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公開番号2024147006
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-16
出願番号2023059758
出願日2023-04-03
発明の名称遊技機
出願人株式会社藤商事
代理人個人,個人
主分類A63F 7/02 20060101AFI20241008BHJP(スポーツ;ゲーム;娯楽)
要約【課題】ランプデータのボリュームが増大せず、且つ、ランプデータの作成工数を削減することができる遊技機を提供する。
【解決手段】黄色の点灯データをフェードアウトさせて消灯させる際と、緑色の点灯データをフェードアウトさせて消灯する際と、で共通に用いられる、白色のフェードアウトデータがある。そして、黄色の点灯データをフェードアウトさせる際、黄色の点灯データに対して白色のフェードアウトデータを演算処理し、緑色の点灯データをフェードアウトさせる際、緑色の点灯データに対して白色のフェードアウトデータを演算処理するようにしている。
【選択図】図10

特許請求の範囲【請求項1】
所定のランプ演出を実行するランプ演出実行手段と、
第1色の点灯データをフェードアウトさせて所定のランプを消灯又は輝度を低下させる第1ランプ演出と、
第2色の点灯データをフェードアウトさせて前記所定のランプを消灯又は輝度を低下させる第2ランプ演出と、
前記第1色の点灯データをフェードアウトさせる際と、前記第2色の点灯データをフェードアウトさせる際と、で共通に用いられる、前記所定のランプを消灯又は輝度を低下させるランプデータを作成するための演算処理用ランプデータと、を有し、
前記ランプ演出実行手段は、
前記第1色の点灯データをフェードアウトさせる際、前記第1色の点灯データに対して、前記演算処理用ランプデータを用いて演算処理し、
前記第2色の点灯データをフェードアウトさせる際、前記第2色の点灯データに対して、前記演算処理用ランプデータを用いて演算処理してなる遊技機。
続きを表示(約 250 文字)【請求項2】
前記第1色の点灯データを配置する第1ランプ用のレイヤーと、
前記演算処理用ランプデータを配置する第2ランプ用のレイヤーと、をさらに有し、
前記ランプ演出実行手段は、前記第1ランプ用のレイヤーに配置された第1色の点灯データに対して、前記第2ランプ用のレイヤーに配置された前記演算処理用ランプデータを演算処理することで、前記第1色の点灯データにて点灯している前記所定のランプがフェードアウトして消灯又は輝度が低下する演出を実行してなる請求項1に記載の遊技機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、パチンコ機、アレンジボール機、雀球遊技機、スロット、封入された遊技球を内部で循環させる封入式パチンコ機(管理遊技機)などの遊技機に関し、より詳しくは、ランプデータのボリュームが増大せず、且つ、ランプデータの作成工数を削減することができる遊技機に関する。
続きを表示(約 4,000 文字)【背景技術】
【0002】
従来のパチンコ機等の遊技機として、例えば特許文献1に記載のような遊技機が知られている。この遊技機は、演出の多様化によってランプデータのボリュームが増大しても、所望のランプ演出が確実に実行できるように、ランプデータバッファメモリ領域を少なくとも2つ設け、そのうちの一方を書き込み用、他方を読出し用に割り当てるというものである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2012-231818号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記の遊技機は、所望のランプ演出が確実に実行することができるものの、ランプデータのボリュームが増大しないようにランプデータの構成に対する対策がなされておらず、又、ランプデータの作成工数の増大に対する対策が不十分であるという問題があった。
【0005】
そこで本発明は、上記問題に鑑み、ランプデータのボリュームが増大せず、且つ、ランプデータの作成工数を削減することができる遊技機を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記本発明の目的は、以下の手段によって達成される。なお、括弧内は、後述する実施形態の参照符号を付したものであるが、本発明はこれに限定されるものではない。
【0007】
請求項1の発明に係る遊技機によれば、所定のランプ演出を実行するランプ演出実行手段(例えば、図3に示すサブ制御CPU800a)と、
第1色の点灯データ(例えば、図10(a)に示す黄色の点灯データ)をフェードアウトさせて所定のランプを消灯又は輝度を低下させる第1ランプ演出(図10(a)参照)と、
第2色の点灯データ(例えば、図10(b)に示す緑色の点灯データ)をフェードアウトさせて前記所定のランプを消灯又は輝度を低下させる第2ランプ演出(例えば、図10(b)参照)と、
前記第1色の点灯データをフェードアウトさせる際と、前記第2色の点灯データをフェードアウトさせる際と、で共通に用いられる、前記所定のランプを消灯又は輝度を低下させるランプデータを作成するための演算処理用ランプデータ(例えば、図10(a),(b)に示す白色のフェードアウトデータ)と、を有し、
前記ランプ演出実行手段は、
前記第1色の点灯データをフェードアウトさせる際、前記第1色の点灯データに対して、前記演算処理用ランプデータを用いて演算処理し、
前記第2色の点灯データをフェードアウトさせる際、前記第2色の点灯データに対して、前記演算処理用ランプデータを用いて演算処理してなることを特徴としている。
請求項2の発明に係る遊技機によれば、上記請求項1に記載の遊技機において、
前記第1色の点灯データ(例えば、図10(a)に示す黄色の点灯データ)を配置する第1ランプ用のレイヤー(例えば、図10(a)に示すランプ用のレイヤー1)と、
前記演算処理用ランプデータ(例えば、図10(a)に示す白色のフェードアウトデータ)を配置する第2ランプ用のレイヤー(例えば、図10(a)に示すランプ用のレイヤー2)と、をさらに有し、
前記ランプ演出実行手段は、前記第1ランプ用のレイヤーに配置された第1色の点灯データに対して、前記第2ランプ用のレイヤーに配置された前記演算処理用ランプデータを演算処理することで、前記第1色の点灯データにて点灯している前記所定のランプがフェードアウトして消灯又は輝度が低下する演出を実行してなる(例えば、図10(a)に示す遊技盤上の装飾ランプ参照)ことを特徴としている。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、ランプデータのボリュームが増大せず、且つ、ランプデータの作成工数を削減することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の一実施形態に係る遊技機の外観を示す斜視図である。
同実施形態に係る遊技盤の正面図である。
同実施形態に係る遊技機の制御装置を示すブロック図である。
(a)は、背景画像に対して、青色の炎の画像を表示させる予告演出が実行された場合の画面例を示し、(b)は、青色の炎の画像と黒色の背景画像とからなる1枚の画像データの例を示す図である。
(a-1)は、青色の炎の画像と黒色の背景画像とからなる第1演出画像データの例を示し、(a-2)は、緑色の炎の画像と黒色の背景画像とからなる第2演出画像データの例を示し、(b)は、黒色の炎の画像と白色の背景画像とからなる共通の演出画像データの例を示す図である。
(a)~(c-1),(d)は、青色の炎の画像だけが背景画像に重なったように表示される工程を示し、(a)~(c-2)は、緑色の炎の画像だけが背景画像に重なったように表示される工程を示す図である。
(a)~(c-1)は、リーチの画像だけが背景画像に重なったように表示される工程を示し、(a)~(c-2)は、チャンスの画像だけが背景画像に重なったように表示される工程を示し、(a)~(c-3)は、激アツの画像だけが背景画像に重なったように表示される工程を示す図である。
(a)は、ランプ用のレイヤー1~3に、赤色、緑色、青色の点灯データを配置していることを示し、(b)は、ランプ用のレイヤー4に、赤色の編集データを配置していることを示し、ランプ用のレイヤー5に、緑色の編集データを配置していることを示し、ランプ用のレイヤー6に、青色の編集データを配置していることを示し、(c)は、遊技盤上の装飾ランプの点灯状態を示す説明図である。
(a)は、SPリーチA時における、遊技盤上の装飾ランプが、黄色の点灯から消灯状態に移行する状態を示し、(b)は、SPリーチB時における、遊技盤上の装飾ランプが、緑色の点灯から消灯状態に移行する状態を示し、(c)は、SPリーチC時における、遊技盤上の装飾ランプが、赤色の点灯から消灯状態に移行する状態を示す説明図である。
(a)は、SPリーチA時において、ランプ用のレイヤー1に、黄色の点灯データが配置され、ランプ用のレイヤー2に、白色のフェードアウトデータが配置され、遊技盤上の装飾ランプが、黄色の点灯から消灯状態に移行する状態を示し、(b)は、SPリーチB時において、ランプ用のレイヤー1に、緑色の点灯データが配置され、ランプ用のレイヤー2に、白色のフェードアウトデータが配置され、遊技盤上の装飾ランプが、緑色の点灯から消灯状態に移行する状態を示し、(c)は、SPリーチC時において、ランプ用のレイヤー1に、赤色の点灯データが配置され、ランプ用のレイヤー2に、白色のフェードアウトデータが配置され、遊技盤上の装飾ランプが、赤色の点灯から消灯状態に移行する状態を示す説明図である。
同実施形態に係る主制御のメイン処理を説明するフローチャート図である。
図11に示す主制御のメイン処理の続きを説明するフローチャート図である。
図11に示す設定切替処理を説明するフローチャート図である。
電源異常チェック処理を説明するフローチャート図である。
同実施形態に係る主制御のタイマ割込み処理を説明するフローチャート図である。
図15に示す普通図柄処理を説明するフローチャート図である。
図15に示す特別図柄処理を説明するフローチャート図である。
図17に示す始動口チェック処理1(2)を説明するフローチャート図である。
図17に示す特別図柄変動開始処理を説明するフローチャート図である。
図19に示す当たり判定処理を説明するフローチャート図である。
図19に示す特別図柄変動中処理を説明するフローチャート図である。
図19に示す特別図柄確認時間中処理を説明するフローチャート図である。
(a)は普通図柄の当否抽選を実行する際に使用される普通図柄当たり判定テーブルを示し、(b)は特別図柄の当否抽選を実行する際に使用される特別図柄大当たり判定テーブルを示し、(c)は特別図柄の当否抽選を実行する際に使用される特別図柄小当たり判定テーブルを示し、(d)は特別図柄の当否抽選を実行する際に使用される特殊電サポ図柄当たり判定テーブルを示す図である。
同実施形態に係るサブ制御のメイン処理を示すフローチャート図である。
図24に示すデータ解析処理を示すフローチャート図である。
同実施形態に係るサブ制御のコマンド受信処理を示すフローチャート図である。
同実施形態に係るサブ制御のタイマ割込み処理を示すフローチャート図である。
(a)は動画に関する初期コマンドリストを説明するフローチャート図を示し、(b)は動画に関する定常コマンドリストを説明するフローチャート図を示し、(c)は静止画に関するコマンドリストを説明するフローチャート図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明に係る遊技機の一実施形態を、パチンコ遊技機を例にして、図面を参照して具体的に説明する。なお、以下の説明において、上下左右の方向を示す場合は、図示正面から見た場合の上下左右をいうものとする。
(【0011】以降は省略されています)

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