意匠ウォッチ

発行日2025-01-20
公報種別意匠公報(S)
登録番号1789407
登録日2025-01-09
意匠に係る物品金属溶湯凝固温度測定センサ
意匠分類H1-558(基本的電気素子)
出願番号2024014255
出願日2024-07-10
意匠権者株式会社ニッサブ
代理人弁理士法人太陽国際特許事務所
意匠に係る物品の説明本物品は、金属溶湯の凝固温度を測定するセンサである。各部名称を示すA-A部分のB-B’線参考拡大断面図及び各部名称を示すC-C部分のD-D’線参考拡大断面図に示すように、熱電対が挿通された固定具が装着されたソケットが、紙管の先端に装着されている。熱電対の先端は、鋳物用のコーテッドサンドを焼成して形成した円筒形状の容器に収容される。紙管の先端部分及び容器の外周をセラミックファイバー製の外装が覆っている。容器の内部空間は、石英ガラス製の流入管を介して外部に開放している。紙管の長手方向に沿って、容器側面と外部とを連通する石英ガラス製の排気管が外装に挿入されている。熱電対の後端からは一対の素線が延伸し、一方の素線はソケット後端から内部に折り返され、他方の素線はソケット後端よりやや先端寄りの位置からソケットを貫通して内部で折り返され、それぞれ電極を構成している。使用状態を示す参考断面図に示すように、紙管の後端から挿入された導線をソケットに挿入した状態で、外装を金属溶湯に浸漬すると、流入管を通じて金属溶湯が容器内部に流入する。このとき生ずるガスは排気管から排出される。容器内部が金属溶湯で満たされた状態で、外装を金属溶湯から引き上げて、容器内部の金属溶湯が冷却されて凝固する際の温度変化が、熱電対を通じて測定される。
意匠の説明使用状態を示す参考断面図では、A-A部分のB-B’線拡大断面図に示す物品を、実際の使用態様に基づき外装の位置する側を下向きに配置した上で、紙管の上部分を省略して示している。

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