意匠ウォッチ

発行日2025-11-12
公報種別意匠公報(S)
登録番号1812506
登録日2025-10-31
意匠に係る物品ポンチョ
意匠分類B1-116(衣服)
出願番号2024017085
出願日2024-08-20
意匠権者個人
代理人個人,個人,個人
意匠に係る物品の説明本物品は、「使用状態を示す参考正面図」及び「使用状態を示す参考側面図」に示すように、衣服等の上から着用するポンチョである。このポンチョは、「表側から見た参考展開図」及び「裏側から見た参考展開図」に示すように、中央に穴(この穴は、頭を通す部分として使用される。)が開いた生地(本体生地)から作られる。例えば、[1]「表側から見た参考展開図」に示す状態から、本体生地を、一点鎖線P1-P8を折り目として、紙面手前側(本体生地の表面が内向きとなる向き)に折り返し、袖下となる部分(後身頃側の本体生地における線分P2-P3に沿う箇所と前身頃側の本体生地における線分P14-P13に沿う箇所、及び、後身頃側の本体生地における線分P6-P7に沿う箇所と前身頃側の本体生地における線分P10-P9に沿う箇所)とを重ね、[2]本体生地を左右の袖下に沿った箇所で縫着(後身頃側の本体生地における線分P2-P3に沿う箇所と、前身頃側の本体生地における線分P14-P13に沿う箇所とを縫着するとともに、後身頃側の本体生地における線分P6-P7に沿う箇所と、前身頃側の本体生地における線分P10-P9に沿う箇所とを縫着)した後、[3]本体生地の表と裏をひっくり返す(本体生地の表面が外向きとなり、裏面が内側となるようにひっくり返す)ことによって作られる。すると、「正面図」、「背面図」、「左側面図」、「右側面図」、「平面図」及び「底面図」に示したポンチョが得られる。ポンチョの本体生地は、連続した1枚のものを用いてもよいし、複数枚の生地を繋ぎ合わせたもの(例えば、前身頃側の生地と、後身頃側の生地とを両肩上のラインに沿ってつなぎ合わせたもの等)を用いてもよい。このポンチョは、正面視「T」字状(Tシャツのような形態)を為しており、両袖を有するところ、上述したように、袖下に沿った箇所が縫着されているため、袖口が、閉じた環状を為している。一方、両脇よりも下側の端縁に沿った箇所が縫着されていない(後身頃側の本体生地における点P3と点P4と点P5と点P6とを結ぶ線に沿った箇所と、前身頃側の本体生地における点P13と点P12と点P11と点P10とを結ぶ線に沿った箇所とが縫着されていない)ため、両脇よりも下側の端縁に沿った箇所が開放されている。「使用状態を示す参考側面図」からも、ポンチョの袖口が閉じた環状となっていることや、両脇よりも下側の部分が開放されていることが分かる。このため、「使用状態を示す参考正面図」に示すように、ダウンジャケット等の外套の上側にもポンチョを容易に着用できるだけでなく、腕を袖に通して着用するため、ポンチョの両肩付近がめくれないようにすることができる。本物品のポンチョは、上記のような形態を有しているため、例えば、「使用状態を示す参考正面図」に示すような柄をプリントすれば、各種スポーツチームのユニフォームのように見せることもできる。前身頃の外面に、チーム名やエンブレム等をプリントしたり、後身頃の外面に、選手名や背番号等をプリントすることで、ポンチョをよりユニフォームに似せて見せることができる。
意匠の説明薄紅色で着色した部分以外の部分(ポンチョの左側縁及び右側縁に沿った箇所(「表側から見た参考展開図」及び「裏側から見た参考展開図」における点P4,P3,P2,P1,P14,P13,P12をこの順で結ぶ曲線、及び、点P5,P6,P7,P8,P9,P10,P11をこの順で結ぶ曲線に沿った箇所)が、部分意匠として意匠登録を受けようとする部分である。

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