意匠ウォッチ

発行日2024-09-19
公報種別意匠公報(S)
登録番号1780236
登録日2024-09-10
意匠に係る物品コーヒー濾過器
意匠分類C6-361(飲食用具及び調理用器具)
出願番号2023024956
出願日2023-12-01
意匠権者片岡物産株式会社
代理人個人
意匠に係る物品の説明本物品は、厚紙等所要の剛性を有したシートを素材とした横長長方形状の基板とコーヒー粉末を収納する袋状のフィルターからなる使い捨て型のコーヒー濾過器であって、上記基板は中央部に開口部を開設し、この開口部を挟む左右に対称形をなす一対の脚片部を設け、この脚片部のそれぞれの中央部に縦方向に第一折れ曲げ線部を、また上記左右の脚片部相互を繋ぐ前後の接続片部の各左右の端部には所要の角度を付けてハの字形に第二折れ曲げ線部を設けてあり、この基板の下面に前記開口部を囲むように前記フィルターを添わせてその周縁部を一体に止着することによって濾過器本体を形成してある。この本体を前記第一折れ曲げ線部を基準にして左右の脚端部をそれぞれ二つ折りにすると同時に、前記第二折り曲げ線部を基準にしてこの二つ折りになる左右の脚端部をそれぞれ下方に折り曲げて並行状に揃え、この二つ折りになる左右の脚端部の間にコーヒー粉末を収納した前記フィルターを挟み込んで扁平状の濾過器に組み立てている。このコーヒー濾過器は、例えば不活性ガス等を注入してコーヒー粉末の酸化を防止した気密性に優れる包装容器に封入して保管され、使用に当たっては、前記扁平状に折り畳まれることに伴って寄り合わせになり前記開口部を閉じ合わせる前記前後の接続片部を前後方向に引き離して「使用のため展開した状態を示す参考斜視図」に示したように前記開口部を開くと共に、左右の脚片部を開いて立体化し、この状態でカップ上に載置して各脚片部下端の係止部をカップの縁に掛け止めることでセットを完了できるものとなっている。その後、前記開口部を通してコーヒー粉末に湯を注ぐことでコーヒー液の抽出ができるものとなっている。
意匠の説明背面図は正面図と同一にあらわれるため省略する。左側面図は右側面図と同一にあらわれるため省略する。

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