意匠ウォッチ

発行日2025-09-24
公報種別意匠公報(S)
登録番号1808976
登録日2025-09-12
意匠に係る物品靴下類着用補助具
意匠分類B2-49(服飾品)
出願番号2024021041
出願日2024-10-10
意匠権者学校法人久留米大学,KURUME UNIVERSITY
代理人個人
意匠に係る物品の説明本物品は、靴下類(靴下、ストッキング、足袋等の足に着用するもの)の着用を補助するための器具であり、本体部と引き紐部を有する(各部名称を説明する参考図を参照)。本体部は、弾性を有する中板を挟んで(正面図及び本体部正面側を拡大した斜視図に表れる)表面と(背面図及び本体部背面側を拡大した斜視図に表れる)裏面を有し、表面と裏面は異なる形状及び素材で覆われている。本体部の表面は、裏面よりも滑りが良い形状及び素材で形成されている。本体部の裏面は、表面よりも摩擦係数が高い形状及び素材で形成されている。使用にあたり、まず、本体部正面側を内側にして幅方向から丸めてから靴下の履き口から挿入し(使用状態参考図1)、本体部全体を靴下に収めた後に、本体部を拡げて靴下の履き口を拡径する(使用状態参考図2)。次に、丸めた本体部の基端側へ使用者の足先を挿入し、引き紐部を手元側に引くことで、本体部とともに靴下が引き上げられる(使用状態参考図3～4)。最後に、本体部を靴下から引き抜くことで、靴下を着用することができる(使用状態参考図5)。本物品は、本体部の表面が前述した形状及び素材であるため、着用開始時に足を靴下類の奥まで差し入れやすく、そして、本体部の裏面が前述した形状及び素材であるため、靴下類の引き上げ途中で本体部から靴下類が離脱しにくいものとなっている。本体部は、中板が靴下類を被せた後に弾性によって復元し、丸めた内側の領域を拡張して足を靴下類の奥まで差し入れやすくし、そして、本体部の裏面を靴下類の内側に押しつけ、引き上げ途中の靴下類が本体部から離脱しにくくする。
意匠の説明各図の表面部全面に表された濃淡は、いずれも立体表面の形状を特定するためのものである。

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