意匠ウォッチ

発行日2025-11-21
公報種別意匠公報(S)
登録番号1813379
登録日2025-11-13
意匠に係る物品組立式収納棚
意匠分類D6-513(室内整理用家具・用具)
出願番号2025014289
出願日2025-07-17
意匠権者株式会社小野田デザイン
代理人弁理士法人みなとみらい特許事務所
意匠に係る物品の説明意匠に係る物品は、天板フレーム、底板フレーム、左側板フレーム、右側板フレーム、天板、底板、及び棚板と棚受け部材とを組み合わせてなる棚板ユニットで構成される組立式収納棚である。天板フレーム、底板フレーム、左右の側板フレーム及び棚受け部材は金属製である(各部の名称を示す使用状態の参考図を参照)。天板フレーム、底板フレーム、左右の側板フレームは、それぞれ枠状の部材である(フレームのみの縮小分解斜視図を参照)。組立においては、はじめに天板フレームと左右の側板フレームとをビスなどの固定手段で固定し、底板フレームと左右の側板フレームをビスなどの固定手段で固定してフレームを組み立てる(フレームのみの斜視図を参照)。天板フレームの天面側の枠、底板フレームの底面側の枠が外側に張り出しているため、側板フレームとの接合位置の位置決めが簡便に行える。天板フレームは、天板をはめ込むことができる形状に構成され、底板フレームは底板をはめ込むことができる形状に構成される。天板と底板をはめ込むことで、天板及び底板によってフレーム同士を固定するビス等の固定手段が隠されることにより、従来の組立式スチール棚の簡易さ・安っぽさ等が払拭され、実用性・機能性とデザイン性を両立した、洗練された印象・好印象を与える外観となる。また、棚板ユニットは、棚板と棚受け部材とを組み合わせることで構成され、1つの棚受け部材に2つずつ設けられた爪を、それぞれ左右の側板フレームの任意の高さの孔に掛けることで固定される。また、棚板ユニットは、設置することにより棚全体の強度にも寄与する。本意匠の収納棚は、どの方向からも収納空間にアクセス可能であるため、壁面へ接触させない形態で利用することができ、例えば店舗での利用にも適している。本意匠の収納棚は、各フレームの組み方及び天板、底板及び棚板ユニットを組み合わせたデザインによって、従来の組立式スチール棚に比べて全体として高い強度を有し、かつデザイン性、機能性、及び実用性に優れる。
意匠の説明実線で示す部分が意匠登録を受けようとする部分である。すなわち、点線で示す脚部は意匠登録を受けようとする部分ではない。当該脚部は図面ではアジャスターの形態で表わしているが、キャスターを設けてもよく、また特段の部材を設けなくともよい。天板フレーム、底板フレーム及び棚板ユニットについて、拡大背面図は、拡大正面図と同じに表れるため省略する。また、これらの部材について拡大左側面図は、拡大右側面図と同じに表れるため省略する。右側板フレームについて、背面図は、正面図と同じに表れるため省略する。また、同部材について底面図は、平面図と同じに現れるため省略する。右側板フレームと左側板フレームは同一形状の部材である。従って、左側板フレームの各図面は、右側板フレームの各図面と同じに表れるため省略する。

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