意匠ウォッチ

発行日2025-09-04
公報種別意匠公報(S)
登録番号1807842
登録日2025-08-27
意匠に係る物品商品吊下げ台紙
意匠分類F4-300(包装紙、包装用容器等)
出願番号2025005862
出願日2025-03-25
意匠権者株式会社レナウンインクス
代理人個人
意匠に係る物品の説明本物品は、衣類等の商品を展示・販売する時に使用する吊下げ台紙である。また、本物品は簡易な包装容器に変形することも可能である。参考図1～3に示したように、台紙基部1の下部に保持部20,21を折曲線24で内方に折曲げ(参考図2(b)参照)、保持部20,21の夫々に設けている切込23同士を差込み、台紙基部1の前方に小枠体を形成する(参考図2(c)参照)。この小枠体内に折畳んだ商品の上部を挿入保持する。次に、折畳んだ商品の前面側を包み込むように前面保持部30で保持する。前面保持部30は、折曲線32により商品保持部20,21より前方に位置するように設定されている。前面保持部30の先端部には、係止突片33が設けられ、台紙基部1の係止切込10に後方から挿入して固定する。この後に台紙基部1の上方の折曲線13に沿って背面下方に折曲げ(参考図3(e)(f)参照)、係止突片44及び底板部41が台紙基部1の前面に接するように折曲線42に沿って折曲げる。そして、市販の適宜陳列用フックを台紙基部1上部中央に穿設している貫通孔14に挿入して吊下げ台紙の組立が完了となる(参考図3(g)(h)参照)。次に、商品を吊下げた状態(参考図4(a))の吊下げ台紙から簡易な包装容器に変形させるためには、台紙基部1の下端とほぼ同一位置まで商品自体を上方に持ち上げ、前面保持部30と台紙基部1の間の空間に差込まれた係止突片44及び底板部41を引き出し、適宜陳列用フックを取り外す(参考図4(b)(c))。そして、背面部4の裏面が表面になるように前方に折り曲げていき、係止突片44を台紙基部1の係止切込11に後方から挿入して固定する。なお、天板部15及び底板部41により、変形後の包装容器は箱型になるので、ある程度厚みのある商品を収納することができる。
意匠の説明

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