の端子配置図である。(b)モータドライバIC716の端子配置図である。
(a)基板700の電源層710の電源配線パターンの一例を示すパターン図である。(b)基板700のGND層706のGND配線パターン706aを示すパターン図である。
(a)図18(a)において符号Aで示す部分を拡大して示す、電源層710の部分拡大図である。(b)図18(b)において符号Bで示す部分を拡大して示す、GND層706の部分拡大図である。(c)(a)に示す電源層710と(b)に示すGND層706を重ね合わせて示すパターン図である。
(a)GND層706のパターン抜き706bと、電源層710に実装されるLEDドライバIC714およびモータドライバ716との位置関係を示した平面図である。(b)(a)に拡大して示すLEDドライバ714におけるY-Y線に沿う断面図である。(c)(a)に拡大して示すモータドライバ716におけるZ-Z線に沿う断面図である。
(a)従来の遊技台の基板における問題点を模式的に示した概念図である。(b)本願発明の基板の概念を模式的に示した図である。
(a)実施例1に係る非重畳領域NOEと、炭化導電路の想定最大領域CEを示した平面図である。(b)(a)におけるA-A線に沿う断面図である。(c)基板700の非重畳領域NOEが、炭化導電路の想定最大領域CEを含んでいない場合の例を示した平面図である。(d),(d´)(c)におけるB-B線に沿う断面図である。
(a)実施例2に係る非重畳領域NOE2を示した平面図である。(b)実施例3に係る非重畳領域NOE3を示した平面図である。(c)実施例4に係る非重畳領域NOE4を示した平面図である。
(a)実施例5に係る非重畳領域NOE5を示した平面図である。(b)(a)における電源配線ラインのパターンを変更した例を示した平面図である。
各リール(左リール110、中リール111、右リール112)に施された図柄の配列を平面的に展開して示す図である。
入賞役の種類、条件装置の名称,各入賞役に対応する図柄組合せ,払出数,備考を示す図である。
主制御部メイン処理の流れを示すフローチャートである。
主制御部タイマ割込処理の流れを示すフローチャートである。
(a)第1副制御部400のCPU404が実行するメイン処理のフローチャートである。(b)第1副制御部400のコマンド受信割込処理のフローチャートである。(c)第1副制御部400のタイマ割込処理のフローチャートである。
(a)第2副制御部500のCPU504が実行するメイン処理のフローチャートである。(b)第2副制御部500のコマンド受信割込処理のフローチャートである。(c)第2副制御部500のタイマ割込処理のフローチャートである。(d)第2副制御部500の画像制御処理のフローチャートである。
(a)スロットマシン100の内部当選役の抽選値の一例を示した図である。(b)内部当選役のうち、共通ベルと押し順役の操作内容ごとの表示態様と払出枚数を示す表である。
主制御部300のROM306に記憶されている当選役データを示す図である。
(a)主制御部300のCPU304が実行する有利区間移行処理のフローチャートである。(b)(c)に示す有利区間移行処理のプログラムに対応するフローチャートである。(c)有利区間移行処理のプログラムの一例である。(d)有利区間移行処理のプログラムの他の一例である。
(a)主制御部300のCPU304が実行する指示モニタ設定処理のフローチャートである。(b)(c)に示す指示モニタ設定処理のプログラムに対応するフローチャートである。(c)指示モニタ設定処理のプログラムの一例である。
(a)変形例1に係る指示モニタ設定処理のフローチャートである。(b)変形例1に係る指示モニタ設定処理のプログラムの一例である。
(a),(b)図32に示す当選役データの別例を示す図である。
(a)図32に示す当選役データの別例を示す図である。(b)図38(a)に示す指示モニタ設定処理におけるレジスタ値の変化を示した図である。
(a)変形例2に係る指示モニタ設定処理のフローチャートである。(b)変形例2に係る指示モニタ設定処理のプログラムの一例である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
<<実施形態1>>
以下、図面を用いて、本発明の実施形態1に係る遊技台(スロットマシン)について説明する。
【0010】
<全体構成>
まず、図1を用いてスロットマシン100の全体構成について説明する。図1は、スロットマシン100を正面側(遊技者側)から見た外観斜視図である。
(【0011】以降は省略されています)

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