意匠ウォッチ

発行日2024-11-18
公報種別意匠公報(S)
登録番号1784742
登録日2024-11-07
意匠に係る物品立体回路基板
意匠分類H1-460(基本的電気素子)
出願番号2024004247
出願日2024-02-29
意匠権者太陽ホールディングス株式会社,大英エレクトロニクス株式会社,個人
代理人弁護士法人クレオ国際法律特許事務所
意匠に係る物品の説明本物品の立体回路基板は、使用状態を示す参考斜視図に表れるように、直方体状の形状を有する部分(以下、直方体部と称する)と多面体状の形状を有する部分(以下、多面体部と称する)とが一体に連結した複合形状を有する。本物品の立体回路基板は、長尺な形状を有し、長手方向に沿って、直方体部と多面体部とが配置されている。この観点で、本物品を複合多面構造体と称することもできる。さらに、多面体部の表面に沿って、電子部品と電気的に接続可能な導電体が形成されている。導電体は、電子部品を電気的に接続するための接点部と、接点部同士を電気的に接続するために延在する導線部とを有する。対になる接点部は、互いに離隔して配置されて表される。1つの電子部品が、対になる接点部に跨って配置され、対になる接点部の各々と電気的に接続される。全ての電子部品が、対になる接点部に電気的に接続されることで、全ての接点部と全ての導線部とが電気的に接続され、立体回路基板の全体に電気的回路が形成される。立体回路基板の全体として回路を機能させるためには、対になる接点部を含む導電体は、社会通念上それら全ての構成物が一の特定の用途及び機能を果たすために必須のものである。多面体部の表面に沿って導電体を有することで、本物品は、立体的な回路を有する基板として機能することができる。なお、直方体部は、ソケットやレセプタクルなどの支持部材(図示せず)に長手方向に沿って挿嵌されて、一定の姿勢や向きで一定の位置に保持するための基部として機能する部分である。なお、螺挿されることなく、長手方向に沿って挿嵌することができる。この観点で、本物品は、非螺挿式着脱立体回路基板や非螺挿式着脱構造体や電子部品リプレイス用構造体と称することもできる。多面体部は、おおよそ正8面体であり、複数の平面を有する。使用状態では、多面体部の各々の平面に少なくとも1つの電子部品が接点部に電気的に接続されて装着される。電子部品は、LEDや抵抗などの複数の種類にすることができる。電子部品は、受動部品でも能動部品でもよい。例えば、LEDが平面に装着される。この観点で、本物品は、電子部品保持用構造体や電子部品保持用立体回路基板や電子部品保持用複合多面構造体や電子部品保持用スティックと称することもできる。さらに、本物品にLEDなどの光を発する電子部品を搭載したときには、照明スティックとして提供することができる。また、多面体部の複数の平面は、互いに異なる方向の法線を有する。各々の平面に装着された電子部品は、互いに異なる複数の方向に向かう。
意匠の説明実線で表した部分が、意匠登録を受けようとする部分である。

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