意匠ウォッチ

発行日2024-07-29
公報種別意匠公報(S)
登録番号1776586
登録日2024-07-19
意匠に係る物品絵画用カンバスの枠
意匠分類F1-3259(教習具、書画用品等)
出願番号2024002575
出願日2024-02-07
意匠権者株式会社niuma’s
代理人個人
意匠に係る物品の説明本物品は、絵画が描かれるカンバスを矩形に張設するための絵画用カンバスの枠である。本物品は、各部の名称を示す参考図に示すように、四つの棒状の型材により枠状に形成されており、枠の内側における四隅にはそれぞれターンバックルが取付けられている。型材は、アルミニウム合金のような金属であり、使用状態を示す参考図に示すように、枠の内周側となる面には第1凹部が形成されていると共に、背面側には第2凹部が形成されている。ターンバックルは、棒状のバックル本体の両端に、右ネジボルト及び左ネジボルトがそれぞれ螺合されていると共に、右ネジボルト及び左ネジボルトそれぞれの先端に平板状の脚片が取付けられている。カンバスを張る場合は、四つの型材を枠状に配置し、枠の四隅それぞれにおいて、隣接している二つの型材それぞれの第1凹部に、ターンバックルの脚片をそれぞれ挿入して枠状に組立てる。この際に、枠の四隅において、隣接している二つの型材に跨ってL字状の補強アングルをそれぞれの型材内に挿入する。また、各型材の第2凹部には、帯板状の発泡樹脂を収容しておく。枠状に組立てたら、枠の正面側にカンバスを配置し、カンバスの端辺側を型材の背面側へ折り返した上で、型材の第2凹部に収容されている発泡樹脂にステープルを使用して留め付ける。そして、カンバスを留め付けた状態で、ビスを使用してターンバックルの脚片を型材に固定してから、ターンバックルのバックル本体を適宜の方向へ回転させて、カンバスのテンションを調整することにより、カンバスが張られた状態となる。
意匠の説明実線で表した部分が、部分意匠として意匠登録を受けようとする部分である。一点鎖線は意匠登録を受けようとする部分とその他の部分との境界のみを示す線である。左側面図は右側面図と同一にあらわれるたる省略する。底面図は平面図と同一にあらわれるため省略する。

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