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公開番号2024109887
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-08-14
出願番号2024086400,2021011020
出願日2024-05-28,2021-01-27
発明の名称ゲームシステム
出願人株式会社バンダイナムコアミューズメント
代理人個人,個人
主分類A63F 9/30 20060101AFI20240806BHJP(スポーツ;ゲーム;娯楽)
要約【課題】景品移動手段の移動範囲の設定を容易とする。
【解決手段】ゲームシステム100では、ゲームエリアGEに配置された景品Pを移動させる景品移動部500と、ゲームエリアGEにおける景品移動部500の移動範囲を設定する設定手段(メイン制御基板50、及び、ドライブ基板60)と、ゲームエリアGEに対応する設定領域geと、景品移動部500の移動範囲に対応する移動領域mrと、を表示する移動範囲設定画面im10,im11を表示可能な表示手段(端末装置2の表示部、又は、筐体10の表示部15b)と、を備えている。そして、設定手段が、移動範囲設定画面im10,im11において指定された移動領域mrに応じて、ゲームエリアGEにおける景品移動部500の移動範囲を設定可能となっている。
【選択図】図18
特許請求の範囲【請求項１】
ゲームエリアに配置された景品を移動させる景品移動手段と、
前記ゲームエリアにおける前記景品移動手段の移動範囲を設定する設定手段と、
前記ゲームエリアに対応する第１領域と、前記移動範囲に対応する第２領域と、を表示する設定画面を表示可能な表示手段と、を備え、
前記景品移動手段に関する所定情報に基づいて、前記第２領域を指定することが可能となる限界が設定され、
前記設定手段は、前記設定画面において指定された前記第２領域に応じて、前記移動範囲を設定可能であることを特徴とするゲームシステム。
続きを表示（約 230 文字）【請求項２】
タッチパネルの操作により、前記第２領域の境界線の位置を指定することが可能であることを特徴とする請求項１に記載のゲームシステム。
【請求項３】
前記所定情報には、前記景品移動手段に装着されているアームの種別を示す情報が含まれることを特徴とする請求項１又は２に記載のゲームシステム。
【請求項４】
前記所定情報には、前記景品移動手段の向きを示す情報が含まれることを特徴とする請求項１又は２に記載のゲームシステム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、景品獲得ゲーム装置を含んでなるゲームシステムに関する。
続きを表示（約 2,900 文字）【背景技術】
【０００２】
従来、景品獲得ゲーム装置を含んでなるゲームシステムが知られている（特許文献１参照）。このゲームシステムでは、設定画面においてゲームフィールドに対応する領域が表示される。特に、ゲームフィールドに対応する領域が前後左右に４分割され、４分割された各領域に応じた動作力変更制御の態様を設定可能となっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０１０－１８８０１２号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
しかしながら、従来のゲームシステムでは、景品移動手段の移動範囲の設定が困難となる恐れがある。
本発明の課題は、景品移動手段の移動範囲の設定を容易とすることにある。
【課題を解決するための手段】
【０００５】
上記目的を達成するために、第一の発明に係るゲームシステムは、ゲームエリアに配置された景品を移動させる景品移動手段と、前記ゲームエリアにおける前記景品移動手段の移動範囲を設定する設定手段と、前記ゲームエリアに対応する第１領域と、前記移動範囲に対応する第２領域と、を表示する設定画面を表示可能な表示手段と、を備え、前記景品移動手段に関する所定情報に基づいて、前記第２領域を指定することが可能となる限界が設定され、前記設定手段は、前記設定画面において指定された前記第２領域に応じて、前記移動範囲を設定可能であることを特徴とする。
第一の発明に係るゲームシステムでは、一の設定画面において、ゲームエリアに対応する第１領域と、景品移動手段の移動範囲に対応する第２領域と、が表示される。そして、設定画面において指定された第２領域に応じて、景品移動手段の移動範囲が設定される。
これによって、ゲームエリアと、景品移動手段の移動範囲と、の関係の把握が容易となり、景品移動手段の移動範囲の設定を容易とすることが可能となる。
ここで、ゲームエリアとしては、後述するゲームエリアＧＥが該当する。景品としては、後述する景品Ｐが該当する。景品移動手段としては、後述する景品移動部５００が該当する。設定手段としては、後述するメイン制御基板５０及びドライブ基板６０が該当する。第１領域としては、後述する設置領域ｇｅが該当する。第２領域としては、後述する移動領域ｍｒが該当する。設定画面としては、後述する移動範囲設定画面ｉｍ１０，ｉｍ１１が該当する。表示手段としては、後述する端末装置２の表示部又は筐体１０の表示部１５ｂが該当する。
【０００６】
第二の発明に係るゲームシステムは、第一の発明に係るゲームシステムにおいて、タッチパネルの操作により、前記第２領域の境界線の位置を指定することが可能であることを特徴とする。
第三の発明に係るゲームシステムは、第一又は第二の発明に係るゲームシステムにおいて、前記所定情報には、前記景品移動手段に装着されているアームの種別を示す情報が含まれることを特徴とする。
第四の発明に係るゲームシステムは、第一又は第二の発明に係るゲームシステムにおいて、前記所定情報には、前記景品移動手段の向きを示す情報が含まれることを特徴とする。
【発明の効果】
【０００７】
本発明によれば、景品移動手段の移動範囲の設定を容易とすることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【０００８】
ゲームシステム１００の構成例を説明する。
景品獲得ゲーム装置１の外観を示す斜視図である。
第１例に係る景品配置機構３０が構成された景品配置枠ユニット２０の斜視図である。
第２例に係る景品配置機構３０が構成された景品配置枠ユニット２０の斜視図である。
景品移動部５００の構成を示す斜視図である。
アームユニット５２０の分解斜視図である。
景品獲得ゲーム装置１の制御系の構成を示すブロック図である。
ステーション選択画面ｉｍ１の一例を示す図である。
第１設定項目選択画面ｉｍ２の一例を示す図である。
第２設定項目選択画面ｉｍ３の一例を示す図である。
第３設定項目選択画面ｉｍ４の一例を示す図である。
第１落とし穴設定画面ｉｍ５の一例を示す図である。
第２落とし穴設定画面ｉｍ６の一例を示す図である。
第３落とし穴設定画面ｉｍ７の一例を示す図である。
エリア別動作設定画面ｉｍ８の一例を示す図である。
エリア指定画面ｉｍ９の一例を示す図である。
移動範囲設定画面ｉｍ１０の一例を示す図である。
移動範囲設定画面ｉｍ１１の一例を示す図である。
ずらし運営が無効時のシーケンス設定画面ｉｍ１２の一例を示す図である。
ずらし運営が有効時のシーケンス設定画面ｉｍ１３の一例を示す図である。
「手前ずらし」選択時のずらし運営設定画面ｉｍ１４の一例を示す図である。
「右ずらし」選択時のずらし運営設定画面ｉｍ１５の一例を示す図である。
「左ずらし」選択時のずらし運営設定画面ｉｍ１６の一例を示す図である。
「中央ずらし（横）」選択時のずらし運営設定画面ｉｍ１７の一例を示す図である。
「中央ずらし（縦）」選択時のずらし運営設定画面ｉｍ１８の一例を示す図である。
「中心ずらし」選択時のずらし運営設定画面ｉｍ１９の一例を示す図である。
「奥ずらし」選択時のずらし運営設定画面ｉｍ２０の一例を示す図である。
「カスタム」選択時のずらし運営設定画面ｉｍ２１の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【０００９】
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。
本実施形態では、本発明に係る景品獲得ゲーム装置を、景品獲得ゲームを実行することが可能な景品獲得ゲーム装置１に適用した一例を説明する。
「景品獲得ゲーム」は、プレイヤ（ユーザー）が操作部１６を操作することで、景品移動部５００を動作させて、景品配置エリアＡＥに配置されている景品Ｐを開口エリアＯＥに落下させることにより、景品Ｐを獲得することが可能となるゲームとなっている。
「景品Ｐ」としては、獲得によりプレイヤに付与される物品であっても、獲得してもプレイヤに付与されず、獲得後に他の物品（プレイヤに付与される物品）と交換可能な物品であっても、どちらでも構わない。
【００１０】
（ゲームシステム１００の構成例）
まず、ゲームシステム１００の構成例を説明する。
図１は、ゲームシステム１００の構成例を示す図である。
図１に示すように、ゲームシステム１００は、複数の景品獲得ゲーム装置（子機）１と、端末装置（親機）２と、ネットワーク３と、を含んで構成されている。
（【００１１】以降は省略されています）

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