意匠ウォッチ

発行日2025-06-06
公報種別意匠公報(S)
登録番号1800459
登録日2025-05-29
意匠に係る物品包装箱用ブランク
意匠分類F4-711(包装紙、包装用容器等)
出願番号2024025444
出願日2024-12-10
意匠権者レンゴー株式会社
代理人個人,個人
意匠に係る物品の説明本物品は、段ボール等の厚紙から成る包装箱用ブランクである。「各部の名称を示す参考図」に示すように、包装箱用ブランクは、底壁と、一対の第1側壁と、一対の第1フラップと、一対の第2側壁と、一対の第2フラップと、を備えている。各第1フラップには、第1側壁との境界に沿って係合穴が形成されている。一方の第2フラップの両端には、一対の係合凸部が突出している。一方の第2フラップ側となる底壁の2つの角の近傍には、それぞれ、第1折込部と第2折込部とが配置されている。各第1折込部は第1側壁の端部に連設され、各第2折込部は第2側壁の端部に連設されている。各第1折込部と各第2折込部とは、略直角三角形状に形成され、斜辺同士で連設されている。一方の第2フラップの端部と各第2折込部とには、固定部43が連設されている。「使用状態を示す参考斜視図(1)」に示すように、包装箱用ブランクは、各第1側壁、各第2折込部及び各固定部を内側に折り返し、各固定部を一方の第2フラップに接着することで、折畳形態とされた包装箱になる。「使用状態を示す参考斜視図(2)」に示すように、各第1側壁と各第1フラップとが引き起こされると、各第1折込部と各第2折込部とが内側に折り込まれ、各固定部及び一方の第2フラップが引っ張られ、一方の第2側壁が上方に折り曲げられる。一方の第2側壁を略直立させながら一方の第2フラップを一対の第1フラップの間に進入させるように折り曲げると、各係合凸部が第1フラップの裏側から係合穴に差し込まれ、包装箱が折畳形態から仮組形態になる。仮組形態の包装箱に物品を収容した後、「使用状態を示す参考斜視図(3)」に示すように、一対の第1フラップが内側に折り曲げられ、他方の第2側壁を略直立させながら他方の第2フラップを折り曲げることで、包装箱が仮組形態から封緘形態になる。
意匠の説明実線で表した部分が、部分意匠として意匠を受けようとする部分である。一点鎖線は部分意匠として意匠登録を受けようとする部分とその他の部分との境界のみを示す線である。「各部の名称を示す参考図」に示す二点鎖線は、折曲線を示す線である。

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